ワダクンこと和田真至さんの冬バスレポート。年末の釣行では、遠征はノーフィッシュに終わってしまうものの、ため池では絶好調! 真冬でもバスをキャッチするためのテクニックをバンバン紹介してくれます!
●写真/文:和田真至
年末はまた、高知県・波介川に遠征!
新年明けましておめでとうございます! 2025年がスタートしましたね! 今年も去年に引き続き、レポートをチェックしていただいた方々に、少しでも参考になるような内容をお届けできるように頑張っていきますので、よろしくお願いします! というわけで、今回は年末の釣行のレポートになります。
2024年の年末、今年2回目でもある波介川へ遠征。釣友の大山さんと息子のセイヤ君とチャレンジしてきました。しかし、結果は3人仲良くノーフィッシュとなりました…。強めの展開からライトアプローチまでやれる事はすべて試してみました。自分には3回チャンスがあったけど、結果的にノーフィッシュで終了…。
冬感がだいぶ出てきた雰囲気で、上中流域はクリアアップが進行。魚が動いている雰囲気はあるものの正解に辿り着く前にタイムアップとなりました。
今回は魚には辿り着くことはできなかったけど…、1日通して試行錯誤しながら探す過程がバスフィッシングは超楽しいです。釣れなかったことは悔しいので…次回は3人で全員安打を目指してリベンジマッチ確定です。大山さん1日ありがとうございました。また来年も時間を合わせてよろしくお願いします。
ため池ではパワーミドスト炸裂!
次は、真冬に仕上がったため池で、佐藤さんと修行をしてきた実釣について紹介します。今回はバイブ・シャッド・ミドストの冬定番アイテムを軸にローテーションして釣り込みました。結果的にスーパーフィッシュローラー5inchのミドストが炸裂で良い反応がもらえました。
冬場のため池はバイブ一択になりつつあるけど…、少しボリュームがある5inchクラスのパワーミドストが炸裂することがあるということを目の前で勉強させてもらいました。特にボトムに沈んでいる枯れたヒシモ等があってもストレスなくアプローチできて、食い気がある魚を引っ張れるスーパーフィッシュローラーの凄さを改めて再確認できました。
ちなみにこちらの実釣はYouTube『T.B.M Fishingチャンネル』にて公開されていますので、良ければチェックしてみてください!
冬はミニスコーンも忘れずに!
別の日のため池釣行ではレベルバイブブースト(11g)の、ボトムより少し上のただ巻きで。さらに、水中の枯れたヒシモがストレスで巻きづらいスポットではフットマスター(9g)+フルスイング3.5inchのミニスコーンでボトムチョイ上をストらせる、移動距離を抑えたアプローチで良い魚をキャッチすることに成功しました。
枯れて沈んだ落ち葉やヒシモがストレスで巻きにくければミニスコーンで。バイブレーションが巻けるようであればレベルバイブシリーズをローテーションして巻いていくと、厳寒期の厳しいタイミングでも魚を仕留めれる確率が上がるので、その場に合ったルアーを選んで狙ってみてくださいね。
ルアーマガジンに登場させてもらいました!
すでにチェック済みの方もいるかと思いますが…ルアーマガジン2025年2月号にて、『冬の切り札』という特集で自分が得意とする釣り方の1つ”レベルミノー”を使ったジャーキングの釣りについて、取材を受けました。
寒くなればなるほど魚のクオリティーは上がって、シーズン中とは違った楽しみ方ができる点もブラックバスならではです。真冬の価値ある1本を絞り出す釣り方を参考にして、寒さに負けずに現場に出てもらえるキッカケになったらと思います。
その他も見どころ満載ですので、興味がある方はぜひチェックしていただけたらと思います。というわけで、今週はこのへんで! また来週もよろしくお願いします!
アングラープロフィール
和田真至(わだ・まさよし)
岡山県在住。倉敷川、笹ヶ瀬川、ため池などをホームにするオカッパリのエキスパート。フィネスから巻き物・撃ち物、大型のトップウォーターやビッグベイトまであらゆるルアーを使いこなし、ビッグフィッシュをコンスタントに釣り上げていく。