九州は福岡の遠賀川のフィールドレポートを寄稿してくれている山口諒也さん。今回は、福岡県の遠賀川で開催されたバス釣りの大会「遠賀川クラシック」の参戦レポートだ。ビッグフィッシュが釣れたそうだがまさかの魚種で…
●写真/文:山口諒也
遠賀川クラシックに参戦した山口さん
こんにちは、山口諒也です!今回は遠賀川クラシックの模様をお届けさせていただきます。さて!まず簡単に遠賀川クラシックについて解説していきましょう。
遠賀川で開催されているブラックバス釣りのトーナメント「WJBT」、「ロッドマンオカッパリ大会」、「NBCチャプター福岡」、「ワイルドカップ」、「ロッドマンRB2」の5つのトーナメントから優勝又は年間順位上位数名が選ばれ、クラシック戦にて本当に一番強いやつを決める大会となっております!
今大会はオカッパリとボートが同時開催のため、2024年度の遠賀川トーナメントで実力を発揮したアングラーがこの日集いました!(ピリッとしたこのトーナメント会場が僕のお気に入りの一つです!)
プラクティスでは…
さて!僕はもちろん今年の年間優勝という事でオカッパリ部門にて参加!まずプラクティスについてですが、結果からいいますとバスにはさわれておりませんでした。仕事もある為、プラクティスに費やす時間が少なく、目のつけたポイントの朝の時合いと日々変わる状況変化だけ見続けて行いました。
今回入ったバンクは水深約3m〜4mまで落ちるバンク。
大会ルールに多針禁止がありますので、ブレードアラバマはセンターのみヴァラップスイマー5.5インチのノーシンカーリグを付けてテクトロバマストをやってみましたが、数回浅いバイトを取ったのみでした…
大会当日、釣れた魚がまさかの…
大会当日!本番ではアラバマは勿論、あまりにもバスの活性が高くなさそうに感じた事から、シャッドとメタルバイブも用意して、完全冬仕様のタックルセットで!
清掃活動も行われ沢山の流れ着いたゴミが回収されました。ご協力してくださったアングラーの皆様ありがとうございました。
試合の方はスタートダッシュを決めて例のバンクへ!バイトのあったストレッチのみブレードアラバマを通すも無反応。
別のアングラーが入る前にと水門へ走り、到着してフルーミー(3.5g)を投げた二投目… リフト時にヒット!
最初の引きは明らかにデカいバス! 丁寧に寄せて顔が見えた瞬間膝から崩れ落ちそうになりました…
以降は本当に厳しく何もないどころか、爆風でバンクは釣りにならず、風裏を求めて石の岬へ!岬の裏は風裏になるので釣れそうだと思い移動。岬の裏にあるテトラや石の中をサイコロラバーのショートリーダーダウンショットリグ(リーダー5cm程)で穴撃ちしているとテトラの外側でバイトがあるも乗らず!
時合い来たかも!?と思いシャッドプラグを準備していると、清掃活動中の昨年ロッドマンオカッパリ大会年間チャンプのYさんが応援に来てくださり、「あそこに固い石があってねー」なんて話を聞きながらトゥルーチューンをしっかり行い投じた数投目…
リトリープを止め、次の巻出した瞬間にググっときた!!!
そして、ゆっくりと帰る時間も無くバタバタ帰着へ!しかも道中足をツタに取られ転倒、頭とバッカンの魚を地面にぶつけてしまい、魚も僕もフラフラ… 魚のケアをしつつ帰着しました!
気になる結果は?優勝できたのか!?
今大会10名中釣れたのは…2名。 釣れたのは僕と今年一番のライバル「佐藤亮希」!
彼は800gのナイスサイズをキャッチしておりました!結果ですが、僕は2位となり今シーズンのトーナメントを終えました。
最後の最後で勝てない実力不足を痛感した次第です。来年は負けん!と更に気合が入りました!
皆様に朗報はお届けできなかったので次回は50センチupの報告ができるといいな?(笑)とりあえず年末までフィールドに通いたいと思います!
それではまた次回もよろしくお願いします!
山口諒也(やまぐち・りょうや)
福岡県在住のアングラー。ホームフィールドは遠賀川。Bottomupフィールドレポーター、LOCAL STANDARDスタッフ、mibroスタッフ、WJBTスタッフをつとめる。ルアーマガジンプライムに、毎週、遠賀川情報をレポート。
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。