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エギングファンの憧れ「レッドモンスター」に挑め!ロマンを追った動画に注目!!

エギングファンの憧れ「レッドモンスター」に挑め!ロマンを追った動画に注目!!

エギング好きなら誰もが憧れるレッドモンスター。ここではティップランで巨大赤系アオリイカを狙う動画『【GESO X】和歌山レッドモンスターチャレンジ』の前編&後編を紹介しよう。赤系と白系の生態の違いにはじまり、それに基づく釣り方やタックル選び、やりとりなどの秘訣をわかりやすく解説。5kg超のロマンを追うなら見逃せない内容だ。そして実釣ではレッドモンスターが!

●文:ルアマガプラス編集部

そんなイカが居るんか!? 紀伊半島南紀沖でティップランエギング! レッドモンスターを狙う

今回紹介する動画『【GESO X】和歌山レッドモンスターチャレンジ』は、エギング、ティップラン、イカメタルでイカを釣りまくるYouTube XBRAIDチャンネル『GESO X』シリーズの中の1本。

前編はXBRAIDプロスタッフのもんきーさんと山本康平さんがティップランエギングでレッドモンスターに挑む。

アオリイカはシロイカ、アカイカ、クワイカの3タイプがいるが、黒潮が絡む海域に生息し、ひときわ大きくなるのがアカイカ系。5kgオーバーの夢があるターゲットがレッドモンスターだ。

もんきーさんは大阪湾をホームにシーバスからアジングまで幅広い釣種を得意とするフリースタイルアングラー。山本康平さんは和歌山県田辺市が拠点の遊漁船サウスカレントの船長で、レッドモンスターハンターとしても知られている。

実釣は1月。狙うエリアは紀伊半島南紀エリア(和歌山県)で、山本さんによると黒潮の接岸がキーになるということだ。

山本「(実釣時の水温は)21℃ある。水温的には問題ない。喰うタイミングに合わせることができればレッドは出ます」

南紀白浜から串本までの南紀エリアで実釣。

レッドモンスターはバレやすい!? 生態などシロイカとの違いをわかりやすく解説

山本さんはティップランでのレッドモンスター狙いの経験が豊富で、レッドに的を絞ったロッドをプロディースするほど。

もんきーさんはティップランは詳しいが、レッド狙いの経験は浅い。

この2人のやりとりが動画をよりわかりやすくしている。

探究心旺盛なもんきーさんが山本さんからレッドモンスター狙いのコツを聞き出す。

もんきー「狙うポイントは白系と赤系で違いがあったりするんですか?」

山本「赤系はボトムが岩やサンゴのところを好むね。産卵期も白系は全国的にみて4~6月くらいですけど、赤系は1~3月と早いです」

赤系と白系は産卵期が異なる。それが釣期や狙う場所の違いとなって現れる。

もんきー「釣り方の違いや釣り分けはできるんですか?」

山本「釣り方は基本的には一緒。底をとってシャクって待つ。そういう意味では釣り分けは難しいけど、赤系は白系よるスピードがある。より速い流れの中でもエギを追うし、中層まで追いかけてくるというのも赤系なんですね」

赤系は遊泳能力が高い! これも白系との違いで激流や中層でも釣れる可能性がある。

さらに山本さんは赤系と白系の身質の違いにも言及。

山本「赤系の身は白系より柔らかいからバレやすいです。レッド狙いは横抱きが多いからフッキングしたときにラインが出ないようにドラグはきつめ。かけて走り出したらドラグを緩めて対処します」

赤系は身が柔らかいから強引なファイトは禁物。かけたらドラグを緩めて引きに追従。

そのほかにも赤系は産卵期でもエギの速い動きに反応しやすく、10秒程度のロングステイが有効なことや、ステイ時のロッドの構え、釣れるチャンスが高まる潮の流れなど、レッドモンスター攻略の秘訣が多数語られている。

山本さんの長年の経験でつかんだレッド狙いのコツを公開。

レッドモンスターを誘い、確実に獲るためのタックルセッティング

もんきーさんは、山本さんが使うロッドにも興味津々。

もんきー「ティンプランのサオってソリッドティップが一般的。山本さんのはチューブラーですよね?」

山本「レッドを視野に入れると、ソリッドはエギを動かしきれないとか、破損とか限界を感じて。今は技術も進歩してチューブラーでもアタリがとれる穂先を作れる。

エギをしっかり動かして、かけて、確実に獲る! レッドモンスターの攻略で重要な要素をトータルで考えて作ったロッドです」

山本さんは釣り具メーカー、ブラックライオンの開発者でもある。レッドモンスターを視野に入れたチューブラーのティップランエギング用ロッドに込めた設計思想が、動かす、かける、確実に獲る! 使用ロッドはスクイッドラン75MH(ブラックライオン)。

山本「リールはC3000番。ラインはアップグレードX8ペンタグラムの0.6号。リーダーはアップジーリーダーV12ハードの2.5号。ロッド以外は一般的なティップランと変わらないです」

狙うイカが大きいからといってラインを太くすることはない。

山本「0.8や1号にすると潮に流されすぎたり、深いところを探れない。水深が50mを超えるようなところは0.5号がほしいなというときもあるけど、オールマイティに使えるのが0.6号です」

使用ラインはアップグレードX8ペンタグラム(XBRAID)の0.6号。

アップグレードX8ペンタグラム(XBRAID)

●号数(LB):0.4(10)、0.5(12)、0.6(14)、0.8(16)1(22)、1.2(25)、1.5(30)、2(40)、2.5(45)、3(50)●巻き数:150m(0.4~1.5号)、200m(0.4~2号)、300m(0.6~3号)●カラー:10m×5色(2m毎グリーンマーク。グリーンのみレッドマーク)●素材:ポリエチレン(比重0.98)●価格:オープン

アップグレードX8はXBRAID独自の高密度ピッチ製法× WX8工法 × GP加工 × HST加工で、耐摩耗性と直線強力の相反する性能を世界最高レベルで両立。このアップグレードX8に5カラーを採用したのがアップグレードX8ペンタグラムだ。5色の色分けと2m毎20cmマーキングでボートゲームにも対応。ティップランエギングでアップグレードX8の優れた操作性と強さがいかせる。

アップジーリーダーV12ハード(XBRAID)

●号数(max lb):0.4(2.4)、0.5(2.8)、0.6(3.6)、0.8(4.6)、1(5.6)、1.2(6.6)、1.5(7.8)、1.75(8.6)、2(10)、2.5(13)、3(15.5)、4(19)、5(24)、6(28)、7(32)●巻き数:30m●カラー:ナチュラル●素材:フロロカーボン(比重1.78)●価格:オープン

α1+特殊製法によりXBRAID従来品比約1.3倍の強度と、糸径の約5%のスリム化を実現した細くて強いフロロカーボンリーダー。糸径誤差がほぼなく、強力安定性と表面平滑度が高いため、高負荷の長時間ファイトでもラインが縮れることなく復元力を発揮する。驚愕のタフさでレッドモンスター狙いにも安心して使えるリーダーだ。

レッドは簡単ではない…だからこそ釣れたときの喜びが大きくなる!

実釣のほうは山本さんが「この辺りは(イカの)玉数が多い」というエリアに入ると、もんきーさんに早速ヒット!

もんきー「これはシロっすね。ちょうど食べ頃のサイズ感。アタリをとってかけて、めっちゃ気持ち良かった(笑)」

もんきー「僕はこれで満足。レッドは山本さんにお任せします(笑)」。サイズに関係なく1杯目はうれしいものだ。

釣れそうな雰囲気が漂う中、アタリを待つ時間のドキドキ感もティップランエギングの大きな魅力だ。

次は山本さんにヒット。

山本「よっしゃ、きた! けど食べ頃サイズか、引かんな。これは横抱きくさいな」

アタリをとり、かけるまでは良かったが引かない…。山本「イカはイカやけど間違いなくレッドではない(笑)」

水面に浮上したのは、なんとコウイカだ。

山本「でかいコウイカやな。レッドやっててコウイカ釣ったの多分初めてやと思う」

レッドモンスター狙いのティップエギングでは珍しいゲストのコウイカ。しかも良型だ。

エギングでは潮が止まるとコウイカが釣れるという説がある。潮の流れはレッドモンスター向きではないということか?

実釣は太陽がだいぶ傾き、残り時間もあとわずか。

もんきー「夕マズメ、ここは集中って感じですか?」

山本「もう常に全力集中! 夕方までにはハリぶっ刺したるからなって感じ。 うん。 ええわ。レッドモンスターはやっぱ簡単に釣れたら面白くない」

山本「今日はなんやったん? っていうくらい釣れる日もあるけど、基本的には簡単には釣れない。それがレッドです」

実釣は、暗くなるまで残業してもレッドモンスターからの魚信は届かず。

山本「釣れるタイミングはおそらくあったはずやけど完敗。今年(2026年)は、黒潮の大蛇行が終息して初めてのシーズンになる。今まで経験のないことなので楽しみやなと思っています」

もんきー「これはぜひ、またチャレンジさせてください。一日頑張って3kg、4kgのレッドが獲りたいという気持ちがよけいに強くなりました」

頑張ったからといって必ず釣れるわけじゃない。難易度が高いからこそ、釣れたときの喜びが大きくなる。これがレッドモンスターの釣りだ。

前編はレッドの洗礼を浴びる。これもこの釣りの現実として受け入れなければいけない結果だ。

後編は山本さんがより実践的な攻略策を解説! レッドへの熱き思いも吐露

後編は2月の南紀エリアで山本さんがティップランでレッドハンティングに挑む。

前編はレッドモンスターの生態や釣り方などの基礎知識的な内容が充実したが、後編は水深や潮の流れに応じた攻め方の解説や、レッドモンスター狙いの魅力が語られた応用編的な内容も数多く含まれている。

山本「2、3日前に水温が上がって、そろそろ馴染んで良い状況になるかなというタイミング。過去には5kgオーバーが釣れている。ロマンがある釣りはやめられませんね」

難しいがロマンを求めて挑みたくなる。中毒性の高い釣りでもある。

山本「水深35mから30mに上がってまた落ちます」「船が流されるのが速いのでエギは70g」

釣り場の状況や攻め方を解説しながら水温の高いエリアを探る。

レッドモンスターの可能性が高いエリアで、ティップランエギングの基本に忠実に探りを入れる。

山本「些細な変化が喰うタイミングになる」

前編で「全力集中!」といっていたのはそれを感じとるためでもあり、その甲斐あってアタリをとらえる。

山本「ちっちゃいアタリで、サオ先が入っていきそうな気配があったんでフッキングしたらのりました。狙っているイカじゃないけどメンタル的には楽にさせてくれるね」

ファーストヒットは1kg弱の白系。ボウズ回避の肩の荷が下りる1杯だ。

レッドは軽いエギが好き!? ウェイト調整がキーになることがある!

実釣当日は風が強く、船が流されるのも速い状況。その中で山本さんはエギのウェイトを落とした。

山本「潮がほんの少し緩んだ。この些細な変化が喰うタイミングになることがある。あと、でかいやつは軽いエギが好き。潮が流れるイコール重いエギ一辺倒ではなく、軽いのが良いのか、重いのが良いのかはイカに聞くのが一番」

エギをコントロールできる範囲で軽いエギも試す。これもレッドモンスター捕獲への道標になるということだ。

そしてさらに潮が緩み、70gから50gにウェイトを落とすと明確なアタリ。

山本「おっしゃ、きた! 軽くしたら一撃やったね。おーっ、付いてきてる」

水面に浮上したイカは、1kg前後の白系だが、そのイカに複数のイカが追尾。

かけたイカを釣り上げた直後にエギを落として追尾してきたイカに抱かせ両手に花。

山本「重いエギでステイ中にティップが曲りすぎるとアタリは小さくなるんですよ。軽いエギのほうがアタリが大きく出やすい。これも気にして釣りをされると良いと思います」

ついにきた! レッドモンスター捕獲の一部始終

実釣はさらに南下し、エリアを大きく変える。

山本「水深30mで船の流され方が今までの場所より明らかに遅いんで60gから50gに落とします」

エギを軽くする方向で探り入れる。すると待望の反応をとらえた。

山本「おっ、今、触ったぞ。次こな」

エギをシャクって落とし直すと、動画には一際大きな“来た!”のテロップが!

山本「来たで! でかい、これはでかいわ」。実釣延べ2日間で待望のレッドか!?

山本「でかかったらフッキングした後、ドラグを緩めてください。ポンピングはしないほうが良いけど、波で船が揺れるとテンションの強弱が出るんで、そういう時ときは小さな幅のポンピングで確実に寄せます」

ファイトを実演しながら解説。身の柔らかい赤系。やりとりは緊張するはずだが、数多くのレッドモンスターと格闘してきた山本さんは冷静だ。

強烈な走りにレッドモンスターを確信。丁寧なロッドワークで確実に間を詰める。

山本「ほら浮いた。でかい、でかい!」。待ち望んでいたレッドに山本さんも興奮を隠せない。山本「太い脚の根元にかかってる。ここならまあ外れることはない」。決着はついた。

レッドモンスター狩りの秘訣を惜しみなく公開。動画を観て5kgオーバーのロマンを追え!

山本「エギは軽めの50gで、遠くで流すイメージで釣りました。エギとの距離をとるほど、ボトムと平行に引くことができる。これも良いサイズを釣るためのコツになります」

仕留めたときの状況もしっかり解説。動画は前編、後編を通して、レッドモンスター攻略のための情報が満載だ。前編の生態や後編の軽いエギにまつわる話は、陸っぱりのエギングにも役立つ。

レッドモンスターが釣れる地域や時季は限定されるが、エギンガーならいつかは手にしたいターゲットだ。

山本「みなさんにも5kgオーバーの幻のサイズを狙ってほしいですね」

レッドモンスターのロマンを追いかけるために、まずはYouTube XBRAIDチャンネル『【GESO X】和歌山レッドモンスターチャレンジ前編•後編』を視聴だ。

山本「正真正銘のレッドですね」。2kgを優に超す堂々とした体躯。この倍のサイズが出る夢のある釣りだ。

アングラープロフィール

右:もんきー

兵庫県出身。大阪湾をホームフィールドにシーバス、クロダイ、ロックフィッシュなど多彩なターゲットに挑むフリースタイルソルトアングラー。エギング、アジングなどing系釣種のテクニカルな釣りも得意としている。XBRAIDプロスタッフ。


左:山本康平(やまもと•こうへい)

和歌山県南紀エリアがホームの遊漁船サウスカレントの船長。現場でしか得られない経験と知識をいかし、釣具メーカーのブラックライオンで開発/営業を担当。ロッドをはじめルアー、リールのカスタムハンドルなど釣り場で納得のいく性能を発揮する物作りをしている。XBRAIDプロスタッフ。

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