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オーストラリアのチニングで実感した、TULALAパックロッドの携行性と対応力

今回はオーストラリアで大活躍した「ツララ」のロッド。チニングでも使い分けることによってその特性を存分に発揮してくれるロッド達を細かく紹介していく。

●文:釜石佑哉

TULALAのパックロッドでオーストラリアチニングしてみた。

G’Day!!「トラベルナースKAMA」こと ツララフィールドスタッフの釜石佑哉です!日本もそろそろチニングの季節ですね 水辺を覗くとチヌが優雅に泳いでいたりするのではないでしょうか

そこで今回は、ツララのパックロッドを使用したオーストラリアでのチニングを紹介したいと思います

え!? オーストラリアでもチニングできるんですか?

そうなんです!オーストラリアにも日本同様にチヌが生息しているんです!さらに日本と同じくらいたくさん生息しています。オーストラリアではチヌの仲間を総称してBream(ブリーム)と呼びれシドニー周辺で最もポピュラーなのがYellowfin Bream(キビレ)。日本のキビレを思わせる黄色いヒレが特徴です。

↑シドニーで釣れたキビレ(Yellowfin Bream) 日本の個体同様にうっすらとですが黄色いヒレが特徴的ですね。

一方、南オーストラリアや西オーストラリアにはBlack Bream(クロダイ)が生息しています。どちらも日本のクロダイやキビレと同じチヌ属に分類される近縁種で、現地ではルアーゲームの人気ターゲットとして親しまれています。

↑シドニーより南で釣れたクロダイ(Black Bream)結果から言うとBlack Breamはこの一匹しか釣れなかったです。そのくらい、シドニーではYellowfin Breamが生息しています。

現地の釣り人はYellowfinとBlackをまとめてBreamと呼ぶことが多いです。日本でいうチヌって呼ぶのと一緒ですね。

オーストラリアでもボトムとトップ両方の釣り方があります。ですが日本同様にトップチニングは真夏の時期のみ釣れれやすい印象です。なので基本はボトムチニング。私の感覚ですが、オーストラリアはワームを使っている人がとても多く、釣具屋に行けばたくさんのワームが売られていますよ。

私のメインフィールドはシドニー湾内。写真に写っているのはハーバーブリッジとオペラハウス。こんな大都会の中でも釣りはできます。釣り禁止(NO FISHINGって書いてります)の場所もあるので気をつけてくださいね。

ではTULALAのロッドを紹介しつつ釣果もお伝えします。

オーストラリアチニングで主に使用していたのは

ポルタメント200S
スペック
モデルPortamento200S
コード PS200
アクション RF
レングス (ft) 約6’7″
仕舞寸法(cm) 55.5
リアグリップ長(cm) 22.5
ロッドウェイト (g) 101
適合ライン(lb ,MAX) 10
PE (# ,MAX) 1
キャストウェイト(g) 1.8~10

ツララのパックロッドシリーズの中ではライトな部類に入るモデルです。私がオーストラリアでチニングに使用していたセッティングは PE0.6〜0.8号 リーダー5〜10lb 使用するルアーは3〜7g程度のジグヘッドリグや小型ワームが中心です。

ポルタメント200Sの魅力は、軽量ルアーでもしっかりとブランクに荷重を乗せてキャストできること。また、ハリのあるティップがボトムの地形や魚のアタリをアングラーに知らせてくれます。

そして、ツララらしい中弾性ブランクス特有の粘りも大きな特徴です。オーストラリアのYellowfin Breamは日本のキビレとほぼ一緒で、障害物周りに着いていることが多く、ヒット直後は橋脚やストラクチャーへ一気に突っ込もうとします。

そんな場面でもポルタメント200Sはロッド全体で魚の力を受け止めながら追従してくれるため、細いPEラインでも安心してファイトすることができます。

さらに仕舞寸法は55.5cm。オーストラリアでは電車やバスを使って釣りに行くことも多く、旅行先へ持ち運ぶことも少なくありません。そんな時でもバックパックやスーツケースへ無理なく収納できるサイズは大きな魅力です。実際に私もシドニー滞在中、このロッドを持って電車やバスでオペラハウス周辺やシドニー湾各地をランガンしていました。

そして肝心の釣果ですが……小型ですが沢山釣れました。やはりポルタメント200Sはボトムチニングにピッタシですね。

オーストラリアでも人気のターゲットのマゴチ(Flat Head)。ボトムの釣りをしているとよくヒットしてきます。80cmを超えるマゴチも生息しているエリアなので期待大。

続いてマダイ(Snapper)
オーストラリアにもマダイ『Snapper」と呼ばれる魚が生息しています。シドニー周辺では人気の高級魚として知られ、ルアーやタイラバ、餌釣りなど様々な釣法で狙われています。多くのアングラーの憧れのターゲットとなっています。ちなみにシドニーでは30cm未満のマダイはリリース必須なので気おつけください。

続いてグルービー60S
スペック
モデルグルービー 60S
コード GR60S
アクション F
レングス (ft) 6’0″
仕舞寸法 (cm) 81
グリップ長 (cm) 19
ロッドウェイト. (g) 約139g(サンプル数値)
PE (# ,MAX) 0.8
キャストウェイト. (g) 0.3~7

グルービー 60Sは繊細な釣りが得意な1本です。しなやかなティップを持っているため、軽量リグや小型ルアーの操作性に優れ、魚がルアーを吸い込むようなバイトも弾きにくいのが特徴。

また、柔軟なティップが魚の突っ込みを吸収してくれるので、細いラインを使用するライトゲームや小型プラグを使った釣りとの相性も抜群です。一見ライトなロッドですが、TULALAらしいバットパワーはしっかり残されているため、思わぬ大物がヒットしても安心してやり取りできます。

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M.M.A ユナイテッド 83 M
スペック
モデルM.M.A ユナイテッド83 M
コードU83M
アクションRF
レングス(ft) 8’3″
仕舞寸法 (cm) 68
グリップ長 (cm) 38
ロッドウェイト (g) 249
PE (# ,MAX) 3
キャストウェイト (g) 10~40
価格(¥ ,税別) 49,800

このロッドは、MMAシリーズの中でも特に出番が多いお気に入りの1本です。73Mよりもレングスとパワーが一段階アップしており、PE2号前後を使用したライトショアジギングやライトキャスティングゲームに最適。40g前後のメタルジグやミノーを気持ちよくキャストできるので、シドニー湾内の青物やハガツオ、オーストラリアンサーモン狙いでよく使用しています。

仕舞寸法は68cm。4ピースロッドなので飛行機での遠征やロードトリップでも持ち運びが非常に楽なのが魅力です。オーストラリア国内を移動しながら釣りをする機会が多かった自分にとっては欠かせない存在でした。 80cmを超えるマゴチや、湾内でのジギング、エギングなど一本で幅広い釣りが可能です。

チニングの場合はバイブレーションや、ブレードルアーなどで狙う際に多く使用してました。ヒットした際にはMMAシリーズ特有のストローガイドセッティングによって、パックロッドとは思えない綺麗なベンディングカーブを描きながら魚の引きを受け止めてくれるので、不意の大物がヒットしても安心感があります。遠征先で「何が釣れるかわからない」という状況にこそ持って行きたい1本ですね。

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私個人の感想ですがオーストラリアのキビレは日本のキビレに比べて口が細長いように見えます。個体差もあると思いますが。でも人間も地域によって特徴があるのですから魚もそのようなことがあるのかもしれませんね。

この魚はTailor(テイラー)
シドニー周辺ではサーフや磯、河口、湾内など様々な場所で釣ることができ、特に秋から冬にかけて大型の群れが接岸するため、多くのアングラーに親しまれています。

最後は
ルーツC60UL
スペック
モデル ルーツC60UL
コード RTC60UL
アクション RF
レングス (ft) 6’0″
仕舞寸法 (cm) 51
グリップ長 (cm) 19.5
ロッドウェイト (g) 100
適合ライン(lb ,MAX) 8
PE (# ,MAX) 1
キャストウェイト (g) ~11

このロッドは自分がオーストラリアで最も使用頻度の高いライトゲームロッドの一本。仕舞寸法51cmという驚異的なコンパクトさで、バックパックやスーツケースにも簡単に収納可能。旅行やロードトリップの際には必ず忍ばせているロッドです。

Routes C60ULはベイトフィネスモデルですが、単なる「小物専用ロッド」ではなく柔らかいティップによって3g前後のジグヘッドや小型プラグも気持ちよくキャストできる一方、ベリーからバットにはしっかりとした張りが残されているため、不意の大物にも対応できます。2.5〜11g程度のルアーを快適に扱える設計となっています。

特に港湾部や漁港、リーフ周りなどで小型ルアーを正確にキャストしたい場面では大活躍。ベイトタックルならではのキャスト精度の高さと手返しの良さは大きな武器になります。また、自分はボトムチニングやマイクロプラグを使った釣りにも使用し柔らかいティップが魚の吸い込みを邪魔せず、それでいてルアーの動きはしっかり手元に伝わるため、小型魚とのやり取りがとにかく楽しいロッドです。

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話が変わりますが、ここに2匹の魚がいます。
オーストラリアではマダイはSnapper、チヌをBreamと呼びます。日本ではクロダイやキビレ、マダイなどをまとめて「タイ(鯛)」と呼びますよね?

マダイは『Pink Bream』でもいいんじゃないの!?と私は思いました。オーストラリアでは全く別の魚として扱われているみたいですね。面白い。

そしてチニング中の釣れたこの魚!!みなさんにお見せしたかった魚です。

  
分かりますかこの魚。キュウリウオっぽいこの魚の正体はなんと!!40cmのキス(Whiting)です ルアーで釣れちゃいました。

詳しく言うと日本に生息するシロギスとは別種なのですがオーストラリアにもキスの仲間であるWhitingが生息しています。特にシドニー周辺でよく釣れるSand Whitingは、日本のシロギスより大型になることが多く、40cm近い個体も珍しくありません。

トップウォータールアーにも果敢にアタックしてくるため、ルアーフィッシングの人気ターゲットとなっています。見た目や食味はシロギスによく似ていますが、サイズとゲーム性はオーストラリアならではの魅力があります。

そう。オーストラリアのキスはルアーでも釣れちゃうんです。釣れた時はびっくりしましたしキスがルアーで釣れるなんて思ってもみなかったです。食べたらとても美味しいらしいのですが、後でWhitingだと気づいたのでリリースしてしましました。食べてみたかった。

予想外のことが起きるのが海外釣行ですね。

ちなみに
他にもTulalaのプロトロッドですが、こんな魚も根魚っぽいですが正式な名前は分かりません。
このように名前のわからない、触っていいのかもわからないような予想外の魚が釣れるのが海外釣行の素晴らしさですね。

最後に、チニングが大好きなアングラーのみなさん。
オーストラリアは南半球なので日本とは季節が真逆です。年中チニングしたい人はオーストラリアと日本を行き来するのもいいかもしれませんね!TULALAのパックロッドでオーストラリアチニングしてみた。

釜石佑哉(かまいし・ゆうや)

トラベルナースとして働き、日本各地を釣り歩くエクストリームアングラー。現在はオーストラリアへ看護留学をしながら、合間で釣りをする日々を過ごす。ツララフィールドスタッフ。

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