昨シーズンの冬季、関東屈指のタフ&デカバスフィールド・亀山ダムにて、ロクマル(60センチオーバー)を連続キャッチしたルアーがあったのをご存知だろうか?それはニジマスパターンと呼ばれるビッグフィッシュ攻略メソッドにぴったりなハイブリットスイムベイト「カレン180(O.S.P)」。そのポイントを、ロクマル連続キャッチの張本人、折金一樹さんにお聞きした。
●文:ルアマガプラス編集部
カレン180(O.S.P)
ハードとソフトが融合した超実戦的ハイブリッドスイムベイト
ハードボディが持つパワフルさとソフトボディが持つナチュラルさを併せ持つカレン。バスに見切らせないファストリトリーブから、リアクションバイトを誘うカバークランキングまでお手のもの。リアフックはボディ内部のラインで繋がっているので、高いフッキング性能とバラしにくさを実現。
カラーラインナップ
ゴーストアユ
ステルスブラック
チャートバックシャイナー
ゴーストピンクボム
ブルートラウト
ライムバックトリガー
ロクマルシークレット
チャンスは決して多くないだからこそ信じて投げ続ける!
発売以降、全国で高い人気を見せているカレン180。
これからの時期にはどのような場面で活躍する?
折金「特に秋のまとまった雨が降って濁りが入った状況で、カレンの強みが生きます。リップ付きなので障害物回避性能が高く、立木やレイダウン、ブッシュなどに絡めて巻いてくることでヒット率はアップ。巻き速度は基本ミディアムで。最大で1メートル強ほど潜り、自分はリップの後ろに1〜2グラムのウエイトシールを貼って、さらに潜るようにしています。これでおよそ2メートルくらいまで潜るようになりますよ。オープンウォーターを巻いてくるときは2フック、より濃いカバーの中に入れたり、ブッシュの奥にスキッピングさせたりしたい場合はリアフックを外しています。こうするとエビにならずにスキッピングでカバーに滑り込ませることが可能です」
気になるのは亀山ダムのニジマスパターン。ビッグバスを釣るコツは?
折金「亀山ダムでは11〜12月にかけて、不定期ですがニジマスの放流が行われます。このタイミングはまチャンスは決して多くないだからこそ信じて投げ続ける!さにカレンの出番。自分は過去にニジマスが放流されたタイミングで2匹のロクマルをカレンでキャッチしています。ニジマスパターンはビッグバスが釣れる魅力的な釣りですが、チャンスはそう多くありません。1日やり切って、数チャンスといったところです。釣るコツは、とにかくやり切ること。『今日はカレンしか投げない!』というくらいの気持ちでやれば、きっと結果もついてくると思います。ニジマスが放流されてから1ヵ月ほどはバスもニジマスを意識していると思うので、みなさんもぜひカレンでビッグバスを狙ってみてください!」
ニジマス放流後の亀山湖で2週連ロクマルキャッチ!
カレンが発売されてすぐの秋、放流されたニジマスがまさにカレンと同等サイズだったため激ハマり。なんとロクマルを2匹キャッチしたほか、グッドサイズの好釣果が続いた。折金「ニジマスパターンは放流後1ヶ月は続きます。あきらめず投げ切ることが一番大事です!」
使用タックル
●ロッド:ブラックレーベルLG BLX6111H+FB-SB
●リール:ジリオンTW HD 1000XHL
●ライン:モンスターブレイブZ 20~22ポンド
※すべてDAIWA
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