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「波打ち際も狙ってみて!」ルアーローテションでフラットフィッシュの捕獲率を上げる方法とは?

ルアマガ+をご覧の皆様、こんにちは。茨城サーフをメインに活動しております、ダイワフィールドテスターの野上達也です。台風の影響などもあり、荒れた日が多かった茨城サーフですが水温も徐々に上がり、波が落ち着いた日にはヒラメの釣果も増えて来ました。今回は地形変化の出やすい茨城サーフで釣果を出す為の、僕なりのアプローチの仕方をご紹介していきます。

●文/写真:野上達也

ローテションで確実な釣果を!

朝マズメにサーフに到着。既に多くのアングラーが思い思いのポイントで釣りをしています。

まずは空いている離岸流に入り、キャストを開始しました。朝マズメという事で、ルアーはミノーを選択。

なぜミノーからなのか。理由はいくつかありますが

・朝マズメはヒラメの活性が高い為、やる気のある魚をただ巻きで手返しよく狙う為。
・ミノーのウォブンロールアクションはアピール力が特に高い。
・リップが付いている事で適度に引き抵抗があり操作がしやすく、波打ち際までしっかりと泳ぎ切る事ができる

といったところでしょうか。

ヒラメが、最も寄りやすいタイミングでもあるので、手前をしっかりと探る為の選択です。

僕が水深のある場所でよく使用するミノーはセットアッパーシリーズ。サイズ展開も多く75・97・110・125・145まであり、サイズが大きくなる程潜航深度が深くなる為、ポイントの水深に合わせて使い分けています。

ショアラインシャイナーZ セットアッパー S-DR

今回は110S-DRを使用、しっかりとレンジが入るので多少うねりがあっても波に揉まれて飛び出さずにブレイクを攻める事ができます。


離岸流の両端と波打ち際のブレイクは特にヒラメが付いている可能性が高いので何度も丁寧にキャストを繰り返します。

30分程投げたもののバイトはなく、1投毎に海藻ゴミがルアーに絡んで来る為、早めに見切りをつけてランガンを開始。

次に目を付けたポイントは沖にサンドバーがあり、手前から深く掘れた横ヨブ。

こういった横ヨブの中はどこにヒラメが付いていてもおかしくない為ポイントが絞りづらく、1か所で長時間粘るよりも徐々に移動しながら手返しよく広範囲を探り、やる気のある魚を狙った方が釣果を出しやすいです。

サンドバーまでの距離は70〜80mくらい。サンドバー手前のかけ下がりを叩く為に飛距離のでるオーバードライブ65Sを選択。

横移動しながら沖のかけ下がりを狙いつつ周囲を観察していると、一度だけ波打ち際でハクの群れが捩りました!

明らかに何かに追われている様子。すぐにミノーに替えて横に向かってキャスト!こうする事で波打ち際のかけ上がりを長く引く事ができます。

そして先程ベイトが追われていた辺りに差し掛かった瞬間に「ゴンッ」と食ってきたのはレギュラーサイズのヒラメ。ベイトの挙動を見逃さなかったことで、海藻が漂っていてやりづらい中でも貴重な1枚をキャッチする事ができました!

サーフの釣りは飛距離が重要視されがちですが、この様に、ヒラメは手前から数メートルの波打ち際に付いている事も多く、ピックアップ直前に食ってくる事もあります。

サーフでの釣りは飛距離が重要視される事が多く、メタルジグやシンペンが主力のルアーとなっていますが、足元までキッチリ泳ぎ切ってくれるミノーを使う事で、シンペンやメタルジグでは捕りづらいヒラメをキャッチすることが出来ます。

朝の釣りは一旦終了し、午後は潮位が上げ始めたタイミングで再び同じポイントに入りました。

100メートル以上にわたって続く横ヨブ。このような地形では、沖のかけ下がりと、波打ち際のかけ上がりが一級ポイントになります。朝マズメに確認できたベイトはハクのみ。日が高くなったタイミングということもあり、魚はかなり沖に着いているはずと予想して、今回はオーバードライブ65Sを選択しました。

オーバードライブ65S

オーバードライブシリーズ最小サイズとなる65Sは、食い渋り時やマイクロベイトパターンで真価を発揮するルアー。小粒なシルエットながらウエイトは28gあり、サーフでも十分な飛距離を出してくれます。

狙いは沖のかけ下がり。サンドバーの上へルアーを着水させ、一定速度のただ巻きでかけ下がりを丁寧にトレースする。数投ごとに立ち位置を変えながら探っていく、シンプルながら広範囲を効率良くサーチできる方法です。

特に意識したのは、サンドバーが途切れて沖へ流れが抜ける場所。こうした変化はベイトやフィッシュイーターの回遊ルートになりやすく、見逃せないポイントです。

しかし、期待とは裏腹に反応はなし。移動しては投げ、また移動する。ひたすらキャストを繰り返しながら、少しずつ横へ探っていきます。

そして約50mほどランガンしたその時、ついに待望のバイト!

魚は狙い通り、沖のかけ下がり付近でヒットしました。慎重に寄せていくと姿を見せたのは今年初となるマゴチでした。

首を振るような独特のファイトで何度も抵抗を見せて楽しませてくれた一本。毎年、この魚が顔を見せてくれると、夏本番だなと実感します。厳しい状況の中でも、地形変化を探り続けたことで手にできた価値ある一匹となりました。

外洋に面したサーフでは波や海流が強く当たり、地形変化が出来やすい。一見するとこんな近くに魚は居ないと思うかも知れませんが、かなり近くまで寄ってきます。

ブレイクが遠いなど、どうしても飛距離を出さなければならない事もありますが、手前に変化がある場所は闇雲に遠投するのではなく、足元を丁寧に探る事で目の前の魚を捕りこぼさず釣果を出す事が出来ますので、是非試してみてください!

タックルデータ
ロッド : オーバーゼアSX99ML/M
リール : 26セルテートHD LT4000CXH
ライン : PEデュラセンサー×12EX+Si3 1.2号
リーダー : モアザンリーダーEXⅡ TYPE-N 25lb

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