真冬のバスはどこにいる?岸釣りのプロフェッショナルが教える10のチェックすべき場所

冬のバスはどこに潜んでいるのか?低水温期のバスはあまり動き回らないため、居場所さえ絞り込むことができればキャッチはそう遠くない?ここでは、そんな冬のバスが隠れているかもしれない、狙うべきポイントを佐々木勝也さんが10箇所紹介してくれた。

●文:ルアマガプラス編集部

佐々木勝也
ささき・かつや/東北地方のため池などでバス釣りを覚え、その卓越したフィッシングセンスで10代の頃からメディアで活躍。2018年から霞ヶ浦に移住し、ストイックにデカバスを追い求める。岩手県出身、1988年生まれ。DAIWAバスプロスタッフ。

冬のササカツ流チェックポイント

ブッシュ

佐々木さんは周囲をバマストで誘うほか、スモラバを入れてカバーの奥も丁寧にチェックしていた。

垂直護岸

霞ヶ浦水系の代名詞的存在。冬は風裏、カイツブリやサギなど魚食性の鳥が接岸しているエリア、ベイトフィッシュが目視できるエリアを見つけよう。

へこみ地形

このような地形は流れをよけやすく、流れを嫌う冬のバスが留まりやすい。佐々木さんは時間帯を変えて入り直すなど重点的にチェックしていた。

シェード

本湖好きの佐々木さんだが、冬の日中は流入河川のシェード撃ちをすることもある。特にシェードの範囲が広くなっているポイントを見つけてみよう。

流れ込み

霞ヶ浦水系の場合、掃き出し口の背後がハス(レンコン)畑だったりすると、日差しで温められた水が
流れ込み、バスがつくことがある。

石積み&マットカバー

これらのカバーは朝の放射冷却を避けるためにバスが留まっていることがある。そのため佐々木さんは朝イチにチェックすることが多い。

フィルターユニット

浸食を防ぐために湖岸などに設置される複数の石をネットで包んだ構造物。エビやゴリなどのベイトがつきやすい。

ゴミ溜まり

佐々木「風が強まると、ブッシュの枝などに引っかかって、どこかに必ずゴミ溜まりが生まれます。そこに小魚などが溜まりやすいので要チェックです」

橋脚

佐々木「基本、橋脚まわりは水深が周囲よりも深くなっていることが多いです」

佐々木さんはこういった沖にはフリーリグをキャストしていた。

導水管やはしご

単調な垂直護岸ではこのようなちょっとした変化にバスがつく。この写真は実際に今回の釣行で佐々木さんがバスをキャッチした導水管だ。


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