【デカすぎるだろ…】アジングで88cmのヒラメが飛び出した&冬のデカメバル狙いに「スプリットショットリグ」とは?【今日もいいチョーシ】

【デカすぎるだろ…】アジングで88cmのヒラメが飛び出した&冬のデカメバル狙いに「スプリットショットリグ」とは?【今日もいいチョーシ】

DAIWAフィールドテスターの渡邉長士さんの連載企画「今日もいいチョーシ」。冬のライトゲームではデカメバルを狙った釣りが面白い!そこでチョーシ流デカメバル捕獲術をたっぷりと語っていただいた。また、年始のサーフアジングではとんでもない魚が飛び出したとか…!

●文:ルアマガプラス編集部

尺メバルと月下美人MX

こんにちは。ダイワフィールドテスターの渡邉長士(たけし)です。いつも「今日もいいチョーシ」を読んでいただきありがとうございます。

2026年がスタートして1週間ほど経った頃に原稿を書いていますが、先日は比較的温暖な房総半島にも積雪があり、今では冬の真っ只中といった感じです。

寒さも本格的になりましたが釣り業界最大級のイベントである「釣りフェス2026」が目前に迫っているため、体調には気を付けて万全の状態で皆様にお会いできるように心がけています。

この記事がアップされる頃は釣りフェスが終わっているかもしれませんが、2/7~2/8にインテックス大阪で開催される「フィッシングショー大阪」もダイワブースに立つ予定なのでぜひ遊びに来て下さい!

いつもは近況から報告していますが、今回は後回しにしたいと思います。

というのも、ここ数日の近況を後半でレポートしますが、けっこう衝撃的な釣果となったので、そちらでたっぷりと最近の釣行を書きたいと思いますのでお楽しみに。

さて、冬本番となった今の時期に激アツになるターゲットといえばメバル。

身近な堤防での手軽なメバリングも楽しいですが、私が例年楽しみにしているのがデカメバル狙い。

デカメバルの1つの目安は30cmを超える「尺メバル」ですが、年末年始あたりから地元の房総でもお腹がパンパンの尺メバルが狙えるようになります。

この時期は一年でもっとも尺メバルが狙いやすい時期だといえますが、その理由は産卵期の直前のプリスポーンというタイミングのため。

メバルの産卵期は関東の場合だと1~2月頃になりますが、産卵前は荒食いのためかルアーへの反応も良くなることが多く、また、メバルは一般的な魚の産卵と違いお腹の中でふ化させてから産む卵胎生なので、生まれたばかりの稚魚が成育しやすい浅い沿岸近くで稚魚を産むのではと推察しています。

そのため、産卵前は浅場へ移動してくる“乗っ込み”の状態となり、ショアからもっともデカメバルが釣りやすい時期だと思っています。

房総半島の詳しい尺メバル攻略法は以前アップしているので、そちらも読んでいただければと思います。

手軽なアベレージサイズの数釣りから自己記録の更新を目指すデカメバル狙いまで色々なスタイルで楽しめるメバリングですが、入門者からエキスパートまで幅広いアングラーにマッチするメバリング専用ロッドの「月下美人MX」が昨年の10月に発売されました。

ほぼ同時期にはアジング専用モデルの「月下美人MXアジング」も発売され、前回はショートモデルを中心に紹介してきました。

「月下美人MX」シリーズはアジングやメバリングなどのライトソルトウォーターゲームの専用ロッドで、メバルモデルが8機種、アジングモデルが7機種あります。

グレードとしては中間的なミドルクラスですが、上位機種に肉薄する感度と操作性があり、上位機種にもまだ搭載されていない「カーボンモノコックリアグリップ」がMXシリーズには月下美人では初めて搭載しています。

アジングモデルの詳細は以前も紹介したため今回は割愛させていただきますが、メバルモデルはスピニングモデルの68L-T、610L-S、72L-T、74UL-S、710ML-T、83M-Tと、ベイトモデルの73ULB-T、76LB-Tと幅広くラインナップされているため、自身のスタイルに合ったロッドが選べると思います。

ミドルクラスといっても性能はクラス最高峰といえるため、入門者が最初に買う1本にすると上達しても買い替えすることなく長く使え、すでに上位機種を使っているエキスパートもロングロッドやベイトモデルなど違うスタイルのロッドを揃える際にも最適だと思います。

そんな「月下美人MX」で普段から愛用しているのがスピニングモデルでシリーズ最長の83M-T。

【ボトムに潜む大型メバルを狙うためのハイパワーモデル】がコンセプトですが、そのコンセプト通り房総の大型メバルを狙う時に使っています。

ということで、ここからはこの83M-Tを使った2026年の最新の釣行をレポートしたいと思います。

泣き尺連発⁉ 冬のでかメバルゲーム

地元・房総でのデカメバルゲームは年末の12月中には始めていて、クリスマスを過ぎたあたりからは27~28cmほどを1回の釣行で数匹キャッチしていました。

メインの釣り方は潮が大きく引いた磯のワンドを狙いますが、潮位の高い時には堤防からでも狙います。

メバルは30cmほどのサイズになるまで10年ほどかかるといわれているため、「デカメバルが集まる条件」+「メバル狙いの釣り人が少ないところ」を攻めるのがミソです。

ただでさえ人の少ない夜の磯で、さらに潮が引いたタイミングでしか立てない磯はデカメバルの宝庫ですが、房総半島の外房側はアジング人気は高いもののメバリングをする人は少ないため、条件さえ合っていれば意外と堤防からでも尺メバルが狙えるところがいくつもあります。

大晦日も夜に潮が大きく引くため、外房の磯へエントリーして29cmをキャッチしましたが、狙っている尺にはわずかに届かず。

そして新年の1日の夜も外房の磯へ向かいました。

使用タックルは以下の通り。

●ロッド 月下美人 MX 83M-T
●リール ルビアス LT2500S-XH
●ライン UVF月下美人デュラセンサー+Si2 0.4号
●リーダー エメラルダス フロロリーダー X’LINK 3号
●ジグヘッド 月下美人 SWライトジグヘッドSS 1.5g#4
●ソフトルアー 月下美人 稚美シャッド  (全てダイワ)

ジグヘッドの20~30cmほど上に3Bのガン玉を1~5個ほど付けるスプリットショットリグを基本にしています。

このリグにしている理由は、ガン玉であればラインを結び変えずにウエイトを簡単に増減でき、手前から沖まですぐに対応できます。

また、キャロやフロートでデカメバルへのプレッシャーをかけないためと、キャロシンカーやフロートにバイトしてしまうシンカーバイトを防ぐため。

特にデカメバルは1度バイトすると2度目がなかなか出ないことも多く、ステルス性の高いガン玉にしています。

ちなみに、3Bを使う理由は1個が約1gと計算しやすいためです。

ジグヘッドを選ぶ際に気を付けるのがフックのサイズと強度。当然ながらデカメバルは引きが強いため、アジング用などの細軸のフックでは簡単に伸ばされてしまいます。そのため、私は普段は#4を使い、小さくしても#6までです。

プラグでも釣れるのですが、房総で私のスタイルの狙い方だとプラグがマッチすることが少ないため、ほとんどがスプリットショットリグです。

その理由が主に2つで、1つが攻めるレンジ。

プラグのメリットはトップをはじめ表層を攻めやすいことがありますが、水深のある磯のワンドでは基本的にボトム周辺を攻めることが多く、プラグではフォールに時間がかかるため手返しが悪くなります。

2つ目はスナッグレス性で、海藻が多くデコボコな岩肌の房総の磯ではトリプルフックは簡単に根がかりしてしまい、ヒット後にもし海藻帯にメバルが突っ込んだ際もフックが海藻に刺さり引きずり出しにくくなります。

それぞれに対策はありますが、だったらジグヘッドを使ったスプリットショットリグが手っ取り早いというワケです。
ちなみに、春先にはさらに海藻が繁茂しますが、そんな場合はジグヘッドではなくオフセットフックにする場合もあります。

さて、話を当日に戻しますが、最初に狙ったのはワンドの深場ではなく比較的シャローの場所。

立っている磯は50mほどウェーディングして渡る島状の磯で、周囲には水深が10mほどのディープもありますが、岸に向かって徐々に浅くなった水深2mほどの場所です。普段は狙わないポイントですが、数日前に堤防から釣っている時に水深1~2mほどのシャローでもヒットしたため最初に狙ってみました。

ガン玉が4個に1.5gのジグヘッドのリグをキャストしたら3カウントほどでリトリーブを始めて表層から中層をただ巻きします。

すると3投目に足元にある払い出しでヒット!

ロッドを立ててラインが磯に当たらないようにしながら波と一緒に抜き上げるとなかなかのサイズではあるものの尺は微妙なところ。

計測してみると29cmとやはり尺には届かず。

その後も同じようにシャローを攻めるとすぐにヒット!

今度は先ほどよりも少し重い。今度こそ尺メバルか?

計測すると29.5cmとあと一歩。

またも同じようにシャローを攻めているとヒット。今度は明らかに重量感があり引きも強い!尺は間違いない!もしかして自己記録更新となる35cmはある!?

と抜き上げてみると、35cmを超える

・・・メジナ。

その後はディープ側も攻めてみましたがバイトのみでキャッチならず。

それでも楽しい新年初釣りとなりました。

デカアジ狙いでまさかのデカヒラメ!!

翌日の2日は夜にプチ遠征。向かったのはデカアジの宝庫“西湘サーフ”です。

途中、千葉では珍しく積雪するほどの雪でしたが、翌3日の午前0時頃に無事に到着。
タックルは昨日と同じですが、リグは15gのフロートリグに変更しています。

ジグヘッドは「月下美人ジグヘッドSS」1.5g#6にワームは「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム MID」の3インチ。

ハリスは「月下美人フロロリーダー」の8lbと6lbを約40cmずつにした80cmほどです。

この日は風も波もなく、満月が頭上で煌々と光り最高に釣りやすい状況。さらに、これから潮が上げてくるタイミングと、サーフアジングの好条件が全てそろった神状況です。

「これは釣れないわけがない」とすでに釣果を確信しながらフロートリグを遠投します。

ロッドは同じく「月下美人MX 83M-T」ですが、このようなフロートリグのアジングにもマッチします。

というか・・・あまり大きな声では言えないのですが、大規模サーフのデカアジ狙いでは83M-Tが最高です。

月下美人MXのアジングモデルもサーフアジングにも適した711ML-Sがあり私も愛用しているモデルではありますが、重量のあるリグの遠投性能やデカアジをコントロールするトルクは83M-Tの方が高いといえます。

それでありながら軽量性と操作性もあるため、アジングに使うのも当然アリなんです。

ちなみに、アジングモデルの711ML-Sは83M-Tに比べて少しライトでソリッドティップのため、フロートリグやキャロ、ダウンショットなどを繊細に操作するアジングの時にはベストマッチです。アジングモデルなのでそれは当然ですが。

ということで、フロートリグをかっ飛ばすキャストを1時間ほど繰り返し、ただ巻きに時おりシェイキングを混ぜてリトリーブしているとヒット!

サーフでは波打ち際で不規則にテンションが増減するためラインブレイクや口切れを防ぐためにドラグはやや緩めに設定し、慎重に寄せてくると狙い通りのアジをキャッチ。

計測すると37.5cmとまずまずのサイズ。

「これからが時合だな」とキャストを再開した15分後にバイト。

コンっという小さく短い魚信のあとに10mほどのファーストラン。これはデカいぞ。もしかして50cmオーバーか!?

無理をせず巻けるときに巻き、出すときは出すを繰り返していると、どうやらアジではなさそう。70cmほどのシーバスかな?とファイトを続けているとやけに重い。もしかしてサメかエイ??

20分ほどのファイトの末、ようやく波打ち際までくると月明かりに照らされたのはヒラメ!それもデカい!!

尾びれの付け根を素手でつかみ、砂利浜にズリ上げて改めて見ると巨大で肉厚な座布団ビラメ!!

計測してみると自己記録を大きく更新する88cm。

フィッシュグリップに備え付けの計りを見ると8㎏を超えて9㎏近いものの、あまりにも重いので正確なウエイトを計るのはあきらめよう。8kgオーバーでいいや。

ジグヘッドを見てみるとフックは伸ばされ紙一重でした。

これからアジの回遊もまだまだありそうですが、今回はこれで納竿。

ここで今年の釣果を振り返ってみると、元日のメバルが29cmと29.cm、そして3日はアジの37.5cmとヒラメの88cm。

つまり、2026年の各魚種の“最小”サイズはメバルが29cm、アジが37.5cm、ヒラメが88cmと驚異的な記録になりました。

その手助けをしてくれたのは間違いなく「月下美人MX 83M-T」。

本来のメバルロッドとしての性能はもちろん、サーフのデカアジ用としても大きな戦力となり、海ではありがちな大物ゲストのヒットも難なくキャッチできるパワー・トルクがあります。

デカメバルは4月ごろまで狙えますし、夏には小型回遊魚、秋にはライトなエギングにも良さそうです。

この1本があれば一年を通して色々と遊べそうですし、月下美人MXにはライトなモデルやベイトモデルもあるので、メバルファンだけでなくライトソルトゲームを楽しむたくさんのアングラーに知って欲しいロッドです。

ぜひ「月下美人MX」をチェックしてみて下さい。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。