バス釣り日本一が決定するトーナメントトレイル「JBトップ50」。全5戦のうち、第4戦目の3日間全工程が終了した。福島県桧原湖で行われた今回の試合を制したのは…?
●文:ルアマガプラス編集部
安定した釣果の出にくい3日間
予選2日間を終え、上位30名のみで行われた本日だが、最後まで「安定した釣果」が難しい試合だったと言えるだろう。
3日目単日首位のウェイトを持ち込んだのはエバーグリーンの若手・志逹海輝選手。
初日13位、2日目16位と混戦から抜け出せずにいた志達選手ではあったが、三日目は唯一の3kg超えとなる3156gを持ち込むことに成功している。
多くの選手が日替わりで順位を乱高下させた今試合。
3日間を制したのは…。
初日のアドバンテージを守りきった宇佐見選手が初優勝!!
JBトップ50第4戦ケイテックCUPを制したのは、日を追うごとにウェイイン重量を落としつつも、初日のアドバンテージを守りきった宇佐見素明選手。
トップ50昇格初年度のルーキーにして、自身サポートのメーカーが冠スポンサーとなる試合で見事初優勝を果たした。
なお、3日間を通してのキッカーフィッシュとなった初日の2kgアップのラージはデッカブメスJr.(痴虫)の大遠投だったとのこと。
総合2位、3位は最終日に気を吐いた山下尚輝、志達海輝選手と続く形となっており、上位選手が目まぐるしく変わる展開となっている。
年間優勝争いもいよいよ大詰め!復活の強豪がA.O.Y.が王手へ!
JBトップ50も残すところ1試合。
今回の試合を終えて、年間優勝争いの暫定首位は五十嵐誠選手。
初戦の七色ダム戦こそ22位と上位には食い込めなかったものの、2戦目3戦目を4位で終え、今回の桧原湖も6位と好成績をマークし、まるでお手本のようにポイントを獲得し続け、年間優勝に王手をかけている。
そしてわずか3pt差で暫定2位につけるのは、昨年の年間王者・梶原智寬選手と、ゲーリーファミリーの若手・江尻悠真選手。
上位3選手はいずれも最終戦の舞台となる北浦を含む「霞ヶ浦水系」で好成績を残した経験のある選手なため、激しい戦いが予想されそうだ。
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