『これが冬の切り札です!』寒い時期の安定性バツグン。秘密のチューニングでさらに釣れる!?

●写真/文:和田真至

この冬はダブルヘッダーでキメる!

こんにちは! 和田真至です。

冬場になると毎回自分はテーマを決めて釣り込んでます。冬場こそアングラーとしてのスキルが上がるタイミングでもあるし…冬を釣り込めば、早春への水中の季節の切り替わりもいちはやく気付いて良い魚を仕留めれるからです。

今年の自分のテーマは『ダブルヘッダー』です。理由はいくつかありますが…ダブルヘッダーが登場して”初年度の冬”ということで、魚も見慣れていないからルアーパワーをフルで体感できるという点。あと…使ってて楽しいという点もありますね。

⁡ダブルヘッダーの腹部に板オモリを貼って、スローシンキングぐらいに設定して、”水中ドッグウォーク”で仕掛ける予定です。真冬の痺れる1発を仕留めにいこうと気合い十分です。

これぞ真冬の切り札、レベルミノー!

⁡というわけで今週のテーマは”真冬の切り札”ということで紹介させて貰いたいルアーがレベルミノーです。

⁡レベルミノーとレベルミノープラスはレンジで使い分けます。1m前後はレベルミノー。2m前後はレベルミノープラスを使用します。

⁡レベルミノーはアゴに0.5g前後の板オモリを貼って、レベルミノープラスは腹部に3g前後の板オモリを貼って、どちらもスローフローティングに設定してます。

ジャークした際の移動距離を抑えたいからリアフックはフェザーフックに変更済みです。フックはフェザードピアストレブルの6番がドンピシャです。

2024年ラストフィッシュもレベルミノープラス(フェザーチューン)でキャッチ済み。サイズこそかわいいですが、やる気MAXな魚でした。

レベルミノーを使うのはこんな場所!

⁡⁡これまでの冬から早春の釣果。安定的に良い魚をキャッチできている釣り方。低水温期の自分の釣果を支えてくれています。

河川の狙うスポットはアウトサイド部やリップラップエリアに杭やストラクチャーが絡むスポット。水に少しでも色があるエリアや風が当たる場所はより狙い目になります。

⁡リップラップエリアや杭が絡むスポットはトレースコースや角度を変えながら何度も何度もアプローチすることで、バイトさせる確率がUPします。

⁡このジャーキングの釣りはワームでは釣れない魚を狙える釣りで、朝夕や低気圧が絡んだ時や爆風が吹いたタイミングは特に威力を発揮するため、必ずBOXへ入れておいていつでも投入できるようにしておくことをオススメします。

⁡最後に使用タックルについて。

・⁡ロッド:グラディエーターアンチ バルトロ
・リール:21ジリオンSVTW ギア比7.1
・ライン:フリーダム14lb 

⁡MH表記のロッドであればある程度のタックルであればできるので、興味がある方や挑戦してみたい方はぜひチャレンジしてみてください。

⁡というわけで今週はこのへんで! また来週も宜しくお願いします!

和田真至(わだ・まさよし)

岡山県在住。倉敷川、笹ヶ瀬川、ため池などをホームにするオカッパリのエキスパート。フィネスから巻き物・撃ち物、大型のトップウォーターやビッグベイトまであらゆるルアーを使いこなし、ビッグフィッシュをコンスタントに釣り上げていく。


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