千葉周辺のフィールドを中心に活躍する、Zeeee!スタッフの吉田さんが、最近人気のクロダイゲームを解説。シーバス用ルアーとして開発されたサーフェイスコントローラー80がドンピシャで効くとのことで、その使い方をレポートしてくれた。
●写真/文:吉田 樹史(Zeeee!スタッフ)
シーバスだけじゃない! クロダイ狙いにもマッチするルアー
Zeeee!スタッフ吉田です。我々が普段、メインターゲットにしているのはシーバスです。しかし、昨今の異常な乱獲や環境変化が影響しているのか、その個体数が減少している印象。個体数が減っている印象のシーバスに代わって、どんどんと増えている印象が強いのが、クロダイです。
クロダイゲームで使用するルアーやリグは、ワームのフリーリグやラバージグ、プラグではTOPやバイブ、シャッドなどが人気ですが、実はZeeee!のサーフェイスコントローラー80も、クロダイがめっちゃ釣れるんです!
そこで、今回はこの、新しくリリースされたサーフェイスコントローラー80を使用したクロダイゲームを解説していきたいと思います。
クロダイに有効なルアーアクションとは? サーフェイスコントローラー80の強みを活かす!
サーフェイスコントローラー80を使用したクロダイゲームですが、大きく分けて、デイゲームとナイトゲームとで、操作や狙い方が変わってきます。それぞれのシチュエーションでの攻略法を解説していきます。
デイチニングでは、サブサーフェイスでのS字アクションがキモ!
まず、デイゲームなら、ロッドを立てて小刻みなロッドワークを加えることで発生する、ドッグウォークが有効です。しかし、それだけなら正直、専用のトップウォータープラグの方が得意です。
トップウォータープラグとは違う、サーフェイスコントローラー80の武器、それが、サブサーフェイスでのS字アクションなんです。一枚下のレンジ(10~20cm)をゆる~く動かせるのが、このルアーの強みとなります。
シーバスと違って、ルアーに対するチェイスの距離感が近いクロダイ。トップウォータープラグだと、チェイスするだけで終わることもありますが、サーフェイスコントローラー80を使用して、一枚下のレンジで誘うだけで、バイトに持ち込める確率が大幅にUPする印象です。
ナイトチニングは、ドリフト+S字アクションを主体に攻略!
ナイトゲームでは、シーバスと同じく流れを利用したドリフトによるS字アクションがメイン。
狙いところが、シーバスよりも流れが緩いエリアになってくるので、リトリーブを強めに入れてサーフェイスコントローラー80を積極的に動かしていくのが効果的です。
ちなみに、シーバスを狙っているのにクロダイばかりが釣れてしまう、という場合は、流れが緩いエリアで速いリトリーブが原因かもしれません。
もうすぐシーバスハイシーズンですが、その前の肩慣らしに、クロダイを狙ってみてはいかがでしょうか! サーフェイスコントローラー80のエサっぷりを体感できると思います!
サーフェイスコントローラー80の詳細をムービーで視聴
アングラープロフィール
吉田 樹史
千葉の干潟を端から端まで歩く、ウェーディングジャンキー。人からの情報に頼らず、嗅覚とロジカルでシーバスを追い詰めるスタイル。キャスティング木更津店所属。
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。