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『バス釣り上達100のヒント』CH.18「待ちに待ったハイシーズン。どんなフィールドで何をする!?」【帰ってきた、シン・ネバギバ。】清水盛三、インタビュー連載!!  

毎回語り尽くしのネタ満載トークインタビュー・清水盛三「帰ってきたシン・ネバギバ。」連載18回目は、釣りの楽しいこのシーズン。どんなフィールドを選ぶべきかを伺ったが…?

●文:ルアーマガジン編集部(写真提供:MORIZO SHIMIZU・釣りビジョン)

清水盛三 MORIZO SHIMIZU 
1970年5月29日生まれ。大阪府出身。’97JBスーパーバスクラシックウィナー、’00JBワールドU.S.チャレンジinレイク・ミード優勝を経て渡米。老舗トーナメント団体B.A.S.S.が主催するエリートシリーズやFLWなどに参戦。2018年をもって引退、17年間の米国競技生活にピリオドを打った後は日本国内の各メディアへの出演他、ご意見番として後輩の指導にあたる。バサー・オールスタークラッシック2022優勝。
オフィシャルサイト http://www.morizoshimizu.jp/
<スポンサー>
エバーグリーンインターナショナル、グローブライド、東レ・モノフィラメント、グレンフィールド、マーキュリー、カラーズインターナショナル、ALL of FAN
<バスマスター通算成績>
●B.A.S.S.
’01ウェスタンオープンでデビュー。1シーズン目で、翌年からのツアー参戦権を獲得。公式戦出場151回、クラシック出場3回、2006年にエリート・ケンタッキーレイク戦優勝、入賞66回(優勝:1回、準優勝:2回、トップ10:9回、トップ20:21回、トップ30:34回)。獲得賞金77万1299ドル(約1億1801万円 *1ドル153円換算)。

日本中をロケで飛び回るモリゾーさん。記憶に残ったフィールドは?

清水 
いやー疲れましたわ 
 
–あれ、昨日までロケでしたか。どこですか? 
 
清水 
愛媛の石手川ダムと玉川ダムっていうとこ。撮影でしたね。釣りビジョンのバーニング帝国です。 
 
–ほぼ毎回いろんなところに初めてだったり、超久しぶりみたいな感じでロケですよね。

清水 
基本、全部違うとこに行くことに決めてるから。 

–それでロケが成立するっていうのがすごいですね。逆にまだ行ったことないところとか、行ってみたいとことかあるんですか? 

清水 
もう日本は多分行き尽くしたんちゃう。 
 
–行き尽くしちゃった。(笑) じゃあまた行きたいところとか好きなフィールドっていうのは? 
 
清水 
あそこまた行きたいな。印旛沼。 

–えー、意外ですね。むしろ印旛沼でロケやらせて欲しいくらいです。 

清水 
いやいや、毎年行っとってんで。でも今年行かれへんかって。 
 
–印旛沼に行くのはいつも4月くらいのシーズンですかね。 
 
清水 
4月ぐらいが多いかな。やっぱり。 
 
–モリゾーさん的に印旛沼の魅力はなんですか。 
 
清水 
そうですね。葦を撃つマッディシャローが1番好きな釣りやからさ。 
みんな巻くイメージがあるやろ。違うよ。本当の本当に好きなことやる時はテキサスリグとかジグをピッチングとかフリッピングする至近距離の釣りが1番好き。 
 
–そうなんですね。巻きが好きで、芳しくない時に撃ちものやるっていう感じだと思ってました。 
 
清水 
カバーの釣りが1番好きですね。 
みんな巻くイメージがあるけど、巻くのは釣れるからやってるだけでね。
 
–そうなんですね。
 
清水 
関西だとなかなかシャローフラットみたいなところが少ないからさ。基本シャローフラットとかため池が好きだからね、僕は。 
 
–でもあれですよね、バサクラの時とかは逆にそういうことあんまりしないで巻いてますよね。 
それは、シーズン的なものですか。 
 
清水 
シーズン的なもんと、なんやろ、印旛沼と違って撃つところがもうだいぶ減ってきたって感じ。 
あの、葦回りのシャローとかが浅すぎて。 
 
–印旛沼はもう延々と続きますもんね。 
 
清水 
そう、だから印旛沼が好きやねん。4月であっても5月であっても、霞ヶ浦とかはそういう撃ちの釣りはあんまりしないかな。なんならそうやって葦回りが深いところが少ないし、特にああいうジャカゴとか、石積みとかができてしまって浅くなっちゃったからさ。 
確かに昔はオールスターの試合とか余裕で撃ちまくってたけどね。 
 
–いやーいいですね。撃ちものやりたくなってきました。

 

巻きモノのイメージが強いモリゾーさんだが、最も好きな釣りはピッチング・フリッピングでマッディーシャローを撃つ釣りだという。 ©︎YouTube Bigmama Fishing TV

テキサスリグなど撃ちモノの魅力は関東のマッディシャローフィールドで是非味わってほしい。©︎YouTube Bigmama Fishing TV

高まるハイシーズン到来。どんなフィールドを選ぶべき!?

–いよいよスポーニングも落ち着いてきてハイシーズンとなりますが、この初夏から夏にかけて、どういうフィールドに行くのがモリゾーさん的にオススメでしょうか。 
 
清水 
どこでもええんちゃう。(笑) 
 
–えーー!?(笑) ざっくりジャンル分けすると、タイダルリバーみたいな川系、もしくはリザーバー・ダム系なのか。はたまたクリアレイクなのか、先ほども話題に上がったマッディシャローなのかとか。何かないですか?(笑) 
 
清水 
うん。今どこでもええって言ったんですけども、本当にどこでもいいねん。実際どこでも釣れるし、どこでも釣ってるし、俺。 
 
–確かに、そうですよね。じゃ、こと初心者に向けてだったらどうですか。 
 
清水 
どうやろう。本当にどこでもいいと思う。池でもいいし。別に川でもいいし。もうスポーニングシーズンはもう完全に超えちゃうからさ。やっぱスポーニングシーズンって日ムラもあるし、釣り方がよりセンシティブになったりとかするし、おっても食わへんとかが発生するけども、もうスポーニングを超えたらフィーディングしてるバスを釣っていけばいいから。 
より、釣りやすくなると思うけどね。 
 
–フィーディングしてるとなるとやっぱり。 

清水 
いや、もう絶対バブルトルネードちゃいますか。 
 
–バズベイトですね。なるほど。 

EVERGREEN INTERNATIONAL / MODO BUBBLETORNADO

清水 
もうその時期、どこでもなんでも釣れる。 
ぶっちゃけどんなの使っても、魚さえ見つけれればね。魚がおらんとこで何投げても絶対釣れへんから。で、6月くらいになると浅いとこでも深いところでも釣れるし。 
だから基本初心者にとったら1番エントリーしやすいシーズンちゃうかな。 

バブルトルネードにたまらず食いついたハイクオリティ・バス。こんな釣りを楽しめるのもこのシーズンならでは。 ©︎サンテレビ ザヒット


 
–今始めて楽しんで、バス釣りの楽しさをね、覚えてもらって。 
 
清水 
ですね。春はデカいの出るけど、難しいからさ。酷暑になったらまた難しくなっちゃうし。

–そうなんですよね。なんか見えてる魚も気難しくて釣れなかったりするし、それで余計難しく感じちゃったりするから。 
 
清水 
これからのシーズン、6月7月ぐらいの真ん中ぐらいまでは1番いいんちゃうかなと。 
バブルトルネード3/8オンスを投げといてくれたらいいんちゃうかなと。で、これ絶対的に言えることは、トレーラーフックをつけましょうということですね。 
 
–トレーラーフックをつけるのがキモなんですね。 
 
清水 
スピナーベイトはつけへんけど、バズベイトはつける。表層ルアーやからミスバイトも多いし。そのミスバイトを減らすためにバズベイトにはトレーラーフックをつける。これもう絶対です。必須アイテムです。 
 
–あ、それはいいこと聞いた。 
 
清水 
表層に出てきてバーンって来るからさ、やっぱりミスストライクも多いね。狙いが定まってへんかったりするから。上に向かってゴーンって突き上げてくるから、フッキングが結構難しくなるのよね。だからトレーラーフックはつけましょう、となる。 
 
–なるほど。トレーラフックはどんなものがいいんでしょう? 
 
清水 
DAIWAのトレーラーフックめっちゃいいよ。僕は上下にゴムのストッパーで2つ止めて使ってる。俺、それしか使ってないもん。3/8オンスやったら1/0を選んだらええよ。

–トレーラーワーム、それこそブルポイントシャッドつけるのはいかがでしょう。 

清水 
ブルポイントシャッドくっつけてやっててんけど、1/2はちゃんと泳いだわ。3/8はまだ試してないからなんとも言えないけど。 トレーラーあった方が飛ぶし。キャスタビリティーを考えるとトレーラーつけるのもありだよ。あとトレーラーワームついてることによって深く食ってくる。 
 
–そのボリュームアップによって魚は選ぶかもしれないけど、食ってくる魚のバイトは深い。 
 
清水 
そうですね。やっぱりデカいやつが来るって感じやけどね。 
 
–今の時期だとギルパターンというかギルに固執してるバスも目にしますよね。 

清水 
そしたらJ×Jミノーを使ってみてほしい。表層で一定速度で巻いたらもうバッコバコ釣れるよ。 
 
–こちらも表層ですね。 

EVERGREEN INTERNATIONAL / MODO J×J Minnow

清水 
みんな食い上げてくる。っていうかもうぶわっと浮いてきてバコンと食いよるんす。 
 
–じゃあくねくねっと泳がす感じで。 
 
清水 
そうそう、それを一定スピードで巻く。バコーン食ってくるよ。1匹バンって食うたら下から10匹ぐらいぐわーっと追っかけてきて、それを取りあうみたいな。 
 
–うわ、超楽しそう。それはワカサギレイクじゃなくても? 
 
清水 
全然どこでもいいですね。 
 
–じゃあ今はポストスポーン・ギルネストパターン・フィーディングバス、色々混ざり合ってるタイミングではJ×Jミノー巻くのが良さそうですね。 
 
清水 
めちゃくちゃ有効的なテクニックっていうか、ルアーかな。 
 
–J×Jミノーを使うのにおすすめのポイントはありますか。例えば岩盤際がいいよとか。 
 
清水 
もう全然どこでも関係なく。岩盤でもオーバーハングの中でもカバーの横でもオープンウォーターでも、もう全然表層までバーンってくるよ。 
この間もロケの時にレンタルボードのお客さんとかがおって、明日もやるんですって言ってたから、これで釣れたよって教えてあげたら、SNSにコメントがあって、モリゾーさんの言った通りJ×Jミノー投げたらデカいの釣れましたって書いてくれてた。 
 
–その方もモリゾーさんから直接聞けてしかも釣れて、ラッキーな釣り人ですね。 
 
清水 
だから、そういう風に現場で教えてあげれたら、すぐ釣れんねんけどな。ライトリグやってたけど全然釣れへん言うたから教えてあげたんだけど。ちっちゃいガリガリの子しか釣れないですとかって言うてるから、いやいや、全部でかくて全部太ってたの釣れたよとかっていう話をして。 
で、どうやって釣ったんですかっていうから。J×Jミノーで引っ張ってきたら、下からバーって出てきてバーンって来るからとかって教えてあげたんです。 
 
–流石に同じ日に同じフィールドでそれだけ差があると絶対真似したいですよね。 

清水 
同じフィールドじゃなくてもどこでも釣れるっていろんな場所で試して伝えてるつもりやねんけどね。 

–それを信じてやってもらったらみなさんきっと釣れますね。

一定速度でリーリングするだけで水中からバスを呼び寄せてくれるという。是非試してみてほしい。©︎YouTube Bigmama Fishing TV

 
 
清水 
そうそう。あとはこの時期スピナーベイトも表層。バズベイトも表層。クランクベイトはゼルクっていうクランクベイトか、クラッチヒッターっていうクランクベイト。スーパーシャロークランクか、普通に1.5メーターくらい潜る、ちょっとおっきめのサイズ。 
 
–潜らすんだったら、ちょっとサイズ上げるくらいの方がいいって感じですか。 
 
清水
そうですね。デカいの釣りたいからね。何も釣れへんかったら、もうピッコロがいい。シャローでピッコロ投げとったら多分ちっちゃいバス釣れるはず。でかいのも食ってくるけど。 
 
–そういうコバスが遊んでくれるのも楽しいですよね。 
 
清水 
この時期だったら追っかけてくるしな。 

–この時期はもうあんまりワームはやらないですか。 
 
清水 
いや、カバーはワーム。テキサスリグとかジグはやったほうがいいよ。 で、最悪何にも食ってこうへんかったらやるテクニックがスピニングで1個だけある。 
それも抑えとしてほしいですね。通称ラーメンマンっていうテクニックや。 
 
–ラーメンマン??(笑) 
 
清水 
はい。ボウワームヌードルのネコリグです。ラーメンマン。ラーメンマンってテレビで言ってたら、通称ラーメンマンになっちゃってるという。ヌードルやから。 
めっちゃ簡単やで。中層でふわふわとかじゃなくて、重たいネイルシンカーを入れて、底をズルズル引っ張るだけ。

EVERGREEN INTERNATIONAL / Bow Worm Noodle

 –こう、ヘコヘコシェイクさせるんじゃなくて、ずるずる引っ張るんですね。 
 
清水 
もうズルズル。まあ、シェイキングしながら引っ張ってくるか、ズルズル引っ張ってくるか、どっちか。基本俺、ズルズル引っ張ってるかな。ピーカン無風とかだったら、ラーメンマンの出番ですね。ネイルシンカーは1.3グラムから1.8グラムぐらい。 

モリゾーさん的お助けテクニックの通称“ラーメンマン”。こちらも是非試してみたい。 ©︎釣りビジョン バーニング帝国


 
–とにかくトップしっかりやりつつも、どこでもよく釣れるてっていう感じですね。 
 
清水 
そうですね。絶対はないからあれやけど、きっと釣れるんじゃないかなと。 
そんだけやってもらえれば、だいぶバスに近づいてるはずやけどね。 
これから2ヶ月間。いい時期ですよ。 
 

釣りの楽しい季節、モリゾーさんおすすめのアイテム 

–今の時期、モリゾーさんオススメの便利アイテムありますか? 

清水 
あのね、ミントの虫除けスプレーがいいよ。 俺ら子供の時は野球虫って言うとってんけどさ、野球やってる時にいっぱいくるちっちゃな黒い虫。メマトイってやつ。目の周りに飛んでくる黒い虫。今の時期めっちゃ多いねん。 
で、普通の虫除けやったらあんまり効果がないねん。 
こいつら、目とかの人間の体液が、あいつらにしてみたら、フェロモンの匂いがするらしくて寄ってくんねんて。 
 
–なるほど。それでミントの香りのあるものですか。 
 
清水 
そうですね。ほんで、俺、アメリカでもそれめっちゃおって。 
そいつらバイティングフライって言ってさ、噛みよんねやん。 
向こうのそのちっちゃいやつは噛みまくりで、俺、顔ボコボコに腫れたことがあってんやん。 
 
–それは鬱陶しいですね。 
 
清水 
はい。レジストレーションミーティングに行った時に、アメリカ人にもどないしてん。って言われて、いや、虫に噛まれたとかって言ったら、めっちゃええ方法があるよって。マウスウォッシュあるやん。口ゆすいでスッキリするやつ。要するにミントやねん。それを振り掛けてたこともあったな。 
 
–効くんですね。 
 
清水 
効いたね。ずっとリステリンを使ってる。あとこれはまだ試してへんねんけど、天然ハッカ油のスプレー。これを帽子のツバとかにぶっかけといたら、目の方に飛んでこなくてききにくくなるかなと。これから試してみたいと思ってます!

モリゾーさんが導入したハッカ油。虫除け効果はもちろんだが、爽やかな香りでリラックス効果も期待できそう。

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