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陸と艇、試合で磨き上げた絶妙トータルバランスの「釣れるルアー」5選

陸と艇、試合で磨き上げた絶妙トータルバランスの「釣れるルアー」5選

星の数ほど存在するルアーたち。そして年を経るごとにさらなる進化を遂げ、また釣り人たちの新たな武器を増やしていく。定番か、最先端か、それとも誰もが見過ごしてきた隠れキャラか。ここでは陸王に挑む若きアングラー・桐山英司さんのルアーを紹介していく。

●文:ルアマガプラス編集部

profile

桐山英司(きりやま・えいじ)
2023&2025と2度の陸王オープンを制した若きチャレンジャー。東海エリアの激戦区・大江川&五三川をホームに長らく陸を主戦場としてきたが、昨季はU-30ドリームトーナメントで艇戦に初挑戦するや3位入賞の好戦績。もはや水陸両用戦士!

バスワーム145(イマカツ)

あらゆる使い方で結果へと導き続ける好実績
「昨年初めてU-30津風呂湖に参戦したときにその威力を実感しました」。3位入賞の原動力となったひとつがコレだ。「食べられやすいシルエットとサイズ感がいいし、テールのスリットはシェイクでなびくし、非対称ボディはジャークで不規則に動く上に水面ではボイル音も。その一方でi字引きでもスローに引ける」。プラ時に桟橋周辺で確認したシャローのでかバススクールをヒントに、湖上の各所を巡って好戦績に貢献した実弾だ。

タックル
●ロッド:ロデオライドリバイバー70XHバトルクライ(イマカツ)
●リール:グラビアス8.1(ジーニアスプロジェクト)
●ライン:ザルツTHE BLACKフロロカーボン20lb(ラインシステム)
●フック:サイス♯2/0(ジャッカル)

ギーラカンス5.8inch(ディスタイル)

見えない水深のブルーギルを完全イミテート
「試合でバスワームは見える魚に対して横方向で釣りましたが、こちらはブレイクラインにいる見えない魚を縦方向で釣るために」。U-30初出場3位、もうひとつの原動力がこれだ。「ボトムにいるギルに長さも体高もマッチした5.8inchでイミテート。ごくゆっくりのズル引きで」。アプローチはボートポジションを岸側に置き沖側へ投げ、本業の陸と同様にアップヒルの戦略が奏功。カラーはグリパンブルーフレークをセレクト。

タックル
●ロッド:フェンウィックLINKS610MHP+J(ティムコ)
●リール:ゴライアス8.1(ジーニアスプロジェクト)
●ライン:ザルツTHE BLACKフロロカーボン16lb(ラインシステム)
●フック:ワーム333♯6/0(がまかつ)
●シンカー:メイン⋯スルスタシンカー7g(カンジインターナショナル)、アゴ下⋯スクリューネイル1.8〜3.5g(ジーニアスプロジェクト)

[写真タップで拡大]

スルスタシンカー [写真タップで拡大]

MMZチビ、MMZナミ(OSP)

サイズ違いで艶かしい蠢きのハーモニー
「シェイクで互い違いのアクションを導き出せるように、サイズ違いの2つのMMZをフサ掛け」。くびれを意識したフックの刺し位置に注目。昨季2025年の陸王オープン決勝ではウイニングルアーにも輝いた。「ノーシンカーを進行方向の3mほど先に置いて通過する際にリアクションで1本。濁りの中ではダウンショットを使ってブラインドで2本の計3本」。注目は使用リールの05イグジスト。「乾いたドラグ音が好みなのと、現行にはない逆転レバー付きでスプール逆転ファイトができるところもいい」。

「アクションの要となるくびれにはフックを刺さずに」。桐山さんの度重なる試行錯誤が生み出した絶妙なセッティングがこれだ。

タックル
●ロッド:ロデオライドリバイバー61UL-Mアンセム(イマカツ)
●リール:05イグジスト2006(DAIWA)
●ライン:ザルツTHE BLACKフロロカーボン4lb(ラインシステム)
●フック:セオライズハンガーFC-Lプラスガード♯4(がまかつ)
●シンカー:DSデルタTG1.8g(リューギ)

RVドリフトクロー(ジャッカル)

ヨコヨコとバックスライドで2刀流
「ノーシンカーワッキーにセットして、河川の沈船脇や護岸沿いなどでヨコヨコ引き。ギルネストがシャローにある時期に活躍してくれました」。出番はそれのみならず、オフセットフック逆差しでも多用する二刀流ソフトルアーだ。「カバー奥へ長くゆっくりバックスライドしてくれるのもいい」使用ロッドはソフトもハードもこなせる溺愛バーサタイル・STEEZ SC ファイアウルフ+クロスリンク13lbの組み合わせだ。

ヨコヨコセッティング [写真タップで拡大]

バックスライドセッティング [写真タップで拡大]

タックル
●ロッド:STEEZ C69M+-STSCファイヤーウルフ(DAIWA)
●リール:21ジリオンSV TW1000H(DAIWA)
●ライン:STEEZフロロ クロスリンク13lb(DAIWA)
●ノーシンカーワッキー・ヨコヨコセッティング/バックスライドセッティング
●フック:ヘビーガードタリズマン ♯0(リューギ)/ワーム333 ♯3/0(がまかつ)

クランキンダーター90(ティムコ)

「無」の時間を打開する桐山的最終兵器
「チタンリップのクランクですね。ファットなハイパークランクも使いますが、こちらは細身」。主な出番は表層。「水面を割らないくらいのレンジで引き波を立てないくらいのスローのスピードで巻き。もうひとつは少し潜らせての強目の連続トゥイッチで水中ドッグウォーク。ボディのフラッシングが決め手で、何をやっても食わない時に起爆してくれます」。ときにサイト、ときにブラインドの切り札として活躍する縁の下の力持ち的存在だという。

タックル
●ロッド:STEEZ C69M+-ST SCファイヤーウルフ(DAIWA)
●リール:21ジリオンSV TW1000H(DAIWA)
●ライン:STEEZフロロ クロスリンク13lb(DAIWA)

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