
ルアマガプラスをご覧の皆様、はじめまして。
茨城サーフをメインにダイワフィールドテスターとして活動している野上達也と申します。
サーフゲームの魅力や役立つ情報などを発信していきますのでよろしくお願いします!
今回は5月の茨城県北サーフでの釣行をレポートします。
●文:ルアマガプラス編集部
ヒラメ狙いではベイトの存在よりもまずは地形を優先してチェック!
ヒラメの釣果は例年4月頃から出始め、ゴールデンウィーク前後くらいから本格的にサーフシーズン開幕となります。
ところが今年は3月末頃からベイトとなるカタクチイワシが接岸し、ワカシ〜イナダクラスの青物はよく釣れていましたが荒れた日が多く、手前まで寄り難いのかヒラメの釣果は少ない印象でした。
サーフでヒラメを狙ううえで重要なのが、離岸流やヨブなどの地形変化。ヒラメが付くポイントを見極める事は釣果を出す為の第一歩となります。
可能であれば干潮の時に地形を確認しておくと、暗い中でも迷わずエントリーできて良いでしょう。
それができない場合は波打ち際の砂の付き方に注目し、他場所よりも抉れてワンド状になっている所があればその正面が離岸流になっている事が多いので参考にしてみてください。
地形と同様にベイトフィッシュの存在も重要ではありますが、目視で確認できない事も多い為、僕は地形変化のある場所を優先してポイントを選んでいます。
朝マズメはヒラメが最も手前まで寄っている可能性が高く、ピックアップ直前に波打ち際でヒットする事も多い為、シルエットが大きくアピール力のあるミノーからキャストする事が多いです。
最後まで一定のレンジをキープしやすく、手前を効率よく探れるのがミノーの長所です。
よく使用するのがバーティスR125Sとセットアッパー125S-DR
この2つのミノーをポイントの水深に合わせて使い分けています。
そんなわけで、今回は夜明け前のまだ暗い時間にエントリーした釣行に関してレポートします。
ベイトの寄り具合で戦略を立てる。休憩時間を有効に!
この日入ったポイントは深く掘れた離岸流で、朝の潮位が高かった事もありセットアッパーからスタート。
セットアッパーの使い方は投げて巻くだけでOKですが、ボトムにガツガツと当てないように引いてあげるのがポイントです。ヒラメ下から上を見ている為、ボトムから少し上のレンジを通した方がヒラメがルアーを見つけやすくなるからです。
ヒラメは基本的にはボトムに居る魚ですが、活性が高い時は結構上まで跳ね上がって捕食しますので、ボトムから1mくらいの範囲を意識して探っていくと良いでしょう。かなりレンジが入るルアーなので、ボトムを叩いてしまう時はロッドを立てて少し早めにリトリーブする事でレンジを調整しましょう。
ルアーをキャストしながら海の様子を観察していると、沖で鳥山が発生。時折、ルアーがギリギリ届く範囲でも鳥が水面へ突っ込んでおり、沖には確実にベイトフィッシュがいる状況でした。
ただ、鳥山までの距離はおよそ70〜80m。ベイトが岸際まで差してきている様子はなく、手前には生命感が少ない状態です。こういった場面では、近距離を丁寧に探るよりも、まずは沖の回遊ルートへルアーをしっかり届けることが重要になります。
そこで今回は、飛距離を重視してメタルジグを選択。
シンペンも候補にありましたが、より早く着底させてテンポ良く広範囲を探れるよう、メタルジグで効率的に攻めることにしました。
使用したのはヒラメタルZII 32g。
ヒラメタルZII
このジグは、多面体構造によるフラッシングとバイトマーカーとなるティンセルで高いアピール力があります。
さらに、フロント#6・リア#4という大きめのフックを搭載できるので、不意の良型がヒットしても安心感があります。
着水後は一度しっかりボトムまで沈め、ストップ&ゴーでボトムから中層を丁寧に探っていきます。ただ巻きだけでなく、一瞬止めて食わせの間を入れることで、追ってきた魚に口を使わせるイメージです。
数投目、沖のブレイクを通していたタイミングでストップ後に巻きを再開した瞬間、「ゴンッ」と明確なバイトが出ました。
しっかりフッキングを入れて慎重に寄せてくると、姿を見せたのは40cmのヒラメ。
サイズこそ大きくはないものの、狙い通り沖の鳥山周辺で食わせることができた価値ある1枚です。
ヒットした位置が、ちょうど鳥が騒いでいたエリアと重なっていたことからも、ベイトフィッシュを追ったヒラメが沖から差してきていたと考えられます。
今度はよりゆっくりとルアーを見せてアピールするためにヒラメタルRにルアーチェンジ。
ヒラメタルR
同様にストップ&ゴーで沖を探っていくとイナダがヒットしました。
ベイトが接岸しきっていない状況でも、飛距離の出るルアーで沖をしっかり攻略することで釣果につなげることができました。
その後は鳥山も離れてしまいバイトもなくなった為、一旦釣りを終了。午後の干潮のタイミングに合わせて、ポイントの地形変化をチェック。
干潮時はヒラメの捕食スイッチが入りやすい一方で、浅くなりすぎるポイントでは魚が抜けやすいため、しっかりと水深の残る掘れたポイントを重点的に確認していきました。
沖を見ると、鳥が約100m先のブレイクライン周辺を旋回。
しかし沖のブレイクを越えてベイトが岸際まで差してくる気配はなく、今はまだ時合じゃないと判断。潮位が上がるタイミングまで休憩しながら夕マズメに備えました。
そして迎えた夕マズメ。
朝と同じく、沖のブレイクを攻略するために選んだのはヒラメタルR30g。飛距離を活かして離岸流の芯へ送り込み、ハンドル5回転→フォールで食わせるストップ&ゴーを繰り返していきます。
離岸流の中を扇状に丁寧に探っていると、フォール中に明確なバイト。
すかさずアワセを入れ、上がってきたのは40cmクラスのイナダ。
このサイズでもパワフルなファイトで楽しませてくれます。
予想通り、上げ潮に乗って魚が手前へ差してきたのか、同じパターンで連続ヒット。
ただ、その中でも反応に差が出たのがカラー。
今回はピンク系、そしてシルバーのホログラムが入ったカラーが好反応でした。
その日の光量や水色、ベイトによって当たりカラーがハッキリ分かれることもあります。同じルアーでもナチュラル系とアピール系を2〜3色ローテーションできるよう準備しておくと、釣果アップに繋がりますね。
これから水温も上がればマゴチも接岸し始めて、さらに活気付いていくことでしょう。
タックルデータ
ロッド:オーバーゼアSX99ML/M
リール:26セルテートHD LT4000CXH
ライン:UVF PEデュラセンサー×12EX+Si3 1.2号+モアザンリーダーEX II TYPE-N(ナイロン)25lb
※すべてDAIWA
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