その差1pt!バス釣り日本一を決めるデッドヒートは決着間近!【JBトップ50最終戦直前レビュー】

その差1pt!バス釣り日本一を決めるデッドヒートは決着間近!【JBトップ50最終戦直前レビュー】

国内最高峰バスフィッシングトーナメント「JBトップ50」は本日から行われる第5戦霞ヶ浦にて2025年シーズンのトレイルが終了する。つまり、今回の試合で2025年の年間優勝者「バス釣り日本一」が決定するのだ!ここではそんな栄光に最も近い2名のアングラーにクローズアップする。

●文:ルアマガプラス編集部

マーモか! 青大将か!イッツ・ショータイム!

2025最終戦を前に、トップ50全53選手からAOY獲得の可能性を秘めた選手が絞り込まれた。

仮に、首位選手が参加点の5ポイントに終わった場合、逆点AOYを飾る最大限の得点として優勝の50ポイントが存在。即ち首位との差45ポイント以内の選手のみがAOY獲得の余地が残されている状態だ。

暫定順位表を参照すると、その範囲内にランクするのが14位の今泉拓哉選手まで。

順位ゼッケン氏名第1戦第3戦第4戦p計首位との差
1TOP5032加木屋守48p47p36p172p
2TOP5013青木大介34p50p45p171p1p
3TOP505黒田健史43p34p42p163p9p
4TOP5028宮嶋駿介29p43p38p159p13p
5TOP501江尻悠真35p42p37p154p18p
6TOP5025山下一也37p31p33p147p25p
7TOP5039松田守彦40p36p39p145p27p
8TOP507佐々一真39p23p27p139p33p
9TOP5014吉川永遠36p35p20p139p33p
10TOP5043掛水崚44p29p29p135p37p
11TOP5015志逹海輝46p18p44p134p38p
12TOP506梶原智寛50p16p30p133p39p
13TOP5029藤原啓司22p40p32p129p43p
14TOP509今泉拓哉18p27p41p129p43p
15TOP502五十嵐誠47p49p18p127p45p
16TOP5018藤田夏輝23p48p50p126p46p
17TOP5033松崎真生30p5p49p123p49p
18TOP5021福島健45p45p5p123p49p
19TOP5034船本尚宏16p33p47p119p53p
20TOP504宇佐見素明5p41p31p113p59p
21TOP5035藤川温大42p5p46p112p60p
22TOP5016野村俊介31p12p17p107p65p
23TOP5027天野雄太5p24p43p106p66p
24TOP5038阿部貴樹32p19p48p104p68p
25TOP5017郡司潤14p44p28p103p69p
26TOP503山下尚輝41p22p21p99p73p
27TOP5023安江勇斗49p5p35p94p78p
28TOP5044小林明人24p39p25p93p79p
29TOP5036芳賀龍平38p5p19p93p79p
30TOP5010小森嗣彦33p38p5p92p80p
31TOP5031今江克隆5p5p34p89p83p
※最終年間成績の上位60パーセント、今季の場合は53選手のため31位までが 来季シード権を獲得。得点合計が同点の場合、獲得重量の差で順位が決定。

しかし、単純にその45ポイント差だけで逆点可能とも言えず、過去の例では2015年に青木大介選手が五十嵐誠選手との28ポイント差を逆転したのが史上最多差。

最大限の差として30ポイントまでと考えれば、7位松田守彦選手までがAOY獲得の可能性を秘めていると言ってもいいだろう。

そんな中で突出しているのが、暫定首位・加木屋守選手と2位青木選手。その差、わずかに1ポイントだ。

加木屋守「2025年の集大成。自分の全てを最終戦にぶつけます!」。

三十路を迎え、まさに脂の乗ったピークパフォーマンスを迎えた加木屋守選手。24マスターズAOYに続き、25トップ50AOYを獲得して常勝街道へと乗るのか!

青木大介「カスミなんでね、何が起こるかわからない。でもね… 勝ちます!」。

一方、追う立場で迎える、帰って来た青大将・青木大介選手。その濃密な経験値で、再び国内トーナメントシーンを青一色に染めるのか! 

もちろん、両選手の成績次第では3位以下の選手の年間優勝にもチャンスはある‥!

10月17日からの霞ヶ浦戦に注目だ!

その差はわずか1ポイント!加木屋守VS青木大介

暫定2位 171ポイント
青木大介(ゼッケンNo.13)

生年月日/年齢/出身地・在住地
1982年10月26日生まれ/42歳/神奈川県出身・山梨県在住

JBトップカテゴリー歴

通算17年目
2004 年にワールドプロシリーズ(現トップ50)のサブ組織・エコワールドへ昇格。翌年トップ50 へと改称以降、2018 年までの計15 年間の参戦。翌19 年から22年までは米国BASS に所属してオープンから最高峰エリートシリーズへ昇格。帰国後の23 年にはマスターズで再昇格権利を得て、24 年よりトップ50 出場。

主な戦績

TOP50 AOY 2008・2015・2017
2017 年に獲得した3 度のAOY は当時の史上首位タイ記録。現在は2022 年に小森嗣彦選手が4 度目を獲得のため史上2 位。青木選手が今季AOY 獲得となれば、再びタイ記録に。最高齢AOY はその小森選手の47 歳11 ヶ月に続く、史上3 人目の40 代AOY となる。なお、もう一人は2005 年の藤木淳選手で当時40 歳。

仕様艇/エンジン

スキーターFXR20/275ps

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暫定1位 172ポイント
加木屋守(ゼッケンNo.32)

生年月日/年齢/出身地・在住地
1982年11月9日生まれ/32歳/愛知県

JBトップカテゴリー歴

通算2年目
2019 年は初昇格時ながら年間10 位を獲得。以降の4 年間は米国B.A.S.S. オープンにスポット参戦して、2024 年に活動の場を国内へと戻してマスターズに参戦するやAOY 獲得で今季再昇格へ。

主な戦績

2024マスターズAOY
昨季は3 桁超の手練がひしめくマスターズで、6・6・14・14 位と全4 戦を常に堅調なスコアでまとめて、最後まで首位を争った佐々一真選手と同得点総重量勝ちでAOY 獲得。その勢いそのままに今季再昇格のトップ50 では第2 戦以降、常に暫定首位を走り続けている。2 年連続、別カテゴリーAOY 獲得なるか!

仕様艇/エンジン

トライトン18TRX/マーキュリーPro XS 200ps

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ジャッカル、GMG、日成設備、ELECTRIC、AKTYKENSOW、テイジーコム、B-FARM、季彩酒房 群、SOUTHER、BASS PROSUPPORT。 [写真タップで拡大]

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