
ロックショアやショアジギングのエキスパートたちが、“己の釣り”を魅せるyoutube バリバス TVの人気シリーズ『ショア道』。Vol.14ではサーフのライトショアジギングをテーマに、この道を突き進むSUUこと鈴木孝寿さんと近藤清之さんの実釣を公開。スタイルの異なる2人が刻々と変化するサーフの状況を読み解きながら共闘し、攻略していく模様を紹介しよう。そこにはサーフライトショアジギングの基本と最先端のメソッドが映し出されている!
●文:ルアマガプラス編集部
実績抜群の新潟サーフで2人のエキスパートがライトショアジギングを実釣解説
今回紹介する動画は、youtube バリバス TVの『【ショア道 Vol.14】SUU×近藤清之 2人で挑む新潟サーフ ライトショアジギング攻略』。
出演はSUUの愛称を持つ鈴木孝寿さんと近藤清之さん。SUUさんは遠州エリア(静岡県)をホームにフィネススタイルのサーフゲームを得意とする巧者だ。近藤さんは全国各地の渚を釣り歩くサーフゲームの熟練者として知られている。
実釣は新潟県のサーフで実施。
SUU「新潟のサーフは初挑戦で、すごくワクワクします。僕のホームの遠州の釣りがどれだけ通用するのか? どんな違いがあるのか? を確かめながら魚に出会えたらいいですね」
近藤「新潟は上越、中越、下越の3エリアに分かれ、海岸線は約380kmあるんだけど、ポイントごとに色んな魚が釣れます。ずっと居たいなと思うくらい、いつ来ても良いフィールドですね」
新潟サーフに向き合うそれぞれの立場は違うが、2人とも期待に胸をふくらませて実釣に臨む。
実釣は沿岸に高実績サーフが連なる新潟県で実施。日本海側サーフゲームのメッカ的なエリアだ。
飛距離が出て浅いサーフに対応しやすいメタルジグで広範囲をサーチ
今回、2人が取り組む釣種のライトショアジギングは、20~40g程度のショアジギングとしては軽めのメタルジグを使うのが特徴。
サーフではヒラメやマゴチをはじめシーバス、青物、ロックフィッシュなど地域や季節によって幅広い魚種が手軽に狙える釣りだ。
通常のライトショアジギングとの違いは、サーフはフィールドが広大で比較的浅いということ。これが2人のルアー選びにもあらわれている。
ルアーはメタルジグを中心にシンキングペンシルやジグヘッドリグなども用意し、万全を期す。
近藤「水深などどんな海かわからないのでパイロットルアーを投げるけど、サーフは基本的に水深がない。最初は低比重の合金系メタルジグでフワフワと探ります」
SUU「僕の先発は開発中の2フックのメタルジグ。これを遠投してボトムをとって、まずは水深や流れをチェックしていきます」
2人とも飛距離が出て、フォールが速すぎず、アピール力のあるタイプのメタルジグを選択。これがサーフライトショアジギングのルアーローテーションの起点になる。
遠投派とサーフフィネス派。それぞれの期待に応える最適ラインとは?
最初に入ったサーフは流れ込みがあり、鳥が飛び、雰囲気は良さげ。だが実釣を開始するとベイトフィッシュの気配は薄く、キャスト毎に海藻が絡む釣りづらい状況だった。
近藤「昨日、一昨日と大荒れでその影響が残ってますね。今日は回復しはじめて、潮は澄んでいるんでチャンスはあると思います」
2人は釣りが成立するサーフを探してラン&ガン。
近藤さんは低比重合金製のブレードジグも投入し、アピール力とテンポを上げてサーチ。SUUさんはジグヘッドリグで中~近距離のサーフフィネスも試し、メタルジグに反応しない魚を探るが両者苦戦が続く。
低比重合金のブレードジグもサーフライトショアジギングでは有効。巻きでもフォールでも誘うことができる。ルアーはZ-ブレード(Zeake)。
近藤「大荒れ後で水温が一気に下がって…自然には勝てない。それでもサーフの釣りは1投1投がすごく大事。とくに飛距離が」
動画には『ショア道』のマストライン、アバニ キャスティングPE マックスパワー ショアマスターシリーズ(バリバス)の解説も収録されている。
遠投重視のラインセレクト
近藤「僕はショアマスターのX8を使っている。X8はすごくしなやかで風を切って飛ばすことができる。圧倒的な飛距離がマックスパワーX8ショアマスターの一番の魅力。普通なら届かないナブラが撃てるから釣れる」
アバニキャスティングPEマックスパワーX8 ショアマスター(バリバス)
●号数(lb):0.6(14.5)、0.8(16.7)、1(20.2)、1.2(24.1)、1.5(28.6)、2(33)●編み数:8●カラー:ホワイト●長さ:200m●価格:オープン
強度と耐久性に優れた8本撚りのマックスパワーPEを採用し、ショアからのキャスティングゲームのために開発されたPEライン。滑らかな糸質と独自の非フッ素コーティングによりガイドとの摩擦抵抗を低減。飛距離に命運がかかるショアキャスティングゲームでもうひと伸びが体感できる。シーバス、サーフ、ライトショアジギングなど0.6号から2号を使う幅広いショアソルトゲームに対応する。
サーフフィネス対応のラインセレクト
SUU「僕はアバニキャスティングPEマックスパワーX9 ショアマスターを使っています。低伸度で直進性が高いのがすごく気に入っています。
僕のサーフの釣りはメインターゲットはヒラメ、マゴチで、フィネススタイル寄りなんでロッドも軟らかめ。X9は伸び率3%台の低伸度だから沖で喰ってもしっかりフッキングパワーが伝わります。
直進性に関しては風や潮の影響でラインが持っていかれるにくいから、横風や強い流れの中でもダイレクトな操作感が得られて、アワセも決まります。あとエアノットなどのトラブルも起こりにくいです」
アバニ キャスティングPE マックスパワー X9 ショアマスター(バリバス)
●号数 (Max.lb):0.6(14)、0.8(18)、1(23)、1.2(25)、1.5(33)、2(39)●長さ:200m●編み数:9●カラー:ホワイト●価格:オープン
9本編みのX9シリーズに待望のショアキャスティング専用モデルが登場。CORE-INPUT製法により適度な張りと優れた耐久性を発揮。キャスティングゲームにおけるガイド絡みやエアノットなどのライントラブルを激減させる。さらにVertical Braid工法が抜群の直進性と伸び率3%台という超低伸度を実現。ラインが流れや風の影響を受けにくく、飛距離アップやスムーズな着底に貢献し、ルアーの操作性、感度、フッキング性能の向上を実現する。
ホワイトのラインカラーは2人共通のお気に入りポイント。近藤「見やすいし、青い空と青い海にすごく映える」。SUU「間違いないです。スプールに巻いたときにカッコいい」。
波の立ち方や底質の違いなど小さな変化が大きな釣果の呼び水になる!
動画は狙うべきスポットについてもしっかり解説。
近藤「日本海側のサーフは変化がないように見えるんですけど、地形や海中の変化を波で見ることができます。波が立ち上がるところは瀬があるからその周りにフィッシュイーターが居やすい。
波打ち際を見ても砂利のところと砂のところがある。砂利のところは波に押す力がある。変化がないように見えて、ちょっとした変化を探るのが大事です」
実釣ではそれを証明するように近藤さんがマゴチをキャッチ。
風が強いためメタルジグを30gから40gに替えて遠投し、引きずり出した1尾だ。
また、釣り場選びではベイトフィッシュも欠かせない要素。ボイルが起これば浜をダッシュし、ルアーを撃ち込む。
そしてボイルが発生した夕マズメに近藤さんのロッドを重量感のある魚が絞り込んだ。
近藤「ボトムでゴツンッときた。エイの引きじゃない。もしかしたらヒラメか?」
夕マズメにズシリと重い引き。ベイトフィッシュが居れば釣れる可能性が一気に高まる。
波打ち際に姿を現したのは丸々と太ったシーバス。
近藤「亜鉛合金のジグでボトムを意識してヒラヒラとフォール。ゆっくり攻めたのが良かったですね」
ヒットルアーはZ-サーディン40g(Zeake)。DAY1はこの1尾で幕を引く。
2人の釣りを参考にショアキャスティング専用PEラインを活用してサーフのライトショアジギングを楽しもう!
DAY-2は海がさらに穏やかになり、朝マズメの水面にはベイトフィッシュのもじりが見られる。
SUU「今にもなにかが起こりそう。一発ありそうな感じがする」
その予感は見事に的中する。
SUU「よしっ、喰ったぁ! でかそうです。絶対バラさないぞ」
SUU「良いサイズ。新潟の初マゴチです。近藤さんが色々案内してくれたおかげで獲れました」
釣れたのは60cmに迫る良型のマゴチだ。
サーフのフラットフィッシュを狙うために開発中のスイミング系メタルジグで仕留めた。
SUU「やっぱりX9の伸びのなさのおかげですね。僕は少し軟らかめのサオを使っているけど、フッキングパワーが伝わるからハーモニカ喰いでも口の硬いところにしっかり刺さっている。
ランディングするまでドキドキしたけどバラさずに獲れました」
サーフのフィネススタイルで、アバニ キャスティングPE マックスパワー X9 ショアマスター(バリバス)が果たす役割をしっかりと魅せてくれた。
一般的なPEラインより低伸度でフッキングパワーをロスなく伝えやすいのもアバニ キャスティングPE マックスパワー X9 ショアマスター(バリバス)の強みだ。
近藤「お互い、釣れて良かったね。こんな(長距離の)ランガンは地元ではまずやることないし(笑)」
SUU「地元の方の情報もありがたかったですね」
近藤「新潟(のサーフ)はすごいポテンシャルがあって、青物、ヒラメ、シーバス、あとギガアジが釣れたりもする。また一緒にきたいですね」
SUU「ぜひ! そのときは新潟サーフが本領を発揮してくれると良いですね」
そう、今回の実釣は大荒れ直後のサーフで2人とも手を焼き、それでも釣れた。
動画を視聴し、2人の攻め方やタックルを参考にすれば、全国各地のサーフでショアジギングが楽しめる。
SUU「ラインを信じて投げ続ければ」
近藤「必ず良い釣果が引き出せますから」
ショアキャスティング専用のPEラインを巻いて、新潟サーフの本領を味わいに出かけてみてはいかがだろうか。
実釣時は互いの釣果を讃えあうほど難しい状況。どのように攻略したのかは動画で確認。
アングラー プロフィール
近藤清之
こんどう•きよひで 静岡県在住。サーフゲームをメインに「旬の魚を楽しく釣りたい!」という信条を胸にフィールドに向き合うソルトのエキスパート。釣具メーカー『Zeake』のフィッシングクリエイターとしても活躍。豊富な知識と経験をいかしてルアーの企画•開発に携わり、隣の釣り人よりたくさん釣れるルアーを模索し形にしている。バリバスフィールドスタッフ。
SUU(鈴木 孝寿)
すずき•たかひさ 静岡県在住。サーフのフラットフィッシュを中心にショアジギング、エギング、ライトゲーム、渓流など、ルアー、エサを問わずボーダレスに釣りを楽しむマルチプロアングラー。多くの人に釣りの魅力を伝え、楽しみ方を提案するために日々フィールドに立ち、自身の釣りをアップデートし続けている。釣具メーカー『Ricordo』代表。バリバスフィールドスタッフ。
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