中国地方のスーパーロコアングラー、和田真至さんは今週も釣りまくり! 倉敷川ではいつも以上にウィードが繁茂しており、全盛期を取り戻している。こんな場合はチャターが攻めやすい! トレーラーセレクトにもキモがあるので、しっかり参考にしていこう。
●写真・文:和田真至
釣りに行けない隙間時間もタックルメンテナンス!
こんにちは、和田真至です! 実釣以外の隙間時間は家でタックルをイジイジしてます。ロッドやリールを外して綺麗にしたり、ラインを巻き替えたりと何かしら釣具に触っておきたいという感じです。
フィールド問わずベイトのメインはグラディエーターマキシマムのバルトロヒート2とパワーザマックス。
巻きと撃ちで基本的にはわけるけど…どちらも汎用性が高くてお気に入り。ルアーやワームはしっかり回して当たりルアーを探す過程が面白くて、専用ロッドも必須なタイミングもあれば多少無理しても1つのロッドでルアーを回したほうが良い時もあります。これはバス釣りのムズ面白いとこですね。
ラインもフロロ16lbを巻いておけば、ある程度の釣りが完結します。巻きで使うラインはフリーダム。撃ちはエクスレッドを使用しますが…どちらも可能です。コスパ的にフリーダムを巻いて頻繁に巻き替えるStyleが効率が良いかなと思います。
倉敷川のウィードは完全復活いたしました!
というわけで実釣のほうへ移りたいと思います! 今週のテーマはウイード攻略。 数年前までウイードが減少傾向にあった倉敷川水系も徐々に復活…、というかどのセクションもウイードが完全復活している現状です。
巻き展開のウイード攻略では定番のマックスブレードタイプパワー+スーパーフィッシュローラー5inchの組み合わせを片手釣り歩き! カレントがブチ当たるウイードの影で流れてくるベイトを待ってる奴が今回のターゲット。ウイードのギリギリを通過させたり…ウイードをぶった斬りながら巻いたりの繰り返し作業。
上流方面へ釣り歩きながら「このドンツキ一本手前のスポットが怪しいな…」と思った瞬間、真っ黒い影がぶっ飛んできて激しい突進バイト! 狙い通りの54cmのチャターフィッシュをいただきました!
今回トレーラーに使用したスーパーフィッシュローラー5inchですが…マックスブレードタイプパワーとの相性抜群で流れを切りたい時は特にオススメ! これから水温も下がりだすと巻き展開への可能性も徐々に高くなるので、参考にしてみてください!
見えバスはワンウェイ・ネイルリグで仕留めちゃいましょう
その他は、安定感抜群の倉敷川最上流域で見える魚に遊んでもらいました。 岸際やウイードにペタッと隠れている奴を発見して安定感抜群のワンウェイハイブリッド0.3gネイルを投入してサクッと仕留めました。アクション方法は簡単で魚の気付く距離感にフリーフォールさせるだけ! 見にきて口を開かなければ”逃しアプローチ”で仕掛けるイメージです。
ここ数年の倉敷・吉岡上流域の魚は水位が低いタイミングは登らず…水位が高いタイミング(大潮前)のみに登る傾向にあるので、タイミングを見計らってエントリーすることをオススメします。
というわけで今週はこのへんで! また来週もよろしくお願いします!
アングラープロフィール
和田真至(わだ・まさよし)
岡山県在住。倉敷川、笹ヶ瀬川、ため池などをホームにするオカッパリのエキスパート。フィネスから巻き物・撃ち物、大型のトップウォーターやビッグベイトまであらゆるルアーを使いこなし、ビッグフィッシュをコンスタントに釣り上げていく。
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。