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「海で突然、チクチクした痛みに襲われました」→なんと、犯人は体長数ミリの生物。正体と誰でもできる対策とは?

海水浴中、「チクチク」とした痛みや、肌に謎の赤みが発生したことはないだろうか? クラゲや毒魚とは違う刺し傷の対処に戸惑ってしまうことも…。この記事では海水浴中の不快な生物「チンクイ虫」を解説していこう。

●文:ルアマガプラス編集部

チンクイ虫(ゾエア)とは何か?

海水浴中に突然、肌へ細かな針を刺されたような「チクチク」とした刺激を感じたことはあるだろうか。その原因の一つが、通称「チンクイ虫」と呼ばれる水中生物だ。

楽しい海水浴が、チンクイ虫によって嫌な思い出になってしまう。

「チンクイ虫」はエビやカニなど甲殻類の幼生である「ゾエア」を指すことが多い。地域によって呼び方や対象となる生物が異なる場合もあるが、いずれも海中を漂う小さな生物で、肉眼で見つけるのは難しい。体長2~3mmほどの半透明な姿をしており、海流に乗って移動する。

写真のエビなど甲殻類の幼生をチンクイ虫(ゾエア)と呼ばれる。

チンクイ虫の棘や足、触覚などの刺激性のある部分が肌に触れると、かゆみ、赤い発疹、ピリピリした痛みなどが起こってしまう。

AIで生成したチンクイ虫(ゾエア)のイメージ写真。非常に小さく透明なため、肉眼で目視することは難しい。

チンクイ虫が多い時期と遭遇しやすい場所

チンクイ虫は海水温が上がる春から秋にかけて見られやすく、特に夏の7~9月頃は注意が必要だ。沖縄などの温暖な地域では、春先から発生することも。ただし、発生時期は海域、天候、潮の流れによって変化するため、「この月なら絶対に安全」とは言い切れないのもチンクイ虫が厄介なところ。

夏の海水浴が楽しめるシーズンはとくに注意が必要だ。

刺された場合の症状と対処法

代表的な症状は、強いかゆみ、赤い斑点、ピリピリした痛み、軽い腫れなどだ。「チンクイ虫に刺された!」と思ったら、まず海から上がり、患部や水着を清潔な流水で洗い流す。

タオルで強くこすらず、押さえるように水分を取る。その後、冷たいタオルや布で包んだ保冷剤を当て、腫れやかゆみを抑える。

もしも、眠れないほどのかゆみ、赤みや腫れの拡大、強い痛み、膿、発熱がある場合や、1週間以上改善しない場合は医療機関で適切な処置を受ける必要があるぞ。

チンクイ虫の対策としては、肌の露出を減らすことが簡単で最も有効的。長袖のラッシュガード、海用レギンス、マリンシューズなどを着用して、海水浴を楽しもう。

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