
関東のブラックバスフィールドを中心に活躍する、エキスパートアングラー折金さんの連載「つきぬけろ! オリキンもばいる」。今回は、2025釣りフェスでお披露目となった新製品の紹介と1月前半の釣況報告。冬の釣りは信念! だそうです。
●写真/文:折金一樹
25スティーズリミテッドCT SV TWと25BLXをぜひ手にとってほしい!
今年(2025年)の横浜釣りフェスティバルで、僕はDAIWAのブースに常駐していました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
さてショーでの新製品ですが、まずはリール。注目はスティーズリミテッドCT SV TWです。
スティーズリミテッドCT SV TW(DAIWA) 2025年2月発売予定。
現在でも人気のあるCT機の後継機種です。個人的には太糸で軽めのルアーをタフに扱えるのが◎。太めのPEとの相性も良いので、立木エリアでパワーアップさせたフィネスな釣りに使うのが楽しみです。
各地のショーや店頭で目にする機会があれば、ぜひ手にとってサイズ感や巻き心地などを確かめてほしいですね。 そのほか、アルファスBFやNewタトゥーラもおすすめです。
ロッドのイチオシは開発にも携わった25BLX。
ブラックレーベル(DAIWA)
ベイト16モデル、スピニング6モデル。どれにしようか迷っている方は、僕、(川村)光太郎、(佐々木)勝也が解説する動画がYouTubeなどに上げられているので参考にしてください。ロッドは、ほかにもスティーズショアコンペティションやリアルコントロールの追加機種も出ました。
真冬の印旛沼水系攻略はライトリグのリアクションか? 喰わせか?
そして横浜釣りフェス前の実釣です。まずはオリキンちゃんねるの撮影で印旛沼水系へ。 本湖は元より、水路やすべての流入河川を含めると関東では霞ヶ浦水系に次ぐ広さ。
とはいえ、この時期に釣れそうな場所となると極々一部に限られます。今回も印旛沼水系がホームのO.S.P社員オカショーの力を借りておかっぱりしてきました。
ボートならともかく、おかっぱりで1日の撮影。おのずと釣果が見込めるのは水路や川。必ずバスは居ると思えるテッパン場がメイン。よって釣り方に重点を置いた内容です。
オカショーはドライブクロー2inのダウンショット。僕はマイラーミノーのジグヘッド。
オカショーはリアクションに振った釣りを多用していて、そのロッドアクションの強さ、テンポなどは必見です。僕は細かく動かすシェイクで、どちらかといえば喰わせる釣り。両極端な釣りですが、冬にはどちらも有効な誘いです。
ちなみに2人での真冬の印旛沼水系の動画は3度目。初回は2人ともノーフィッシュ、2回目は僕だけ釣れたので、オカショーは今回釣れないと3連敗。個人的には釣れても釣れなくてもどちらも楽しみですがw
とりあえず僕には釣れてくれました。オカショーについては動画をご覧ください。
1月前半に通いまくった房総リザーバー。真冬でも信じてやりきれば釣果につながる!
そして、1月前半に通いまくった房総リザーバー。当時は最低水温の6度間近で釣果は厳しくなっている状況。チャンスは少なくなってきていましたがメタル系、ダウンショットを根気良くやれば、まだ釣れていました。
小型が中心ですが、HPシャッドテール2.5inはテッパンです!
HPシャッドテール(O.S.P)
冬は脇目も振らずに一つのことをやったほうが釣果には直結するはず。ほかの釣り方についても、見込める釣果は変わらないと思えます。シャッド、ジャークベイト、ビッグベイト、カバー撃ちなどは横一線。
チャンスは少ないですが、ボイルがあるエリアでオーバーリアルを検証!
オーバーリアル63ウェイク(O.S.P)
とにかく真冬の釣りは、信じてやりきるのみです。2月いっぱいまでは、釣れたらホントにシビれますねw。釣行の際は防寒対策をばっちりして頑張ってみてください。
冬の夕マヅメ。釣れても釣れなくても最高の景色です。
では、また次回をお楽しみに!
アングラープロフィール
折金一樹(おりかね・かずき)
ホームの房総リザーバーで培ったテクニックはボーダレス。DAIWA、O.S.Pプロスタッフ。自身のYouTubeチャンネル「オリキンちゃんねる」では、オリジナルの動画コンテンツを積極的に配信中。