重要な大会を前に茨城県・霞ヶ浦に浮く日々。「歯切れが悪くて申し訳ない…」

プロアングラーとして活躍する川村光大郎さんの連載「OPENMIND」。今回は、11月に行われたバサーオールスタークラシックを意識した、茨城県・霞ヶ浦での釣行をレポート。季節の変わり目を、川村さんはどう解釈するのか?

●写真/文:川村 光大郎

水温上昇でバスも元気を取り戻した印象

Basser Allstar Classicまで一週間を切りました! ほぼ毎日、霞ヶ浦に浮いています。今日はお墓参りとタックルの準備、そしてこの原稿です!

さて、一旦は13℃台にまで落ちた水温も、ここ数日は暖かい日が続いたことで回復し15~16℃台、一部17℃台を表示したエリアも! 雨で濁ったうえに冷え込んだ期間は喰いシブり、バスに限らずフィールドに生命感が薄い雰囲気でしたが、そこから水温が戻ったことで、また魚達も少し元気を取り戻した印象を受けました。

ただ、水質の回復度合いはエリアによってマチマチで、水が悪いところは沈黙のままでしたね。本番が近いため歯切れが悪く申し訳ないのですが、まだなんとか追えているかな!?

バサクラ当日は冷え込む予報…。厳しくなることは間違いない

1日出て、釣果は良くて3尾といったところで、的外れなことをすると見事にデコります。キャットフィッシュは……ですね(笑)。

これから本戦前にまたさらなる冷え込みが来る予報ゆえ、いっそうキビしくなることはほぼ間違いなさそう…。つまり、ここからのプラクティス及び、直前の判断が結果を左右することとなりそうです。

プラの朝に偶然遭遇したタクミ(伊藤巧さん)と!

初日はライブカメラが同船することになりましたので、良い魚を釣って魅せたいところ。何より、優勝を目指して全力を尽くします!
※編注:バサーオールスタークラシックは2024年11月23〜24日に行われました

【バサーオールスタークラシック取材記事はコチラ】

アングラープロフィール

川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。