【最終結果速報】お昼過ぎまで0尾⁉からの連発劇!! JBトップ50開幕野村ダム決勝戦【2023年A.O.Y.が初戦を獲った!】

日本一のバスアングラーが決まる国内最高峰トーナメントカテゴリー・JBトップ50が今年も開幕!4月4日~4月6日の三日間にわたって第1戦の舞台となっているのは愛媛県にある野村ダム。春のリザーバーで行われた戦いは本日で終了。激戦を制したのは果たして…⁉

●文:ルアマガプラス編集部

数は釣れるがサイズが伸びない野村ダム戦が終了!

国内最高峰バス釣りトーナメント「JBトップ50」は、選ばれし53名の選手が、全5戦3日間の試合を行い、その総合結果でバスプロ日本一の称号「アングラー・オブ・ザ・イヤー(A.O.Y.)」が決定する。

4月4日から本日4月6日までの3日間にわたって開催されたのは、そんなトレイルの第1戦目。ゲーリーインターナショナルCUPだ。

試合の舞台となったのは愛媛県にある野村ダム・朝霧湖。

フルサイズのバスボートではなく、いわゆるアルミボートと呼ばれるサイズ感の船を使って行われる程度にフィールドは狭く、アングラー同士の距離感が近くなるのが特徴的だ。

現地では桜が見ごろを迎えており、シーズナルパターン的にはバスの産卵を意識せざるを得ない状況。

そんな中、予選2日間はほぼノーフィッシュがいない驚きのウエイイン率の高さとなったが、その一方で多くの選手がサイズに悩まされる展開となっていた。

最後まで釣りきった一昨年チャンピオンが優勝!

いよいよ迎えた最終日。

予選暫定首位で迎えた安江優斗選手は2本648gとまさかの大苦戦。さらに暫定2位だった松田守彦選手選手もまさかのノーフィッシュという大波乱が。

その隙を逃さなかったのが、暫定3位につけていた一昨年のA.O.Y.・梶原智寛選手。

3本2182gと、最終日単日6位のウエイトを持ち込み、三日間合計ウエイト8428gで自身3度目となるトップ50戦優勝。

梶原選手は予選2日間を竿抜けスポットとなっていた砂底のブレイクエリアに着目。2シェイク後にブレイクからコロッと落とすリアクションテキサスの釣りをブラインドでやりきり暫定3位で最終戦へ進出することに成功。

最終日となる本日はその釣りが機能せずノーフィッシュ時間が続いたものの、帰着途中に釣り上げた1本を皮切りに怒涛の4連発!

あわやゼロ申請というところからのまくりは、非常にドラマチックな展開だ。

準優勝は安江選手で3日間のトータルは7762g。予選2日間をハイウエイトでまとめられたことで、この順位を守りきることができたといえるだろう。

トータル7586gで3位となったのは、6年ぶりのJBトップ50参戦を果たした加木屋守選手。4位には3日間安定した釣果でトータルで7504gを持ち込んだ五十嵐誠選手がなんともらしいお立ち台へ。また、初日首位の志達海輝選手はトータル7030gで5位に入賞している。

今回の試合の模様は5月21日発売予定のルアーマガジン7月号にて詳しく開催予定。

なお、JBトップ50第2戦 東レ・ソラロームCUPは6月6日~8日に実施を予定している。

JBトップ50第1戦 最終結果

No.氏名3日間合計重計初日重量2日目重量3日目重量
1TOP506梶原智寛8,428g3,408g2,838g2,182g
2TOP5023安江勇斗7,762g3,576g3,538g648g
3TOP5032加木屋守7,586g2,242g3,140g2,204g
4TOP502五十嵐誠7,504g2,654g2,088g2,762g
5TOP5015志逹海輝7,030g3,602g2,156g1,272g
6TOP5021福島健6,550g2,410g2,208g1,932g
7TOP5043掛水崚6,530g1,836g1,916g2,778g
8TOP505黒田健史6,422g1,830g2,146g2,446g
9TOP5035藤川温大6,376g2,484g3,144g748g
10TOP503山下尚輝6,372g1,676g1,902g2,794g
11TOP5039松田守彦6,260g3,248g3,012g0g
12TOP507佐々一真6,202g1,902g2,144g2,156g
13TOP5036芳賀龍平5,924g2,344g1,926g1,654g
14TOP5025山下一也5,904g2,086g2,884g934g
15TOP5014吉川永遠5,896g2,142g1,726g2,028g
16TOP501江尻悠真5,500g1,770g1,758g1,972g
17TOP5013青木大介5,496g2,162g1,638g1,696g
18TOP5010小森嗣彦5,468g2,456g1,652g1,360g
19TOP5038阿部貴樹5,426g2,466g2,322g638g
20TOP5016野村俊介5,202g1,754g1,626g1,822g
21TOP5033松崎真生5,010g2,298g2,060g652g
22TOP5028宮嶋駿介4,936g2,158g1,378g1,400g
23TOP5022小林知寛4,794g2,482g1,810g502g
24TOP5011市村修平4,738g2,360g1,202g1,176g
25TOP5026椿貴翔4,706g1,226g2,620g860g
26TOP5049鈴木隆之4,596g902g2,510g1,184g
27TOP5044小林明人4,556g1,658g1,928g970g
28TOP5018藤田夏輝3,904g1,170g2,134g600g
29TOP5029藤原啓司3,766g3,414g0g352g
30TOP5040篠塚亮3,558g1,222g2,336g0g
31TOP5053井上泰徳3,240g1,382g1,858g
32TOP5051中嶋美直3,324g2,122g1,202g
33TOP509今泉拓哉3,242g1,272g1,970g
34TOP5020原田匠3,180g1,386g1,794g
35TOP5034船本尚宏2,532g2,532g0g
36TOP5052河辺裕和3,002g1,554g1,448g
37TOP5017郡司潤2,960g1,390g1,570g
38TOP5050南一貴2,950g1,310g1,640g
39TOP5048薮田和幸2,952g1,748g1,204g
40TOP5047林祐吾2,394g2,020g374g
41TOP5019喜代浜友貴2,514g1,868g646g
42TOP508早野剛史2,890g1,242g1,648g
43TOP5027天野雄太2,858g1,372g1,486g
44TOP5012山岡計文2,814g1,476g1,338g
45TOP5041金澤匡秀2,282g528g1,754g
46TOP5031今江克隆2,772g1,602g1,170g
47TOP5046望月輝2,222g1,826g396g
48TOP5024加藤栄樹2,338g730g1,608g
49TOP5030青木哲2,096g566g1,530g
50TOP5042冨岡秀紀2,024g800g1,224g
51TOP5037椋木俊博1,700g966g734g
52TOP504宇佐見素明1,314g0g1,314g
53TOP5045河野正彦694g694g0g

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