「クランポってなんや?」「クランポとは…」なるほどそういうことか!納得です。ちなみにクランポの発売は来年の予定【佐々木勝也・釣行レポート】

今回は豊英ダムと霞ヶ浦で新製品のテスト。ミヤシさん監修のクランポや、佐々木感監修のプロトのワームとハードルアーで、かなりいい魚の反応が得られている。これは早く使ってみたい!

●写真/文:佐々木勝也

2024 シーバス特集

豊英ダム釣行で超ビッグバスをヒットさせるも…

皆さんこんにちは。佐々木 勝也です! 今週のカスミは開発中のプロトワームのテストに終始していました。その前に一度豊英ダムにもミヤシと一緒に行き、ミヤシはトップ縛りで釣行、僕はプロトのテストで釣行しました。ミヤシは来年発売予定のルアー、クランポ(クランキング・ポッパー)でキャッチ!

ミヤシのクランポフィッシュ!

詳細は本人の口から追々語られていくかと思いますが、特にカスミでは滅法強いルアーに仕上がっていると思います。たまたま6月頃に同じ日にカスミで釣りをしていたのですが、そのバイト数に驚きました。アクションも秀逸で僕も早く欲しいルアーです!

僕はプロトワームでレギュラーサイズをポロポロとキャッチしていましたが…。

その後、プロトワームに55クラスがヒットし、ロングファイトの末、船べりでバラシ。48クラスまでならまだしも55クラスはルアーが優れていないと房総リザーバーでは喰わないと感じる場面が多々あります。少なくともそのクラスを狙って口を使わせることはできたというのはひとつ、とても良い検証となりました。

すでに工場に修正依頼を出していたのですが、元々フックを刺す位置のパーツが良くなく、フッキングに難がある仕様だったのですが、これは形状変更すれば変更できる点なので、問題はない…のですが、普通に特大クラスだったので釣り人としてはこのクラスのバラシが本気で悔しいことは言うまでもありません(笑)。

現在開発中ルアー大活躍! かなりヤバい物になりそう…

そしてカスミ。このプロトワームは1つのワームでパーツをカットすることで複数の形態・さまざまなリグで使用できるワームなのですが、豊英で試していた形態とは別形態のテストでカスミで釣行です。その他プロトのハードルアーもあったのでそちらも合わせてテスト! 本湖で護岸際でエビボイルが発生していたので、プロトワームをキャストしてアクションを加えると、一撃ヒット!

痺れる超極太ハイクオリティな45UPをキャッチでした。

入れ替わり立ち替わりで人が入っているようなスポットでしたが、そんな場所でも一撃ヒット…。

さらに本湖の別スポットのアシ際でもあっさりと40UP…。

2本ともブラインドでキャッチしたのですが、たまたま喰うところが見えており、かっ飛んで喰ってくるシーンが目にも見えていました。現状5〜6割の完成度なのですが、ここまで反応が良いとは驚きでした。すでに工場に修正依頼を出しているので、次の修正ではもっと完成度が上がるはず。僕も使いたくて仕方のないルアーです。

また別のプロトハードルアーでは本湖のレイダウンを攻めてキャッチ。

こちらは僕の開発アイテムではないのですが、数もサイズも狙えそうな楽しいルアー! フィールド選ばず数もサイズも両方狙えそうなアイテムです! テストの合間にちょっと違う釣りも…と思い、流入河川で泳いでスクールしているバスにギミー4.5のノーシンカージャークでアプローチすると一撃ヒット!

こちらも完全にルアーパワーでヒットした1本という感じでした。

現状流入河川はまた稲渋らしき濁りが入っているところも複数あり、水の悪い川も少なからずあります。ただ水の良い流入河川も少し前と異なり今はあるので、水の良い流入河川をセレクトすれば流入河川も十分にチャンスはあります。近々冷たい雨が降るようなので、今後の展開が気になるところですが、今週はこの辺で!

また来週お会いしましょう!

アングラープロフィール

佐々木勝也(ささき・かつや)

霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。