
アカサカ釣具のエキスパートが、エリアデビューやステップアップの時に最初に手にしたいタックルの選び方のヒントを伝授。友達への購入アドバイスの際にも役立つこと請け合いだ!
●文:ルアマガプラス編集部
落合 厚さん
おちあいあつし 1984年生まれ。栃木県出身。アカサカ釣具のルアー担当スタッフとして従事。トラウトキング選手権でのスキルを役立てながら、トラウトルアーコーナーを担っている。
まずは予算と行く場所を聞きそれに合ったタックルを提案
タックル購入のためにお店に出掛ける際、どんなことを考えておくとタックル選びがスムーズになるだろうか。
「私の場合、まず予算を聞いて、その次に行かれる場所を教えてもらい、そこで使うルアーに合わせたタックルをご提案しています。プランが湧かない場合なら午前中に加賀フィッシングエリアで釣りをして、その後佐野ラーメンのお店やアウトレットに行ってみたら、というようなご提案することもあります」
今回選んでいただいたのは目安となる一例。豊富な品揃えの中から、自分にピッタリのタックルを見つけよう!
アカサカ釣具は今年で創業125年!
アカサカ釣具は、会社としての創業が1900年で、今年125周年を迎えた。釣具を取り扱いはじめたのが1933年で、1968年にはルアーの販売を開始。地元や北関東のルアー・フライフィッシングを支え続けている老舗のプロショップだ。
●住所:〒327-0017 栃木県佐野市大町3026
●TEL 0283-22-0298
●営業時間:日・月・火 10:00~20:00、木・金・土 10:00~21:00、定休日:水曜日
●HP:https://fishing-akasaka.com
エリアデビュー用オススメタックル
【ロッド】ライトクラスで店頭価格が1万5000円前後の高性能ロッドを
今回チョイスしていただいたのは、1万5000円前後で販売されているロッド。1.5グラムのスプーンやクランクベイトを扱えるライトパワーだ。「どれも性能が良く、エリアトラウトのエントリーにオススメしたいアイテムです」。
【リール】軽くて巻き心地のいいリールを!
今回、イチオシされるのがDAIWAのカルディア。「軽くて巻き心地がいい、永く使えるリールです。予算的にあわない場合はレガリスが次候補。ロッドとセットで2万円ぐらいで揃えることができます」。値段に比例して軽くなり、トラブルが減るのでできるだけ良いものを使いたい。
ショーケースの中にはさまざまなリールが。実際に触らせてもらうことも可能なので、相談しながら選ぼう。
【ルアー】使うルアーもしっかり準備しておこう
タックルと同時に必ず準備するのが、ルアー。「スプーンならワンウエイトに対して、派手、中間、地味という感じで5色持っていると良いですね。あとは手元に動きが伝わってくるクランクベイトを使ってみてください」。
【ライン】まずはトラブルが少ない低伸度ナイロンから!
トラウトエリアディテクターハードナイロン3ポンド(ザルツ)
フロロやエステルは感度が良く、伝わってくるルアーの情報が明確になるが、トラブルが多かったりラインシステムを組む必要がある。「エステルだとルアーの様子が分かりやすいのですが、リーダーを結ぶことを考えると、ビギナーの方ならやはりナイロンライン。低伸度タイプのものがいいですね」。
【オススメグッズ】リリーサー&バッカン
タックル以外で、ビギナーにオススメのグッズをご紹介。「リリーサーがあると寒い時期は手が濡れないので良いですね。あとはロッドスタンド。ロッドスタンドが付いてるバッカンやボックスが便利です」。
バス釣り経験者&競技デビュー派オススメタックル
バス釣り経験者や競技デビュー派など、釣りの経験があるアングラーがステップアップするためには、何を基準に選ぶ?「バス釣り経験者なら、PEやエステルラインを使うミノーやボトムの釣りに挑戦してください。競技を目指すなら、スプーンを使った誘いの釣りでも操作性が高く、積極的に掛けていけるような強めのロッドや、マイクロスプーンを使えるハイエンドのタックルをオススメします」。ワンランク上のセットで釣りの引き出しを増やすべし!
【ロッド】バス経験者ならPEやエステルに合うロッド競技を目指すならハイエンドモデルを!
「エステルラインを使うならプレッソMXの62L、PEラインでミノーを操作するならグレイウルフ63ML-eがオススメです。競技の場合、私が使っているものでいうと、ノアのようなスプーンを操作する釣りならグレイウルフ63ML/TRZ(トルザイト)。放流の魚を効率よく獲っていけるパワーがあり、重めのスプーンを操作しやすいですね。マイクロスプーンにはエステルラインに最適なホワイトウルフ62UL-eを使います」。
【リール】細いエステルラインでもトラブルの少ない上位機種を
「細いエステルラインでマイクロスプーンを使うなら、3万5000円ぐらいのルビアス以上の機種を。操作する釣りなどテクニカルなことも可能です。ロッドとセットすると6万円前後になります。競技を目指すならやはりエアリティー以上。ホワイトウルフとの組み合わせですと10万円ぐらいになります」。高価だけどその価値があるセットで、頂点を目指そう!
ステップアップアングラーへのオススメのひとつが、リールのチューニング。「カーボンハンドルに変えるというカスタムはオススメ。バス経験者なら手持ちのリールの替えスプールを買って使うという方法もあります」。
●ファンネルシングルスピニングカーボンハンドル45ミリ(リヴァイブ)
【ルアー】新しいルアーをマスターして引き出しを増やそう!
メタルバイブツーウィン(なぶら家)
イーグルプレーヤー50スリム/GJ
(左)スティルエリアT2(ロデオクラフト・スミス)、(右)スティルエリアT2(スミス)
(左)マイクロスプーンキッド0.6グラム、(右)マイクロスプーンキッド0.8グラム(ディープパラドックス)
エキスパートの釣りとして欠かせないのが、マイクロスプーンやミノー、ボトム用のルアー。
「キッドはその入門用にピッタリ。0.8グラムは通常の使い方で、よりスローに使いたいときは0.6グラムを。ミノーは競技でも多用されるルアーで、スプーンを凌駕する釣果が出ることもあります。T2はあまり深場へ入れたくないときにピッタリな浮上系ミノーです」。
メタルバイブはやはり実績の高いツーウィンを。
【オススメグッズ】使いやすいプライヤーを携行しよう
フック交換にはリングプライヤーが不可欠。落合さんが愛用しているのは、ティモンのリングプライヤー。いろいろな種類があるので店頭でチェックしよう。●リングプライヤー(ジャッカル/ティモン)
【フック】フックへのこだわりが釣果を変える!
ステップアップしたいアングラーが必ず準備しておきたいグッズは?
「交換フックですね。掛からない時はフックがダメになっていることがありますから。特にエキスパートを目指すなら、フックは追求して欲しいアイテムでもあります。沼過ぎて……簡単には説明しづらいのですが、ステップアップにおいて重要な深いテーマです」。
通常の交換用はもちろんのこと、性質の異なるものを準備して、フッキングがどう変わるのかを体感してみよう。
【基準フック】ハニカムTフック(ロデオクラフト)
【高活性の場合】MKフックシャープ(ヤリエ)
【低活性の場合①】AGフック(ヤリエ)
【低活性の場合②】STフック(ヤリエ)
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