ルアマガプライム

【速報!】アジング界隈にもついに登場!新素材ワームでもっと釣れるようになる!!【今日もいいチョーシ】

【速報!】アジング界隈にもついに登場!新素材ワームでもっと釣れるようになる!!【今日もいいチョーシ】

DAIWAフィールドテスターの渡邉長士さんの連載企画「今日もいいチョーシ」。今回の記事では、本邦初公開となるアジング用ストレートワームをお披露目!最大の特徴はなんといっても素材!このおかげで、今までにないアプローチも可能になるのだとか…!

●写真、文:渡邉長士

渡邉長士(わたなべ・たけし)
千葉県房総半島外房エリアの出身・在住で、幼少期から海釣りに親しむ。10代でルアーによるアジ釣りを始めた房総アジングのパイオニアだ。旬の獲物を追ってサオを振るマルチアングラーでもあり、近年はサーフアジングやオオニベにも傾倒する。

迫る盛夏!落ちる体力⁉ そんな中で全国を奔走

こんにちは。ダイワフィールドテスターの渡邉長士(たけし)です。いつも「今日もいいチョーシ」を読んでいただきありがとうございます。

今年は(も?)まだ5月だというのに30℃を超すような暑い日があり、あの地獄のような暑い夏がすぐそこまで来ているようです。

学生の頃は野球をやっていて体脂肪が少なかったためか寒い冬が苦手でしたが、大人になってからは完全に夏のほうが苦手になりました。

昔に比べて気温が上昇していることが大きな要因だと思いますが、体脂肪の増加も紛れもない事実。今年は45歳になる年なので今後は徐々に体力は落ちていくでしょうし、先日は持病の椎間板ヘルニアで苦しんだりもしました。そろそろ本気で健康に気を使う時期が来たのかもしれません。とりあえず、まずは家族でよく行く焼肉の食べ放題を少し控えるようにします。

さて、そんなワタシの近況ですが、4月~5月は遠征が続きました。4月は仙台の東北フィッシングショーから始まり、長崎の壱岐、新潟、福島、そしてまた壱岐、5月は山形、山口へ行き、これからも福島、茨城と遠征が続きます。

この2カ月間だけでも全国各地でアジングをしてきましたが、中でも印象的だったのが福島県の小名浜港から出船するボートアジング。

前情報ではアジのアベレージサイズが40~50cmという話で、そんなデカアジが日中でも釣れるとのこと。さらに、水深はなんと20~30mの浅場らしく、状況によってはジグ単でも狙えるとのこと。

当日、私は30~38cmしか釣れませんでしたが数釣りが楽しめ、同船者は47cmのデカアジをキャッチ。他にもゲストでマダイ、尺メバル、イナダとリグを入れれば必ず何かが釣れるような状態でした。

これでも船長は「今日はアジのサイズと数がイマイチ」と言うほどなので、小名浜のポテンシャルはかなり高そう。次回の釣行が楽しみです!

近況報告はこれぐらいにして、今回はいま作っているアジング用の新型ワーム『レベルビーム』についてお話したいと思います。

本邦初公開!新素材採用の『レベルビーム』とは

2026年の秋頃に発売を目指していますが、レベルビームの情報をネットで公開するのはこのルアマガ+が初めてとなります。このワーム、けっこう衝撃的ですよ。

まず、何が衝撃的かというと、これまでのアジング用ワームにはなかった素材を使ってます。

その素材というのが【高比重エラストマー】です。

エラストマーというのは月下美人のブランド誕生時からワームに使われている素材で、引っ張るとビヨーンとゴムのように伸びる素材。

耐久性が高いためズレにくく、フグやベラなどに噛み千切られにくいのが特徴です。

ゴロタや磯、海藻の根がかりを外しながらの釣りや、アタリやヒットが連発しているとき、フグなど歯が鋭い魚が多いとき等に非常に効果があります。

そんなエラストマーですが、水よりも比重が小さいという特徴もあります。つまり水に浮くということです。

この特徴をうまく生かせば、重めのジグヘッドと合わせてもエラストマーの浮力が相殺して浮遊感を出すことができたり、ジグヘッドリグをボトムでステイさせれば逆立ちするようになりボトムパターンでも効果的です。

話が少し脱線しますが、自分がまだ中学生頃にダイワからエラストマー製のバス用ワームが発売され、その時に使い方の1つとして紹介されていたのがジグヘッドリグのボトムアクション。シェイクするとまるで小魚がボトムでエサをついばんでいるようで、いかにも「釣れそう!!」とすぐ釣具屋に行ったことを今でも覚えています。

そのエラストマーの特徴である浮力はメリットとなることも多いのですが、近年のアジングではデメリットとなることもあります。

そのデメリットというのが“姿勢”です。

リトリーブ中は水流を受けて水平姿勢になりますが、近年のアジングは軽量のジグヘッドを使ったカーブフォールやドリフト、中層ステイなどスローに動かすアクションが多くなっており、そのような使い方ではテールが浮き上がってしまい水平姿勢が保てなくなってしまいます。特にロングワームだとその特徴が大きく出てしまいます。

そもそも、水平姿勢でなければバイトしないということでもありませんが、やはり中層を泳ぐ小魚の多くは水平姿勢になっているはずなので、アジングにおいてもルアーの水平姿勢は重要な要素となるはず。その考えから生まれたのが【高比重エラストマー】なんです。

海水に近い比重にすることで中層ステイや軽量ジグヘッドのフォール中にワームが水平になり、自然な姿勢になります。

エラストマー製ワーム(左)とレベルビーム(右)

そのため『レベルビーム』と名付けました。

浮力のあるエラストマーを水中で水平姿勢になるように高比重化させましたが、そのためには何かをエラストマーに混ぜ込む必要があります。それが “塩”。

タングステンパウダーなどの重金属は魚が食べてしまう可能性があるためダメで、だったら食品で比重が大きいのは何かと調べるとデンプンなどもありましたが、結晶のサイズを調整できたりするなど諸々の事情で塩になりました。

エラストマーを高比重化することは20年近く前から考えてはいましたが、当時は技術的にできなかったようで、今回ついに実現することができました。

ちなみに、一般的なワーム素材の“塩ビ(軟質PVC)”の比重は1.2前後のため、使用感は塩ビに近いと思います。

塩ビ系のナチュラルな姿勢は“喰わせ力”となりますが、強度はエラストマーに敵いません。今回のレベルビームはその喰わせ力に加え、耐久性とズレにくさをプラスさせた最強のワームになるのでは?と思ってます。

シンプルイズベスト‼王道デザインで勝負!!

ここまでは素材について解説しましたが、ここからはデザインについて解説していこうと思います。

まず、全長は2.5~2.6インチで調整中で、形状はストレート系。

ボディのほぼ全体に逆リブ(頭側が平たくテール側が斜め)を設けてあり、潮をつかむようにしています。

当初はシンプルに全体の断面を丸型にしようと思いましたが、ボディの中央部を扁平にすることでフックを抜く方向を変えればアクションの質を変えられるようにしました。

横方向にすればボディがくねって滑らかでライブリーなアクションになり、縦方向にすればシェイクのアクションは控えめになり横方向の流れを若干受けやすくなるためドリフトにマッチするなど、使い分けができるようにしました。

フックを刺す上半身まで扁平にしてしまうと刺しにくくなるため、上半身の断面は刺しやすいように丸型にして、ボディ前方にはフックを抜く向きが分かるようにスリットが縦と横に2本あり、片方には頭に目印があるため向きをわかりやすくしています。

他の要素も色々と詰め込むこともできましたが、目指したのは「シンプル・イズ・ベスト」。

潮噛みに特化させた「ブレーキンビーム」や極細ボディを極めた「ピンビーム」も状況によっては必要ですが、王道のストレート系ワームが使いやすく実際よく釣れますからね。

その効果では実釣でも実感中!!

そのレベルビームはすでに実践でも投入していますが、先日の山形ロケでも役に立ってくれました。

釣り場は岬状に突き出した磯場で周囲は水深7~8mほどで時刻は日没直後の夕マヅメ。

現地のアングラーの多くは「マヅメはあまり釣れない」と言っていましたが、私としては「絶対釣れるはず」と確信していました。

リグは14gのダウンショットで、釣り方はボトムから1~2m上をシェイキングしながらリトリーブすると狙い通り36~37cmがヒット。

ヒットルアーは「アジングビームバチコンカスタムMID」の3インチでしたが、フグにテールをかじられてしまうためレベルビームへとチェンジ。

同様の釣り方で攻めていると2匹目となる尺オーバーをレベルビームでキャッチ。フグがいてマヅメのラッシュ時にはエラストマーの優位性が際立ちます。

リグもダウンショットでの遠投なので、沖でのバイトや手前のピックアップ、根がかりの回避などでもワームがズレにくいため手返しがよく釣りに集中できますね。

その後はナイトゲームに突入し、リグを「ブレーキンビーム」2インチのジグ単へチェンジし、尺アジを数匹追加することができました。

ロケの翌日は鶴岡市で開催される【第4回アジングアジアカップ&アジングフェス2026】に参加しましたが、当日は荒天で残念ながら釣り大会は中止に。

しかし室内でアジングフェス2026は開催され、ダイワブースに立たせていただいただけでなく、トークショーや釣り教室にも参加させていただきました。

次回はぜひ大会にも参加してみたいです。

今回紹介した『レベルビーム』は塩ビ系ワームのアクション、姿勢、使用感と、エラストマーの耐久性、ズレにくさの良いとこ取りをしたワームです。

ショアのアジングだけでなく、スローな釣りになることが多い船からのバチコンにも有効です。
オモシロいワームになると思うので、ぜひ発売を楽しみにして下さい!

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。