「極太ハイクオリティですね」「好調モード継続中でした」吉田撃さんとプライベートで…[茨城県・霞ヶ浦]

いまや冬の定番の釣りとなっているアラバマの釣り。カスミのスーパーロコ佐々木勝也さんは今週もアラバマでグッドサイズを連続キャッチ! 詳しいセッティングを紹介してくれたので、これからの釣りに役立てよう。

●写真/文:佐々木勝也

厳しい状況を打破してくれる頼もしいリグ!

皆さんこんにちは。佐々木 勝也です!

今週のカスミも、水温が下がり好調モードは継続中でした。ただ大潮を過ぎてからベイトフィッシュの寄りが悪くなっていたので、先週ほどのバスのフィーディングへの当てやすさはなかったことに加え、そもそも朝夕の良い時間に風が吹かないケースも多かったのですが、それでも好調でした。

月曜日は吉田撃さんとカスミでプライベート釣行でした! いつも一緒に話していて底抜けに面白い撃さんですが、それは一緒に釣りに行っても同じで、この日も笑いの絶えない釣行でした(笑)。

釣りの方はというと、この日もほとんど風が吹かないような1日。しかし、朝一ではなく、朝二くらいの時間に微妙に風が吹いてくれて、本流エリアでフィーディングモードに入った極太ハイクオリティをキャッチ!

ルアーは最近ずっと安定のリアルスラッガーRの3.7インチ&センター4.8インチのアンブレラリグでした。長さは47.5センチでしたがウェイト的には1700〜1800gくらいは確実にある素晴らしいコンディションの魚。この時季のシャローらしい1本で素晴らしかったです!

ピッチングでチョイ沖にアプローチし、丁寧にバマストしているとチェイスしてきたので、岸際に追い込んでアグレッシブバイト!というような食い方でした。

【でかっ!岸際チョイ投げテクで見事ブラックバスをキャッチ!】

※佐々木さんのXの投稿

アンブレラリグの具にはリアルスラッガーR!

リアルスラッガーRの3.7インチと4.8インチはアラバマの具としてはかなり細身なボディが特徴です。ジグヘッドとの組み合わせではしっかりとロールが入るのですが、ボディが細身なことも相まって、他のアンブレラリグの具と比べると控えめなアピール力です。

そのため、よりフィネスに誘うことができるという点が最大のメリットかなと個人的に考えています。アンブレラリグ自体は皆さんご存知かと思いますが、ここ何年かで当たり前のように誰でもやる釣りのひとつになっているため、弱く見せたり、極力ゆっくり見せるなど、工夫が必要な釣りになっていると思います。

ちなみに最近センターに使用していたリアルスラッガーR4.8インチは歯形ですっかりボロボロに…。こうやって見るとはっきりと分かるのですが、しっかりと頭付近に集中してバイトしてきていることが分かります。よくセッティングに関して聞かれることも多いので、以前もこのページには詳細書かせて頂きましたが、念のためもう一度記しておきます!

【アラバマセッティング】

  • アラバマ本体=ゴーストワイヤー 
  • まわり8本:スティーズリアルスラッガーR3.7インチ/0.9gジグヘッド(レンジローラー)※内側4本はフックレス 
  • センター:スティーズリアルスラッガーR 4.8インチ/1.8gジグヘッド(レンジローラー)

ゴーストワイヤー(レイドジャパン)

スティーズリアルスラッガーR(DAIWA)。

ちなみに別日も全く同じセッティングでナイス45UP。同様に水深40センチくらいのシャローでヒットでした!

ベイトがいる場所にはバスもいる!

今年の本湖本流エリアに関しては、ベイトフィッシュの存在感が例年よりさらに薄く、いない場所にはベイトもいなければ、バスもいない・・・という状況が続いています。ただ、ベイトがいる場所にはやはりしっかりとカイツブリがいる印象ですし、ベイトがいるエリアにはやはりバスもいるという状況です。

カイツブリに多く遭遇するエリアも風向きなどによって日替わり感があるので、まずはカイツブリが目視できるエリアをしっかりと見つけて攻めるということを念頭に置いて釣行してみましょう!

それでは今週はこの辺で…。また来週お会いしましょう!

アングラープロフィール

佐々木勝也(ささき・かつや)

茨城県・霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。