日本が世界に誇るマザーレイク、琵琶湖が育んだデカバスブランドといえばデプス。その蓄積された捕獲エッセンスをボーダレスに注いだ2025年の新製品もやはり凄かった！ ということで今回は、デプスから登場する怪魚用とトラウト用アイテムをご紹介。デプス代表の奥村さんにもコメントしてもらったぞ！
●文:ルアマガプラス編集部
HUGE スピナーベイト 1oz＆1.5oz
怪魚ハンターの懐刀が拡充
ウエイトアップとSCバージョン
プロスタッフのKazzこと鵜山和洋氏による対怪魚用スピナーベイト、HUGEスピナーベイトに従来モデルの1ozを超える1.5ozと、1ozのシングルコロラドブレードバージョンが追加。規格外の世界をターゲットにした圧倒的なパワーと強度に磨きがかかった。
HUGEサーキットバイブ
ウエイトはダウンしてもパワーはダウンせず
HUGEサーキットバイブ
●全長：79mm ●重量：1/2oz ●価格：未定 ●発売時期：2025年
低重心かつハイレスポンスなアピールは、低比重マテリアルの極薄サーキットボードボディだからこそ。HUGEの冠に相応しい強さを反映し、世界の怪魚を圧倒する。先行販売されている1ozモデルのハーフウエイト（1/2oz）モデル。
HUGEソフトバイブ
怪魚を魅了する新奇な刺激
HUGEソフトバイブ
●全長：90mm ●重量：1oz ●価格：未定 ●発売時期：未定
硬いばかりが強さじゃない
ソフトマテリアル素材のバイブレーションは、鋭意作成中のアイテムのひとつ。プラグともワームとも異なる柔らかな動きと水押しで怪魚の興味をそそる。スレも興味も内包する刺激は、まさに絶妙な存在感。『柔よく剛を制する』を体現するハイブリッドルアーだ。
バズジェット・トラウトモデル
唯一無二の表層プラグをエリアの世界で
これで釣りたい欲を高めるデザイン
バズジェットをトラウト用に大胆リサイズ。さらに愛らしくなったフォルムはもとより、その釣獲力もあますところなく小型ボディに詰め込んだ。釣欲を満たす道具として、また所有欲をも満たす愛玩として、感度の高いアングラーのアンテナに触れるルアーに仕上がっている。
クランク・トラウトモデル（仮）&ミノー・トラウトモデル（仮）
クランクの釣れる要素をコンパクトボディに圧縮
クランク・トラウトモデル（仮）
●全長：未定 ●重量：未定 ●価格：未定 ●発売時期：未定
デプスの遺伝子、ついにネイティブへ
ミノー・トラウトモデル（仮）
●全長：50mm ●重量：未定 ●価格：未定 ●発売時期：未定
対トラウトの隠し玉ふたつ
さらに注目のトラウト用プラグがふたつ。完全オリジナルのクランクベイトとミノーだ。いずれもプロトにつき詳細は不明だが、クランクはエリアトラウト用で、フラットなボディ形状はデプスらしさを感じられる。そして塗装の美しさが目を引くミノーはネイティブ用と、期待は広がるばかり。さらなる続報を待とう。
奥村「エリア用のサーキットバイブはおかげさまで好評」
奥村「エリア用のサーキットバイブは（ロデオクラフトの）松本幸雄氏に協力してもらってやってるんやけど、めちゃめちゃ良いってよく聞くね。このミノーはエリアじゃなくて渓流用。実は昔、韓国からソガリ用のルアーをっていうオファーがあって、それは途中で(企画が)流れたんだけど、トラウトをやるようになって『そういやどうなった？』となり完成にこぎつけたというね」
奥村和正（おくむら・かずまさ）
1997年のデプス創業以来、ヒット作を量産するルアーデザイナー兼プロアングラー。幼少期から変わらないデカバスへの想いと経験をアイテム注ぎ込み、バスと釣り人に共鳴させるモノ作りを続けている。そのマニアックさ＆ストイックさを自らに向け、肉体も鍛え上げていることは有名な話だ。
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