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「手強い相手です」プロアングラーと一般アングラーがサーフフィッシング対決!【堀田光哉のネッサチャレンジ in 福島県】

元祖ヒラメハンター vs ロコエキスパート! サーフゲームの最前線をゆく釣り人たちの真剣勝負を見たくはないか!? ここではこんなマッチアップが実現した動画を紹介しよう。サーフゲームの第一人者、堀田光哉さんがいわきエリア(福島県)に乗り込み、当地をホームにする名手、茅根博之さんと対決するYouTube ルアマガソルトチャンネル『ネッサチャレンジ in 福島』だ。座布団クラスの実績がある海域で、相手を上回る1尾を波打ち際にズリ上げることはできるのか?

●文:ルアマガプラス編集部

『2024 シマノ ネッサライブ Instagram オンラインダービー』北海道•東北エリア優勝者と堀田さんが対決!

『ネッサチャレンジ in 福島』の対戦者、茅根(ちのね)博之さんは、単なるロコエキスパートではない。2024年に開催されたInstagram投稿による釣り大会『SHIMANO NESSA LIVE Instagram オンラインダービー』北海道•東北エリアのヒラメ部門優勝で堀田さんへの挑戦権を獲得。

ほかにもSHIMANO NESSA LIVE 2023 鹿島パーティーでは89cmを持ち込み優勝。90cm超も複数釣っている座布団ハンターなのだ。

元祖ヒラメハンターの堀田光哉さん(左)がいわきエリア(福島県)で地元エキスパート茅根博之さんと真剣勝負! 対決は2025年9月中旬に実施された。

茅根さんが釣り上げた『SHIMANO NESSA LIVE Instagram オンラインダービー2024』北海道•東北エリアヒラメ部門優勝魚は91cm。

堀田「茅根さんは地元の方で釣り場の状況を熟知している。手強い相手です。僕にとっても良い経験になる」

堀田さんは敵地でロコエキスパートに挑む。両者にとってチャレンジングな対決が『ネッサチャレンジ』だ。レギュレーションの詳細は動画をご覧いただくとして、40cm以上のヒラメ1尾の長寸を競う対決の火蓋が切られた。

対決は6時30分スタート。16時30分スタート地点帰着のワンデイバトル。短時間決戦は地の利がある茅根さんが有利といえる。

今回紹介する動画はこちら!

キビしい事前情報…元祖ヒラメハンターといわきの座布団ハンターの手の内はいかに?

堀田さんにとって気になるのは敵地の状況だが、実釣前、茅根さんから気になるコメントが。

茅根「例年と比べると今年は釣れてないんですよ」

堀田さんも波打際で出会ったアングラーに釣況を聞く。

堀田「なんかキビしいみたいですね。昨年、同じような時季に撮影できたときは70cmを頭に12、3枚釣って、このエリアは夏場でもすごく釣れる印象があるんですけどね」

釣況は厳しい…その中で元祖ヒラメハンターといわきの座布団ハンターが、どのように貴重な1尾を追い詰めていくのか? ここがこの動画の見どころになりそうだ。

事前情報は良くないが、ひたすら投げて巻く。そこにエキスパートの釣るためのエッセンスが秘められている。

両者、ベイトフィッシュをキーにヒラメを探し、飛距離が出てアピール力のあるルアーで広範囲を探る

直近の釣果が芳しくない状況で、堀田さんは次のような戦略で実釣。

堀田「土地勘は僕のほうが不利なので、ベイトが居るか居ないかでポイントを判断しやすい回遊している魚を狙います。ベイトなどの気配があれば、そこで集中して粘り切る感じかな。ただ、見ているとベイトはだいぶ沖なんだよね」

波打際からはるか遠くの沖で鳥が飛び交っている。

ベイトフィッシュをはじめ、流れや地形、沖の潮目にたまる泡などの変化が、ヒラメの探しの手がかりになる。

一方、茅根さんはホームの地の利をいかして最初の釣り場へ。そこはやはりベイトフィッシュがキーになる場所だった。

茅根「結構、沖になりますけど遊漁船がヒラメの泳がせ釣り用のイワシを獲っているところです。そのベイトが岸に寄ればチャンスがある。ちょっと濁っているので、スピンビームハイアピール32gのアカキングローで攻めようと思います」

堀田さんも1投目のルアーにスピンビームハイアピール32g(シマノ)のNピンクヒラメをセレクトした。

飛距離が出て巻くだけで釣れるメタルジグのシマノのスピンビームシリーズはいわきエリアでも実績のあるルアーだ。

堀田「低比重の軽合金製で鉛の32gよりシルエットが大きく、ウォブリングが強く出る。アピール力あってシャローを引きやすいメタルジグです。ベイトが遠い。今日はスピンビームの投げ合いになりそうですね」

メタルジグの遠投性を落とさずにアピール力とシャローの対応力をプラス。両者、状況がわからない中で、サーチ能力の長けたルアーをセレクトした。

堀田「これといった変化がない中、手前で喰うか、沖で喰うかの2択になる」。どちらもカバーできるスピンビームシリーズに自ずと手が伸びる。

ベイトフィッシュの気配は薄く、遠投重視の撃ち合い。エキスパートの“釣るための思索”

実釣は釣り場を移動し、ルアーを替えながらヒラメを探すが射程範囲内のベイトフィッシュの気配は薄い。両者、広範囲サーチの撃ち合いになるが、決定打が出ないまま時が進む。

だからこそ、動画ではエキスパートたちが実践する釣れないときのルアーローテーションや対処法がまるわかりだ。堀田さんはシンキングペンシルのリプタス80S(シマノ)やビームドリフト97S(シマノ)も多投。

リプタス80S(右)とビームドリフト97Sフラッシュブースト(ともにシマノ)

堀田「メタルジグより着底や誘いのテンポは遅くなるけど、飛距離をそれほど落とさずにゆっくり誘って喰わせやすくなる」

メタルジグのフォローにシンキングペンシルを投入してバイトを誘う。ホームの茅根さんはスピンビームシリーズを重用。

茅根「普段はタングステン製のスピンビームTG42g(シマノ)をメインに使ってます。いわきのサーフはポイントが意外と遠くて、水深も結構あるんで。今日は波も風も強くないのでハイアピールの出番が増えてます」

スピンビームTG42g(シマノ)

動画では両者がルアー交換ごとにその理由や使用ルアーの特徴を解説。エキスパートたちの“釣るための思索”が垣間見える。

ルアーセレクト以外にも、釣り場を見切るタイミングや新たな釣り場に移動した狙いなど、サーフゲームの現場で役立つ二人のコメントが多数収録されているので参考にしてほしい。

「この手があったか!」。釣れないからこそ映し出されるエキスパートの“頭の中”。明日の釣果につながるヒントを見逃すな!

実釣は終盤に入り、この動画のクライマックスが訪れる。茅根さんに待望のヒット!! 果たして釣果は?

スピンビームハイアピール32gNレッドヘッド(シマノ)にバイト!

と、煽ったところで結果は薄々感づいていると思いますが…。

ヒラメ狙いのサーフゲームは、ベイトフィッシュが接岸し、連日釣れているようなよほど良い状況でない限り、1日で確実に釣果を手にするのは難しい。

堀田「アタリもなかった。手も足も出ませんでした。茅根さんはバイトを引き出しただけでもすごい」

茅根「ソゲクラスでした。対戦前からポイントを探し回っていたおかげだと思います」

動画には、この日の二人のサーフゲームの真実が映し出されている。

トップアングラーでも苦戦する事実。多くのサーフアングラーが同じ体験を共有しているはずだ。迷走したときにどう軌道修正していくのか? アウェイの堀田さんとホームの茅根さんが、それぞれの立場で魅せている。

お二人の実釣をヒントに明日の釣果へつなげる! これこそがこの動画の一番の見どころだ。

堀田さんが見切り、茅根さんが入る。熟達者の目の付けどころは共通している。そして、この日、可能性のある釣り場は限られていたということでもある。 [写真タップで拡大]

茅根「シマノさんや堀田さんのおかげで良い経験ができました」。堀田「1尾釣れるかどうかという状況で結果は残念でしたけど楽しかった」。当日のいわき周辺の最高気温は29℃。残暑厳しい中、お疲れ様でした。 [写真タップで拡大]

使用タックル

茅根さんの使用タックル

  • ロッド:ネッサリミテッドS104MH(シマノ)
  • リール:ステラC5000XG(シマノ)
  • ライン:ピットブル8+ 1.0号(シマノ)
  • リーダー:フロロカーボン20lb

茅根「ひと世代前のネッサリミテッドと18ステラですけど、長さや硬さ、振り抜き感、リールとのバランスなど、今の自分に合っている。90cmオーバーを2枚釣ってる思い出の詰まったタックルです」

堀田さんの使用タックル①

  • ロッド:ネッサリミテッドS1010M+(シマノ)
  • リール:ステラC5000XG(シマノ)
  • ライン:ハードブル8+ 1.2号(シマノ)
  • リーダー:フロロカーボン30lb

堀田さん使用タックル②

  • ロッド:ネッサリミテッドS108M(シマノ)
  • リール:ツインパワーXD C5000XG(シマノ)
  • ライン:ハードブル8+ 1.0号(シマノ)
  • リーダー:フロロカーボン30lb

堀田「スタートはネッサリミテッドのS1010M+でしたけど、海も凪いでるし、ちょっと短めでライトなS108Mに持ち替えて手返し重視。リールもロッドに合わせて軽量なツインパワーXDに替えました」

アングラー プロフィール

堀田光哉(ほった•みつや)

砂浜からルアーでヒラメを釣る方法を確立し、世に広めたサーフゲームの第一人者にして元祖ヒラメハンター。地元静岡県の遠州や駿河湾のサーフはもとより全国各地の浜を釣り歩き、メディアやイベントをとおして釣り方やマナーなどを発信。先駆者としてサーフゲームの普及やタックルの開発にも積極的に取り組んでいる。シマノ•インストラクター。

茅根博之(ちのね•ひろゆき)

茨城県と福島県にまたがる常磐エリアをホームにするサーフのエキスパート。2011年に趣味を緑のフェアウェーから大海原の波が崩れる浜に大転換。堀田さんが記した入門書をきっかけに数ある釣りの中からサーフを選択し、「10年前の冬はガイドが凍ったけれど、今は凍らなくなった」と気候変動を身をもって知るほどサーフゲームに入れ込んでいる。

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