
細く丈夫な釣り糸(ライン)を用いるバス釣りでは、その結び方(ノット)が非常に大切となる。普段の生活では馴染みのない結び方ばかりだが、一度覚えてしまえばいろいろなところで応用が効くので、しっかり覚えよう。
●文:ルアマガプラス編集部
ラインを結ぶ(ノットを組む)上での注意点
ラインを結ぶ際には、下記のようなポイントに気を付けることで、より強度を高めることもできるので、ぜひとも気にかけてみて欲しい。
- 結び目を濡らす:ラインは熱に弱い。そのため、締め込む際に生じる摩擦熱でも強度が下がる可能性もある。そこで結び目をツバなどで濡らして締め込むのも有効な手段となる。
- しっかり練習する:せっかく魚が掛かったのに、結び目が解けて逃げられてしまった…。そんなことにならないように、ノットはしっかり練習しておこう。家の中でも気軽に取り組むべし!
- 端糸は少し残して切る:ルアーなどに結んだ後に残る先端を端糸と呼ぶ。この部分があっても釣果に直接差はでにくいが、ルアーアクションの妨げになることもあるので短め(5~10ミリ)に切ってしまおう。
超基本ノット4選
釣りにおいて、あらゆる場面で使用する超基本のノットを4種類紹介。いずれも優れたノットなので、まずは1つだけでも覚えればOK。
ユニノット:応用性抜群の基本ノット
①アイにラインを通し、その先端を折り返してループを作る。
②ラインの先端を①で作ったループに4~5回くぐらせ、2本のラインに巻き付けていく。
③本線を引っ張り絞め込んで完成。
クリンチノット:巻き付けて2回通すだけの簡単ノット
①ラインの先端をアイに通し、本線に5~6回巻き付ける。
②巻き付けたラインの先端を根元にできたループに通し、さらにその際にできたループにくぐらせる。
③ある程度絞め込んでから、本線を引っ張り結び目をアイに寄せたら完成。
パロマーノット:シンプルな行程だが強度は抜群!
①ラインの先端を二つ折りにしてアイに通す。
②通したラインで元のラインと端糸の2本をまとめて結び、締め込まずに先端の輪にルアー(スナップやフック)をくぐらせる。
③端の2本を引っ張りつつ形を整えて絞め込めば完成。
ハングマンズノット:慣れれば最速の高強度ノット
①ラインの先端をアイに通したら、15センチくらいのところで折り返す。
②端糸と本線をあわせて4~5回巻き付け、折り返しでできた輪に先端を通す。
③本線と先端を引き、ある程度形ができたら本線で絞め込んで完成。
応用ノット2選
ノットは日々進化しており、とても紹介できないくらいにその種類は豊富。超基本の4種類を覚えたひとには応用編として追加で2種類のちょっと特殊なノットを紹介しよう。
イモムシノット:手間はかかるが強度は最強クラス!
①二つ折りにしたラインをアイに通し、その輪にルアー(フックやスナップ)を潜らせ、引き締める。
②ラインの先端を本線の下へ潜らせ、ループの中に通す。
③②とは逆にラインの先端を本線に跨ぐようにし、ループの中に通す。②③を合計4~5回繰り返して完成。
フリーノット:ルアーが良く泳ぐ便利ノット
①ラインの先端にかた結びを作ってからラインの先端をアイに通し、かた結びの輪に通す。
②本線を軽く引いてコブを作り、そのコブの近くで本線にかた結びを作る。
③本線を引いてコブ同士をくっつけたら完成。
ライン同士のノット3選
最後に紹介するのは、ラインとラインを結びつける方法。ここではリール側のラインをメインライン、結びつけるラインをリーダーと呼ぶ。特にPEラインを使用する際には覚えたいノットたちだ。
トリプルサージェンスノット:簡単かつ実績十分のライン同士を結ぶ方法
①メインラインとリーダー、2本のラインを重ねて輪を作る。
②メインライン側の先端とリーダーすべてを輪の中で3回巻き付ける。
③ゆっくり両端を引いて絞め込んだら完成
電車結び:ユニノットができれば簡単に結べる
①リーダーとメインラインを互い違いに重ね、リーダー側で輪を作り、その先端をユニノットの要領でメインラインに巻き付けるようにして輪の中へ3~5回通す。
②メインライン側でも①と同じ作業を行う。
③リーダーとメインラインを引っ張り、締め込んだら完成。
FGノット:中級者以上は覚えたい高強度高難易度ノット
①リーダーにメインラインを10~15 回ほど編み込む。
②メインラインの先端で輪を作り、本線とリーダーを一緒に3回ほど巻き込み、強く締め込む。
③メインラインの先端部で本線とリーダーをまとめてかた結び。これを1回ずつ強く締めつつ、4~5回行う。
④リーダーの長さを超えたら本線単体でも③の工程を施して完成
動画も見て覚えよう!!
今回紹介した基本のノット4種類と応用のノット2種類は、YouTubeにて動画形式で解説している。結ぶ
ためのスピードや、強度も比較実験をしているので要チェック!
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