「秋は難しい?」「今、魚増えてますよ」ミヤシが教えるDAIWA秋の霞ヶ浦攻略ルアー3選【あのルアーの2024NEWカラーも紹介!】

真夏の暑さが和らぎ水温が落ち着いてくるこれからの季節。茨城県で生まれ育ち、霞ヶ浦水系をホームに活躍する宮嶋駿介プロが、この水系の攻略法を紹介。地元アングラーだからこそわかる旬な釣り方を3パターンに絞って解説します!

●文:ルアマガプラス編集部

宮嶋 駿介(みやしま・しゅんすけ)

霞ヶ浦水系で大人気のYouTubeグループ「カスブラ」のメンバーの一人でもあり、現在JBトップ50にも参戦中の二足の草鞋を履くバスプロ。元教師という経歴をもち「ミヤシ」の愛称で親しまれている。JBや霞ヶ浦だけでなく、各地のローカル大会やH-1などにも武者修行に赴き腕を磨いている。

カスミ復活の兆し!? 今年はバスが増えている!

今年は霞ヶ浦水系でのトーナメントが続いていることもあり、例年に増してフィールドに出ている日数が多いので、この水系のリアルを自信を持ってお伝えします! まず、今年はズバリ、釣りやすい年だと強く感じています。これは単純にバスが増えてきているから。2〜3年前から15〜20cmの可愛いバスたちが増えてきていた印象があり、それらのバスが良いサイズに成長してくれているんだと思います。

今年はなんだかバスが増えてきている印象!

そして、これからの秋本番の季節の釣り方について。秋は巻き物と言われますが、朝夕の冷え込みも入ってくる時期でもあるので、意外と撃ち物もよく効きます。さまざまなシチュエーション、さまざまな釣りが成立するシーズンが秋なんですよね。

ミヤシ的オススメルアーその1:スティーズスピナーベイト

まず紹介するのがスティーズスピナーベイト。巻き物の秋の代表ルアーですね。夏が終わるとそれまでエビを食べていたバスたちが今度はベイトフィッシュを捕食するようになります。そんなタイミングで毎年効くルアーがスティーズスピナーベイトです。

これからの時期のメインルアーの一つになるのがスティーズスピナーベイト。バランスが良く軽い巻き心地でとても使いやすい。

スティーズスピナーベイトはブレードタイプが2種類あります。ミヤシ的使い分けは、少し荒れ気味な際はタンデムウィロー、穏やかな際はダブルウィローを使います。豊富なカラーラインナップなので天候や水質によって選択可能ですよ。

左がダブルウィローで右がタンデムウィロー。

【スティーズスピナーベイトのおすすめエリア】

  • 霞ヶ浦・北浦の本湖護岸側
  • 北利根川・常陸利根川のフィルターユニット(玉ねぎ)まわり
  • 外浪逆浦

【スティーズスピナーベイト使用タックル】

  • ロッド:ブレイゾンC66M
  • リール:アルファスSV TW 800
  • ライン:スティーズフロロクロスリンク12ポンド

ミヤシ的オススメルアーその2:スティーズサイレントシャッド

水温が落ち着き、横方向への反応が良くなるのが秋。水温低下でリアクションの釣りが強くなる秋から冬にぴったりなのがこのルアーです。固定重心のため、立ち上がりが早く高速リトリーブ対応なのがスティーズサイレントシャッドを選択する理由。

54mmと60mmの2サイズ展開で、それぞれSRとMRがラインナップ。スピニングタックルをメインに、ベイトタックルでも使用可能ですよ。

水温が下がってきたらスティーズサイレントシャッドを忘れずに! 冬も必須ですよ。

スティーズサイレントシャッドには今年新カラーが4色登場。私はステルスアイス、セクシーパープルという2カラーを低水温の霞ヶ浦水系をイメージして監修させていただきました。さらにフロストブルーとチャートシャッドの2種類があり、こちらは遠賀川で活動する梅田京介プロが監修。霞ヶ浦水系に水質が似ている遠賀川で作り込まれたカラーなので、この秋〜冬に関東でも活躍が期待できます!

ステルスアイス

セクシーパープル

フロストブルー

チャートシャッド

【スティーズサイレントシャッドのおすすめエリア】

  • 霞ヶ浦・北浦の石積みエリア
  • 北利根川、常陸利根川、鰐川のテトラ帯など

【スティーズサイレントシャッド使用タックル】

  • ロッド:ブレイゾンC64L ST BF
  • リール:アルファスAIR TW 7.1
  • ライン:スティーズフロロクロスリンク8ポンド

【ミヤシ的オススメルアーその3】スティーズホグ・スティーズクロー

秋から初冬は朝夕の冷え込みが強くなってきます。水温が上昇する日中はカバー直下にバスが浮いていることが多くなります。そんなバスを釣る際に多用するのがスティーズホグとスティーズクロー。

オールシーズン出番があるワームですが、これからの時期に私がよく使うのはライトテキサス。 3.5gシンカーのライトテキサスでカバーを撃っていくのですが、バスはカバー直下にいるのでストンと落とすのではなく、カバーにラインを引っ掛けシェイクさせるのがコツです。シェイク中にバイトが出ると気持ち良くてヤミツキになりますよ。ぜひ試して欲しいです!

秋のカバー撃ちはカバー直下のシェイクがコツ。

【スティーズホグ・スティーズクロー使用タックル】

  • ロッド:ブレイゾンC66MH-ST
  • リール:SS AIR TW 8.1
  • ライン:スティーズフロロクロスリンク10ポンド
  • シンカー:1.8〜3.5g

その他詳しい使い方や釣果投稿はミヤシインスタグラムにて日々UP中!

DAIWAの霞ヶ浦攻略動画はこちら!


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