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無人島から南国リーフまで、拡張する“もりぞー”チニングワールド。日々の釣りで感じる「もう少し○○だったら」を解消するDAIWAの高い技術力

もりぞーさんの今回のレポートは、THEフィッシングの撮影で訪れた熊本県・上天草釣行や、プライベートでの沖縄釣行、そして静岡県は浜名湖と盛りだくさん。撮影時のヒットルアーやタックルの詳細のほか、釣りを快適にするアパレル関係も細かく紹介していただいているので、ぜひチニングゲームに役立ててみてください!

●文:森 浩平

まさにFeel Aliveな上天草チニング

ルアマガ+をご覧の皆さま。

大阪・淀川をホームに活動している、ダイワアングラーのチニング伝道師、“もりぞー”こと森浩平です。

さて、シルバーウルフ新製品、“シルバーウルフSX”、“シルバーウルフCT”そして、シルバーウルフワームの新色が発売されました。

「もう少し○○だったら」——そんなチニングアングラーの声に応える、最先端の製品たち。どれも高評価をいただけており、作り込んできた甲斐があったと感じています。自分の“欲しい”が、皆様の喜びに繋がる。テスター業をやっていて、本当に良かったと思える瞬間のひとつです。

先日放送されたTheフィッシングの上天草チニング回はご試聴いただけたでしょうか。

今回の出演では、透き通る海と緑の島々が広がる熊本県・上天草へ。水温はやや低め。チヌのフカセ釣りで名高いこのフィールドを、ルアーで挑む。“フカセの聖地”に、フリーリグスタイルは通用するのか——。

市街地から大自然まで。フィールドを選ばずに楽しめるチニングの魅力を、30分に凝縮しました。地磯に砂浜。干潮時に歩いて渡れる小島、そして無人島。様々なロケーションで、美しい桜と、ヒレが青く輝く黒鯛。

メインタックルはシルバーウルフSX76MLB-S × シルバーウルフCT。遠投シーンではSX80MB-Sも使用。

ルアーはアーバンホグ(サンドシュリンプ/ライトオリーブ/レモングラスUV)を軸に、状況に応じてアーバンシュリンプ2.8、アーバンクローラー、アーバンツイスターをローテーション。流れや地形変化に合わせてアプローチを変えながら、バイトを引き出していく展開。

釣果はトータル30枚超。サイズ・数ともに上々で、50cmクラスの大型チヌ、“年(ねん)無し”もキャッチ。春の一瞬を切り取ったような、“Feel Alive.”な時間でした。

渡船を利用しての無人島への挑戦に際し、勢力丸様、そして山本釣具センター永守様にご協力いただきました。改めて感謝申し上げます。

黒鯛(チヌ)の「年無し」について

「年無し(ねんなし)」は、主に「50cmを超える大物サイズの黒鯛」を指す釣り用語です。

では、なぜ年(とし)ではなく年(ねん)なのか。魚は「1年魚(いちねんぎょ)・2年魚(にねんぎょ)」といったように、“年(ねん)”で数える文化があります。

そのため、「何年生きているのか分からないほど成長した個体」=「年無し(ねんなし)」という解釈が、本来の成り立ちとしては自然です。ただし、「としなし」も慣用的に広く使われており、釣りの現場や会話ではどちらも一般的に通用します。

なお、これは村越正海さんに教えていただいた解釈ですが、個人的にも非常に腑に落ちた考え方でした。

■天草釣行TACKLE DATA

Rod:シルバーウルフSX 76MLB-S/80MB-S
Reel:シルバーウルフCT SV TW PE SP
Line:磯センサーSS+Si 0.6号
Leader:フロロハリス X’LINK #3
Sinker:ルアーシンカー TG
SinkerStopper:ハードシンカーロック M
Hook:シルバーウルフフックSS ワイドオフセット スクリューキーパーストレート
Lure:シルバーウルフ アーバンクローラー2.5/アーバンツイスター2.5/アーバンホグ2.8/アーバンシュリンプ2.8(使用カラー:ライトオリーブ/サンドシュリンプ/レモングラスUV)

■天草釣行APPAREL DATA

【おかっぱりシーン】
HEAD WEAR:DC-6125 CORDURA®ロゴキャップ
EYE WEAR:TLX024 イーズグリーン/トゥルービュー
FACEGUARD:DA-9625 ICEDRY® メッシュフェイスカバー
PANTS:DP-8125 STORMFLEECE™ウィンドブロックパンツ
GROVE:DG-6726 ICEDRY® UVケアグローブ 3本カット
LIFE JACKET:DF-2426 コンパクトライフジャケット
FOOT WEAR:DS-2301G FOGLER GORE-TEX ミッドカット

【ウェーディングシーン】
HEAD WEAR:DC-6125 CORDURA®ロゴキャップ
EYE WEAR:TLX024 イーズグリーン/トゥルービュー
LIFE JACKET:DF-6026 ベンチクールエアーゲームベスト
GROVE:DG-6726 ICEDRY® UVケアグローブ 3本カット
UNDER WEAR:DU-3325P ダンロテックアンダーパンツ極厚手
WADER:BW-4551(フェルトスパイク)ブレスウェーダー

【アクセサリー&TOOLS】
LANDING POLE:マルチランディングポール 300
LANDING NET:ランディングネットFL2 40RC
BAG:HG ショルダーバッグLT
FISHGRIP:フィッシュグリップST225

プライベートで沖縄・石垣島/西表島釣行

学校の春休みを利用して、家族で沖縄へ。その合間に――しっかり釣りも。

まずは石垣島の砂浜でトップウォータープラッギング。ハーフパンツでの立ち込みは、それだけで最高の時間。

ラフトリック70Fで、アマイユとクワガナー。魚の平均サイズに合わせて、フックは#6→#8へダウンサイズして使用しました。トッププラグだけでも十分楽しめますが、風が強い日や遠投が必要な場面では、セミトップで使えるスイッチヒッターDH59Sやガルバ レーザーインパクト64Sがあると手札が広がります。

【ショアタックル】
1.シルバーウルフSX71LMLB-S × シルバーウルフCT
2.シルバーウルフ73LML-S × イグジストLT2500S-XH

西表島では、サンゴ礁域でのリーフフィッシング。

学生時代、毎年のように通っていた思い出の島。自分が初めてチヌを釣った“始まりの場所”でもあります。この島での経験が、淀川でのチニングに繋がり、今のスタイルを形作っている。いつかダイワオフィシャルでも、このフィールドの魅力を伝えたいですね。

潮の動きが鈍く、アジ系の反応はやや渋め。それでも、バラハタやスジアラなど、カラフルな“ミーバイ”たちが応えてくれました。

ヒットパターンは、スイッチヒッターDH59S/76S、ガルバ レーザーインパクト64S/73Sの高速トゥイッチ。そしてグルービン65Sの高速巻き。

いずれも“一瞬のストップ”で喰わせの間を作るのがポイントでした。リーフの釣りは、レンジを入れすぎると根掛かりのリスクが高い。セミトップ〜約1mレンジを引けるルアーが扱いやすいです。

なかでも、遠投性能と連続アクションのしやすさを兼ね備えたスイッチヒッターDHは必携。ただ巻き主体で使えるグルービン65Sは、ロッド角度に神経質にならなくても“ちょうどいいレンジ”を引けるので、初心者にもおすすめです。

フィッシングサービスMOIのガイド・ヨネちゃんは、学生時代からの旧知の仲。あの頃と変わらない大自然の中で、今は子どもたちと一緒に釣りができている。時間の積み重なりを感じる、特別な釣行になりました。

【ボートタックル】
1.ラブラックスAGS BS 69MS × セルテートLT3000-XH
2.ラブラックスAGS BS 72MHS × セルテートLT4000-CXH
3.シルバーウルフEX75MLB × シルバーウルフSV TW 1000XH

沖縄旅行中、もっとも活躍したのは“DL-1484 フィッシングアクアシューズ”。日常履きから砂浜での立ち込み、そして揺れる船上まで――どんなシーンでも快適に使えました。

フルモデルチェンジされたことで、履き心地や排水性がしっかり進化していて、足に触れる部分は柔らかいEVA、ソールは硬めのEVAという二重設計。足当たりはソフトなのに、接地したときの安定感がしっかりあって、歩きやすさが印象的でした。

デッキソールのグリップや、アーチサポート、ヒールのホールド感も効いていて、船の上でも安心して動ける仕上がり。カヤックでのマングローブツアーでも大活躍。

旅行中に着ていたTシャツは、“DE-8126 ショートスリーブシェードシャツ Feel Alive.”

このシャツの特徴は、石垣島の海岸に漂着したペットボトルを原料に含む「UpDRIFT®」の糸を使用していること。実際にその石垣島で着ていると、ただの機能ウェアではなく、少し意味を持った一枚に感じられました。

このTシャツや、漁業現場で役目を終えたプラスチックを再生して生まれた地域循環型クーラーボックスなど、ダイワの環境配慮製品はこれからも積極的に使っていきたいですね。

単なる“エコ”という言葉だけでなく、実際に現場で使われてきた資源を回収し、再び製品として現場へ戻す――そんな“見える循環”がしっかり形になっているのが印象的。

使う側としても、その流れの一部に自然と参加できるのは大きい。これからもフィールドに立つ一人として、こういう選択肢が増えてくれることを期待しています。

フィッシング遊 豊橋店イベントと、浜名湖釣行

フィッシング遊 豊橋店様にてシルバーウルフチニングイベントを開催しました。SX発売直後の週末ということもあり、非常に多くの方にご来店いただきました。大勢の方とチニングトークができ、とても嬉しかったです。

翌日は友人とボートチニングへ。春らしい気難しいコンディションではありましたが、アーバンホグをメインにフリーリグで展開し、キロアップのキビレを連発。キッカーサイズのチヌもキャッチすることができました。

上天草釣行でも感じていましたが、春はアーバンホグの“ボリューム感”が大当たり。飛距離とのバランスが絶妙で、しっかり飛ばせてしっかりアピールできるのが強みです。さらに柔らかいマテリアルを採用しているため、ボリュームがありながらも吸い込みやすさとのバランスも秀逸。ぜひ使い込んでみてください!

気心の知れた仲間たちとワイワイ楽しむチニング。湖上で最高の時間を過ごせました。

着用ウェアはDR-2226 Pertex® クールベントレインスーツ。

背面の大型ベンチレーションやフロントの通気構造が特徴的なウェア。耐水圧30,000mm・透湿13,000g/㎡のPertex® Shield Proを採用し、しっかり雨を防ぎつつムレにくいのが魅力です。

ジャケットを閉じたままでも風が抜けて、夏場でも思った以上に快適に着られます。キャスト時も背面のシャーリングが効いて突っ張り感がなく、動きもスムーズ。脇ポケットやパンツ側のベンチレーションも機能していて、全体的に熱がこもりにくい作り。これからの暑い時期の雨釣行でも、快適に使える一着です。

【2026DAIWAチニングファンミーティングin宮崎】開催告知!

全国のチニングファンの皆様、お待たせいたしました! 2026年6月6日(土)、宮崎県宮崎市にてチニングミーティングを開催いたします。昨年ご好評いただいた熊本開催に続き、今年は宮崎での開催です!

本イベントでは、チヌ(クロダイ・キビレ)1匹の全長で競っていただき、上位1位〜3位を表彰いたします。

当日は私もゲストとして参加し、チニングに関する疑問やご質問にもお答えします。さらに、大会後には恒例のじゃんけん大会も開催予定!参加資格は、DAIWAシルバーウルフブランドのルアー(プラグまたはワーム)を1点以上ご持参いただける方。初心者の方、これから始められる方も大歓迎です。皆様お気軽にご応募ください。

最後に、5月の足音が聞こえるこの時期、2026チニングシーズンもいよいよ本格始動。ロケやイベントを通じて各地のフィールドに立ち、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

【森 浩平(もり・こうへい)】

大阪府在住。アーバンチニングの第一人者で、クロダイ・キビレの年間キャッチ数は年間2000枚を越すことも。ベイトタックルスタイルとフリーリグの有効性にいち早く着目し、この釣りを普及させてきた。愛称はもりぞー。

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