
チニング伝道師もりぞーさんのチニングレポート。今回はラフトリック70Fに追加された3種類の新色を詳しく解説。他にもイベントで訪れた地の釣行記も合わせて紹介。皆さんもぜひ、チニングのトップウォーターが楽しいこの季節を満喫しましょう!
●文:森 浩平
ラフトリック70F 新色登場!
ルアマガ+をご覧の皆さま。
大阪・淀川をホームに活動している、ダイワアングラーのチニング伝道師、“もりぞー”こと森浩平です。
関西では今年、6月早々に梅雨入り。水温も安定し始め、トップウォーターへの反応が日に日に良くなってくる季節。ボトム攻略も含めて、チニングが楽しい時期がやってきました。
そんなハイシーズンに向けて、ラフトリック70Fに待望の新色が追加。フィールドでの実釣テストを重ねて完成した3カラーをご紹介します。
ラフトリック70Fに新色が追加されました。エビ系クリアカラーの「サイマキグリーン」「サイマキレッド」、そしてベイトフィッシュ系カラーの「チャートヘッドイナッ子」の計3色です。
新色その1、その2:サイマキグリーン/サイマキレッド
「サイマキ」とは、車エビの幼体のこと。サイマキやテナガエビなど、日本各地に生息するエビ類は、言うまでもなくチヌにとって重要なベイトのひとつです。
今回、このエビパターンを表現するために採用したのが“グローベリー”。クリアボディとグローベリーを組み合わせることで、エビ特有の透け感や生命感を演出し、チヌにしっかりアピールできるカラーに仕上げました。
このNEWサイマキカラーは、浜名湖チニングのエキスパートの意見も伺いながら、実釣テストを重ねて煮詰めてきたカラーです。エビやカニなどの甲殻類をメインに捕食しているフィールドや季節には、特に頼りになる存在になるはずです。
新色その3:チャートヘッドイナッ子
カタクチイワシやヒイラギなど、“キラキラ系”のベイトフィッシュが接岸する時期に高い実績を誇る「チャートヘッドアデルイワシ」。そのローテーション用として追加したのが、この「チャートヘッドイナッ子」です。
シルエットを明確に出してアピールするチャートヘッドアデルイワシに対し、こちらはハーフミラー&ハーフスケルトンの半透過ボディを採用。同じ“キラキラ系”でありながら、よりナチュラルな存在感を持たせています。
さらに、こちらにもグローベリーを搭載。実は私自身、かつて大阪湾のマイワシパターンで大型シーバスを狙っていた際、キラキラボディ+グローベリーという組み合わせをシークレット的に使っていました。
これがシーバスだけでなく、チヌやキビレにも非常に効果的だったんです。その経験をもとに、このチャートヘッドイナッ子にもグローベリーを採用しました。
半透過ボディのため、ハクや稚鮎など小型ベイトを偏食している場面にも高い効果を発揮します。キラキラ系ベイトフィッシュが見られるタイミングで、ぜひチャートヘッドアデルイワシとの使い分けを試してみてください。きっと良い思いをしていただけるはずです。
チヌトップイベント“DETA!!”に参加
私がいつもお世話になっているチニングローカルショップ「TOP★BATTLER」のチヌトップイベント“DETA!!”が、今年で10周年を迎えるとのことで、久しぶりに参加しました。
今回は、期間中にトップウォータープラグでキビレまたはクロダイを合計10枚キャッチすると、イベント限定の「DETA!! Tシャツ」をGETできるという内容。
結果から言うと、私の2026DETAは11釣行125枚でフィニッシュ。
ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、初回釣行で13枚をキャッチして早々に目標達成。さらに、梅雨入り直後のチヌトップXデーには42枚をキャッチするなど、インパクト十分な釣果にも恵まれました。
ラフダイバーの2アクション&ロングポーズが圧倒的に効いた日。NEWカラーに面白いようにヒットが続いた日。風波が強く、大型モデルのラフトリック90Fでしか反応を得られなかった日。期間中、さまざまな状況の中でチヌトップを満喫することができました。
ラフダイバーにて。
ラフトリックにて。
元々DETA!!は、淀川・武庫川限定のイベントとしてスタートしたイベント。それが10年の時を経て、イベントエリアは全国規模へと拡大。チヌトップを楽しむアングラーの輪も大きく広がりました。
今では当たり前のように大阪湾でもチヌトップが楽しまれています。しかし、当時はそうではありませんでした。「食性が違うから大阪ではチヌトップは成立しない」、「チヌをトップで釣りたいなら和歌山まで行かないとね」・・・、そんなふうに言われていた、“チヌトップ不毛の地”でもありました。
DETA!!には、そうした風潮を「釣果でひっくり返したら面白いよね」という想いも込められていたように記憶しています。
振り返れば、この10年でチヌトップを取り巻く環境も大きく変わりました。その節目となる10周年のDETA!!に参加できたことを嬉しく思います。楽しいイベントをありがとうございました!
かめや釣具 高知南金田店様ストアイベント
2年前にロケ&市場調査で高知を訪れた際は、「エギングロッドなどの流用で“片手間に”楽しまれている方ばかりで、専用ロッドを使ってまでやっている人はほとんど居ない…」という話も聞いていたので、正直、チニングイベントでどれだけお客様が来てくださるか少し不安もありました。
ですが、蓋を開けてみれば開始直後からノンストップ接客。ご年配の方から学生さんまで、気付けば喉がガラガラになるほど、たくさんの方とチニング談義を楽しませていただきました。
シルバーウルフタックルで深く楽しまれている方も多く、本当に嬉しかったですね。なかには、メイン釣種が“チニング”と“アカメ”という、あまりにも高知らしい男前なお客様も(笑)。土地柄やカルチャーを感じられる瞬間って、やっぱり最高です!
さらに今回は四国初開催ということもあり、愛媛・徳島など他県から来てくださった方々とも交流でき、とても充実したイベントになりました。
また、店舗主催のチニングダービーも、用意していた参加カードがすべて無くなってしまうほど、初日から想定を上回る参加申し込みがあったと聞いてびっくり。
どんなビッグフィッシュが持ち込まれるのか、私も楽しみです! 参加される皆様、ぜひダービー楽しんでください。
イベント前の高知チニング
ストアイベント前に、かめや釣具高知南金田店スタッフさんとチニング。強風による二枚潮に悩まされながらも、アーバンシュリンプ2.8(ライトオリーブ)で高知名物“マッスルキビレ”とマゴチをキャッチしました。
高知のキビレはサイズ以上のパワーで突っ込むので毎回驚かされます。私でもサイズを見誤るほどの引きなんですよ!
イベント前の短時間釣行でしたが、しっかり満喫できました。
前夜のナイトチニングでも、新色「グリパングローゴールド」で連発し、高知市内河川のポテンシャルを改めて実感しました。
高知でチヌトップ
イベント翌日は、高知在住の友人と一緒に高知市内を離れて各所をランガン! 浦ノ内や仁淀川など、前々から気になっていたエリアでチニングしてきました。
アーバンシュリンプ2.8のフリーリグでは、ヘダイをキャッチ。地元・大阪では釣れないので、嬉しい1枚!
さらにチヌトップでは、ラフトリック70Fの新色、“チャートヘッドイナッ子”“サイマキレッド”を、丁寧にシモリ際を通すアプローチで良型チヌやヒラセイゴをキャッチ。
ストアイベントだけでなく、実釣も楽しめた今回の高知訪問。最高に濃い週末でした。
TACKLE DATA
Rod:シルバーウルフEX75MLB
Reel:シルバーウルフCT SV TW PE SP
イシグロ浜松高林店様でストアイベント
イシグロ様でのストアイベントは今回が初でしたが、訪問機会の多い浜名湖エリアということもあり、顔なじみのアングラーさんも多数。もはや第2のホームと言えるかもしれません。
イベント前夜は友人に誘われ、初の浜名湖ナイトチニングへ。アーバンホグ2.8で良型チヌを複数キャッチし、昼間とは異なる浜名湖の魅力を堪能しました。
今回はSX発売から約1ヵ月というタイミング。実際に使っていただいた方からの反響も多く、「気に入ったので追加購入!」というお客様が目立ったのが印象的でした。
また、CTも高評価で、なかにはSX×CTをセットでご購入いただくお客様も。チニング激戦区・浜名湖アングラーの皆様から評価していただけるのは、開発に携わった身として本当にありがたいことです。
今回のイベントも大変盛況で、17時終了予定でしたが、釣行帰りに立ち寄ってくださる方が次々と来店。延長に延長を重ね、気付けば退店したのは19時頃でした。
後日SNSを見ていると、「話したかったけどタイミングが合わなかった」という方もいらっしゃったようで心苦しい限りです。ぜひまたの機会に、チニング談義に花を咲かせましょう!
お声がけくださった皆様、差し入れを持ってきてくださった皆様、そして店舗スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
浜名湖ボートチヌトップ
ストアイベント翌日は浜名湖へ!
今回の釣行はチヌトップメイン。ラフトリック70FのNEWカラーが好反応。「サイマキグリーン」「チャートヘッドイナッ子」を中心に良型を複数キャッチし、ダブルヒットも飛び出すなど、カラーの有効性を確認できました。最大サイズの47cmは「サイマキレッド」にバイトしてきました。
今回は浜名湖ボートスタイルに合わせ、3人ともシルバーウルフSX 71LML-Sを使用。ライトリグやトッププラグの操作性を重視しながらも十分なパワーを備え、牡蠣瀬周りでも安心してファイト可能。遠投先でのフッキング性能も高く、チヌトップでの相性の良さを改めて実感。
午後はシルバーウルフSX 71LMLB-Sによるベイトスタイルも実践。トップウォーターに加え、軽量シンカー+アーバンホグのフリーリグでも活躍し、状況に応じたアプローチの有効性を確認できました。
今回使用したNEW「サイマキ」カラーは、浜名湖のエキスパートアングラーとテストを重ねて開発したもの。「サイマキ(車エビの幼体)」を意識したカラーで、浜名湖はもちろん、エビなどの甲殻類をメインベイトとしているフィールドで特に効果が期待できます。
TACKLE DATA1
Rod:シルバーウルフSX71LML-S
Reel:イグジストLT2500S-XH
TACKLE DATA2
Rod:シルバーウルフSX71LMLB-S
Reel:シルバーウルフCT SV TW PE SP
いよいよ本格シーズン突入。ぜひ皆さんもNEWカラーをローテーションに加えて、チニングハイシーズンを楽しんでみてください。
【森 浩平(もり・こうへい)】
大阪府在住。アーバンチニングの第一人者で、クロダイ・キビレの年間キャッチ数は年間2000枚を越すことも。ベイトタックルスタイルとフリーリグの有効性にいち早く着目し、この釣りを普及させてきた。愛称はもりぞー。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 1
- 2











































