【メガバスのデカバス用ロッド!】ビッグベイトを自由自在に操りたいならこのロッド!【デストロイヤーF7.1/2-75X】

2020年に5回目のフルモデルチェンジを果たしたメガバス・デストロイヤー。その24本の充実したラインナップに、さらに6本の新作が追加されより盤石なバスロッドシリーズになった。かなり攻め込んだ、エクストリームな6本のうち、ビッグベイトにピッタリな「モンストラス」を今回は紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

第五世代『デストロイヤー』

1996年に登場し、バスロッドの常識を打ち破ったデストロイヤー。その後フルモデルチェンジを繰り返し2020年に第5世代として誕生したのが現在のデストロイヤーだ。本場アメリカのトーナメントプロの意向も貪欲に取り入れ、パワーを維持しつつも軽く仕上げた5Dグラファイトブランクスを使用して実釣性能を向上。性能面とデザイン性を両立したメガバスならではのロッドビルドは、3種種のデザイン賞を受賞するなど、世界的にも広く認められている。

スレッド:デストロイヤー オリジナル・タイトスレッディング
ガイドはデストロイヤーオリジナル・タイトスレッディングでセット。特殊繊維を採用したスレッドは、使用量を極限まで低減化することでブランクスの性能を最大限に引き出している。トップガイドはトルザイトを採用

ブランクス:5-Dグラファイトシステム
『タテ方向、ヨコ方向、斜角方向、伸度、弾性』の独自設計された5つエレメントを1シャフトにプレス融合したメガバスオリジナルのブランクス製法。

リールシート:IBCS (D.PAT) ITOバイオノミクスキャスティングシート
伊東由樹氏がプロアングラーからのヒアリングと長時間のフィールドワークで導き出したオリジナルリールシート。ブランクスと一体化する『直感性能』に優れ、あらゆるグリッピング形態に対応する。

フロントフード:デストロイヤーヘッドロッキングシステムⅢ(PAT.)
無垢のアルミブロックから削り出したオリジナルのフロントフード。歴代デストロイヤーでもっとも軽量化された構造で、支軸剛性と振動の共振性を高めており、デザイン性だけでなく性能面もとても優秀。

メガオタLMスタッフ・福重が徹底インプレ!
フクシゲ
ルアマガ編集局きってのメガバスオタク。その知識やメガバス製品の所有数はかなりのもの。巨漢に似合わない繊細な釣りが好きで、サイズよりも数釣り派。マーレーコッドなどエクストリームな怪魚釣りも得意。

インプレフィールド
釣りパラダイス
バス用の池にはアシ・ヒシモ、流れ込み、クイなど変化が豊富。定期的にバスやベイトフィッシュの放流を行っているので、事前にHPなどでチェック。トラウト、コイ、ヘラ、タナゴなどの釣りも楽しめる。

現代的ビッグベイトゲームにピッタリな1本

F7.1/2-75Xモンストロス

●全長:7ft5in●アクション:ミディアムファスト→レギュラー●適合ルアーウエイト:3/4~4オンス●適合ライン:14~30lb●重さ:145g●継数:1●価格:6万500円(税込)

P5だからこそできたスゴイ竿!

フェイズ5に導入されている5Dグラファイトと呼ばれる技術により、デストロイヤーは軽さと、粘りと、自由なアクションを手に入れています。

この「モンストロス」はまさにそれを実感させてくれるロッド。

最近のビッグベイトって、ドッグウォークのように操作して使うことがかなり一般的になりましたが、このロッドはそんな釣りにピッタリな1本なんです。

というのも、ビッグベイトをしっかりと投げられるパワーを持ちつつ、入力パワーを調整した挙動の変化もかなりさせやすい、つまり竿先でしっかりとルアーを操作できるんです。

これはモンストロスのもつミディアムファスト→レギュラーという可変アクションによるものなのですが、その明確な使用感の変化を出しつつも、しっかりと軽い(145g)というのは、カーボンシートを自在に組み合わせつつ余分な重なりをカットできる5Dグラファイトだからこそなわけです。

まただからこそ、やや長めですがロッドを下に向けたアクションもさせやすく、取り回しも良好。ビッグベイトを移動距離を抑えた細かい首振り動作もさせやすかったですし、大きくスライドさせるのもOKと、釣りが楽しくなるロッドだと思います!

コイツは小さすぎますが…


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。