【オモリグ用も初登場!】トレカM46Xプリプレグを採用した最新鋭シマノロッドが2025年登場! リミテッドは伊達じゃない!!

メタルスッテゲーム用ロッドの最高峰『セフィア リミテッド メタルスッテ』がフルモデルチェンジ。既存モデルではメタルリグ用に焦点を絞り、異なるパワーのモデルが複数ラインナップされていたが、NEWモデルではメタルリグ、オモリグ、そしてウキウキトップという3本の柱を、リミテッドモデルとしては初採用。それぞれ詳しく見てみよう。

●文:ルアマガプラス編集部

汎用性に優れたメタルリグ用

軽いスッテから重いスッテまで、オールマイティに使いこなせるのがメタルリグ用。

F-B65ML-S&F-B63M-Sという、ベイト2本のラインナップ。

まずは王道とも言えるメタルリグ用には、穂先に一般的なソリッドと比較して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍と強度と柔軟性に富んだタフテック∞(インフィニティ)を採用。

スッテが軽い、タナが浅い、波気があるので安定させたい時などには、先代モデルと比較してソフトになったミディアムライトモデルが向いている。一方のミディアムモデルは重めのスッテを使用したり、タナが深かったりする時にマッチする。

カーボン製ソリッドティップとしては驚異的な巻き込み強度&巻き込み量を誇るタフテック∞(インフィニティ)。 [写真タップで拡大]

ベイトモデルにはXシートフロントトリガーを採用。操作性を高めるために指先でトリガーを保持する。 [写真タップで拡大]

シリーズ初採用となるオモリグ用

レギュラー調子なのでオモリグを操作しやすく、キャストにも十分対応する。

R-S62M-S&R-S66MH-Sという、スピニング2本のラインナップ。

そして、オモリグ用のラインナップはシリーズとして初採用。

レギュラーテーパーのハイレスポンスソリッドを穂先に採用した、ミディアムとミディアムヘビーのスピニングが2本という構成。重めのオモリを使いながらも長いリーダーを使用するという微妙なアタリがわかりにくいオモリグでも、ハイレスポンスソリッドはその名の通り感度が鋭いのでアングラーが積極的に掛けていくことができる。

積極的に掛けていける、固めの仕上げでアワーがあるハイレスポンスソリッド。 [写真タップで拡大]

スピニングモデルにはフラットサイドシートとカーボンシェルグリップのコンビネーション。 [写真タップで拡大]

目感度を徹底追求したウキウキトップ

ソフトでカラフルなグラス製ティップが繊細な動きを見せ、目感度でアタリが獲りやすい。

UK-B62-GSのベイトモデル1本のラインナップ。

ウキウキトップは目感度を徹底的にフィーチャーしたモデル。長くて柔らかいグラスソリッドを搭載し、メタルスッテの負荷が掛かるとラインと一体化するように「頭を垂れる」状態に。さらに見やすくなったカラーリングもあってわずかな穂先の動きもわかりやすく、積極的に掛けアワセることができる。なお、穂持ち~ベリーはパワフルな仕上がりなので、40号程度の重いスッテを使っても難なくコントロールできる。

超ソフトで長いグラス製ソリッドティップは微弱なイカパンチでも機敏に反応し、目感度として伝える。 [写真タップで拡大]

カーボン一体成型の中空構造リアグリップ。軽さと感度が飛び抜けている。 [写真タップで拡大]

トレカ®M46XとスパイラルXコアで、かつて無い強力なブランクス

一般的なブランクス構造と比較してネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を実現したスパイラルXコア。

また、全モデル共通のブランクス素材として、ナノアロイ®テクノロジーを基に高強度樹脂を使用した炭素繊維トレカ®M46Xプリプレグを採用。これをシマノ独自のロッド製造テクノロジーであるスパイラルXコアで仕上げることで、ネジリ剛性とつぶれ剛性を強化。細身で軽いブランクスながらも、大型ケンサキイカにも負けないパワーを誇っている。発売は2025年5月、価格は未定となっているが、今しばらく首を長くして待っていてほしい。


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