【値段の価値はある…!】これがルアー!? 本物の魚の皮を貼ったリアルを超えたカスタムルアー『フレッシュベイトルアーズ』

シビアなときこそ差が出る究極のリアルさを追求したシークレットベイトとして、トップトーナメンターをも魅了する「フレッシュベイトルアーズ」のカスタムルアー。そのこだわりや魅力を、金沢 武さん御本人に紹介していただこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 ブラックフライデー

profile

金沢 武(かなざわ・たけし)
1980年、埼玉県出身。15年ほど前からルアー制作を始め、よりリアルなものを求め魚皮ルアーの可能性に目覚める。2013年にフレッシュベイトルアーズを立ち上げた。

ルアーの動き変えずに魚皮のリアルさをプラス

金沢さんがひとつひとつ手作業で手掛ける魚皮貼りのルアーは、多くのトッププロにここぞという場面のシールレットアイテムとして愛用されている。

金沢「釣具屋さんで魚の剥製を見たときに、これをルアーにしたら釣れるだろうなって思ったのが、魚皮のルアーを作るきっかけですね。もともと鮮魚店で働いていたこともあったんで、魚皮の扱いには慣れていたんです。それで作ったものをSNSに載せたら、作ってください、売ってくださいって問い合わせをいただくようになって、気付いたらカスタム屋になってたんです」

魚の皮はどのように仕入れる?

金沢「自分で釣ってくることが多いです。あとは漁師さんに直接交渉して買い取ったり。ウロコが取れないように、魚同士は重ならないようにとか、塩分を少し入れてくれとか、いろいろ注文があるので、漁師さんには感謝ですね。大事にしているのは、オリジナルのルアーが持つ性能を活かすこと。魚皮を貼ったことで釣れる動きが損なわれてはいけない。なので、魚皮を貼った分の重さを考慮してボディを削ったり、ルアーごとの調整をしています。魚皮はあくまでバイトのトリガーのひとつ、主役はルアー本来の動きですから」

ルアーの元の塗装を剥がして、魚皮を貼って独自にコーティングをする。目もオリジナルで魚の生体パーツから作成。水に濡れるとその生々しさは一気にアップする。
「いまだにうまく加工できない魚皮もあったりして、試行錯誤中です」

魚皮ハンクルスーパージョーダン68
ゴーストワカサギ

河口湖など山上湖の必需品であるハンクルジョーダンを魚皮化。
表層系魚皮ルアーの入門用でもあり、最初の1つに選ぶ人が多い。
●価格:3万3,000円(税込み)

魚皮トラファルガー5
シークレットモデル ゴーストワカサギ

表層ピクピクルアーの代名詞。シークレットモデルは瀕死のワカサギを表現した逆さデザイン。透明度が高いゴーストワカサギ仕様との相性も抜群。
●価格:3万1,000円(税込み)

魚皮グリマー6
極みワカサギ

多くのトッププロが愛用し、公式戦の入賞に貢献している魚皮ルアーの超定番。白やシルバーの塗料を使わずに魚皮由来の天然の銀粉色素で、身の詰まった質感と強烈な輝きを表現。
●価格:3万1,000円(税込み)


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