関東屈指のバス釣りフィールド、房総半島にある亀山湖。このフィールドのリアルな状況を詳しく解説してくれるのが、城ノ上巧さんだ。今回は、ワタカパターンでの釣りをレポート。
●写真/文:城ノ上巧
残暑続く亀山湖はいつも通り大混雑！
皆さん、こんにちは！今回もとりあえず、ワタカパターンを追求しますが、もう、頭の中は「？」マークだらけで釣れる気ゼロ… 情けないけど、何をやればビッグフィッシュが反応するのかわからない。しかし、今の状態の亀山でワタカパターンをやらずにビッグフィッシュを探すスキルが今の自分にはない！
とりあえずワタカの群れを探します。
月毛沢
月毛沢は人気エリアですよね！今回もボートがひっきりなしに出入りするのでパスしました。
亀山大橋～竹藪下
亀山大橋～竹藪下も人気エリア。いつもボートいっぱいですが…釣れるエリアです！
白鳥島～つぼりと
白鳥島～つぼりとエリアも実績高いですね。ヘラ師の方々も多いのでゆっくり走行してください。
医院下
医院下は見えるボートだけで10艇以上…
ビッグフィッシュを釣る鍵！ワタカの群れを発見
各エリアを流しながら早々に藤林で大きなワタカの群れを見つけた時はニヤニヤして期待しました。『絶対、デカいの付いてるでしょ！？』ワタカの動きを観察しながら群れを追いかけバスを探します。ワタカの群れから少し離れた位置に黒い影を発見！
ぶっとい55センチクラス。もしかしたら60センチってサイズです。チャンスは数投、もしかしたら1投。慎重に距離をとり、バスの動き読みます。バスの進行方向の先にフリップギル5インチのノーシンカーワッキーを静かに着水させ、バスがルアーに気付いた瞬間にチョンチョンとアクションさせ水を動かします。
フリップギル[ノリーズ]
フリップギルに突進して来るバス… もう心臓バクバクです。『よし、喰う！』と思った瞬間にルアーを見切り沈んで行きました。
あれで喰わないのか！？
どうすればいいんだ？
その後は笹川上流まで行きましたが何もなく終了しました。
2日目も同じポイントへ向かうが…
とりあえず昨日のバスを見に行きますが、藤林からはワタカが消えてました。風が強くなり、ワタカを視認して探すのはキツくなり、カバーを撃ったり、崩落を探ったりすると、ビッグエスケープツインにバイトが多発しましたが…
全くフッキングしません。どんだけ可愛いサイズなんだ？(笑)
ビッグエスケープツインにはバイト多発しますが… 全てすっぽ抜け(笑)可愛いサイズですね。
スピナーベイト（シングルコントロール）もトレーラーをいろいろ試したり、トレーラーなしでもやりましたが、可愛いサイズがポロポロ…
シングルコントロール[ノリーズ]
フックサイズ5/0のシングルコントロールにまさかのサイズ。
今回も撃沈しました… 申し訳ございません！でも、めげすに来週も通います。それでは皆さん、またお会いしましょう。
アングラープロフィール
城ノ上 巧（じょうのうえ・たくみ）
亀山湖をホームに独自のスタイルでビッグバスだけを追い求める。これまでも複数のロクマルをキャッチしてきている、孤高のデカバスハンター。
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
