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全色ミケって正気か? 猫型スプーン『にゃんこすぷーん』に、待望のエリア最軽量1.0gが登場!

「秋にはエリア向けに待望の1.0gも販売予定!!!」春の2.6g発表のとき、記事の最後にしれっとそう書きました。覚えてます? 覚えてなくても大丈夫です。約束どおり、秋になりました。というわけで『にゃんこすぷーん1.0g』、いよいよ10月中旬発売です。通称:『こにゃんこすぷーん』

●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)


全長20mm。小さくなっても、ちゃんと猫

既存の1.6gと2.6gは全長30mm。今回の1.0gは20mmと、ひと回りどころかふた回りくらい小さくなっています。数字だけ見ると「1cm縮んだだけでしょ」と思うかもしれませんが、実物を並べると本当に別物で、指先にちょこんと乗るサイズ感。エリアトラウトで1g前後のマイクロスプーンを使ったことがある人なら、あのサイズの信頼感はよくご存知かと思います。

ひとまわり1.6g、2.6gに比べて小さいサイズ。

で、正直に言うと、記者がいちばん心配していたのはそこじゃありません。小さくすると猫が猫じゃなくなるんじゃないか、という点です。輪郭を縮めていくと、耳も顔も尻尾もぜんぶ潰れて、ただの「なんかトゲトゲした金属片」になりかねない。ところが上がってきたサンプルを見たら、ちゃんと猫でした。20mmでも耳は耳、尻尾は尻尾。ここは素直にすごいと思います。

そして小さいということは、当然フックも小さくなります。管理釣り場のレギュレーション的にも扱いやすいサイズ感に収まっているので、そのあたりは安心してお使いください。


アクションはプリプリケツ振りロールウォブ

にゃんこすぷーんといえば『プリプリケツ振りロールウォブ』。猫の尻尾がそのまま水を受けて、後ろ半分がプリプリと振れる、あの動きです。1.6gから2.6gに重くなったときも「重くなったら落ち着くだろう」という予想を裏切ってハイアピールなままだったわけですが、今回は逆方向に振ったモデル。軽くなるとどうなるのか。

結論から言うと、動きは既存モデルを踏襲。着水してハンドルを一回転させるかさせないかで、もうプリプリ始まります。1.6gでも十分軽快だったのに、1.0gはさらにその手前から動く。エリアの表層をゆっくり引きたいとき、あるいは「巻きたいのに速く巻きたくない」という一番つらい状況で、これが効いてきます。デッドスローで巻いても水を噛んで泳ぎ続けてくれるので、スレたポンドで魚の鼻先を長く通せる。マイクロスプーンに求められる仕事は、だいたいこれですよね。

逆に言えば、飛距離は当然1.6g・2.6gに劣ります。ラインは細めに、ロッドも軽いものを合わせてあげてください。ここをケチると1.0gの良さは半分も出ません。


カラーは5色。今回は全部ミケです

さて本題。1.0gのカラーラインナップ、5色ぜんぶ三毛猫です。

2.6gで投入した『開運ミケ』が、社内の予想を裏切って評判がよかったんです。黒・赤・金という三色が混ざったパターンは、要は「複数の色を一枚のスプーンに乗せられる」ということ。トラウトが何色に反応しているのか読みきれないときに、三毛は答えを一枚で持っていけるわけです。案外、この複数色ってのがかなり汎用性が高い。

というわけで、ベースを三毛に固定して、乗せる色だけを実戦的に振ったのが今回の5色です。かわいさ全振りもいいんですが、1.0gのこにゃんこは『しっかり釣れるカラーリング』を意識してみました。SNSでみなさんのご意見なんかも聞いたりしましたよ。

01 オレンジミケ

面は薄めのオレンジ、首輪のレッド、ミケ要素もレッド、黒の2色。裏は濃いめオレンジの単色設定。

超ど定番のオレンジ。エリアトラウトでオレンジが効く理由はもう説明不要かと思いますが、放流直後、朝イチ、曇天、光量が落ちる夕方。とりあえず巻いて反応を見る一投目はこれでいいです。迷ったらこれ。1個しか買わない人はこれを買ってください。

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02 裏金ミケ

名前ほど反則ではありません。表は白(パール)の下地に、レッド、ピンクという構成。裏面は素地を生かしたゴールドというカラー。実釣面での役割はしっかりしていて、濁りが入ったとき、朝マズメの薄暗いとき、要するに「光を返して存在を教えたい」場面で強いカラーです。雨の後の増水した放流直後のポンドとか、オレンジで反応が出ないときの二の矢としてローテーションに組み込んでおくと安心できます。

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03 チャートミケ

表のミケはチャートの下地に、首輪とスポットの赤、黒。裏面は黒。視認性の暴力。ローライト、濁り、深い層、そして活性が高いときのリアクション。チャートはとにかく「魚に見つけてもらう」ことに全振りしたカラーです。それとエリアトラウトの場合、釣り人側からルアーが見えるというのがかなり大きい。表層をどのくらいの速度で引けているか、魚が後ろについているか、目で確認できるだけで釣果が変わります。初心者の方にはむしろこれを推したい。

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04 オリーブミケ

面は、下地がオリーブ。これに首輪の赤、スポットの赤とオレンジの2色。裏が定番の辛子色。ここまでの3色が「見せる」側だとすると、オリーブは「隠す」側です。クリアウォーター、晴天、無風、そして人がさんざん叩いた後の午後。派手なカラーを見飽きた魚に、いかにも自然にいそうな色でそっと近づく。渋い時間帯の切り札としてボックスに一枚入れておくと、報われる日が必ずあります。地味ですが、これがないと一日を戦い抜けません。それでいて、スポットのオレンジ、辛子色。エリアのトラウトのDNAを刺激します。

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 05 開運まねき魔除け

そして最後がこれ。招き猫の縁起をそのままカラーに落とし込んだ、開運&魔除け仕様です。

「釣れるの?」と聞かれると思うので先に答えておくと、釣れます。下地は黒。そこに首輪の赤、スポットのオレンジとレッド。裏地は朱色を採用。名前に引っ張られるかもしれませんが構成要素は実戦色になっています。

念のため書いておきますが、記者はスピリチュアルには基本的に懐疑的な人間です。ルアーで運が上がるとは1ミリも思っていません。ただ、釣りって最後は「投げ続けた人が釣る」ゲームじゃないですか。信じているカラーを結んでいると集中が切れにくくて、結果的に投げる回数が増える。それで釣れる。そういう物理的な話として、縁起カラーには意味があると思ってます。(夢がなくてすみません)

プレゼントにも向いてます。釣りを始めた友達に「これ、開運だから」と渡すの、けっこう強いです。

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価格と発売時期

『にゃんこすぷーん1.0g』510円(税抜)/561円(税込)。全長20mm、ウエイト1.0g、カラーは01オレンジミケ、02裏金ミケ、03チャートミケ、04オリーブミケ、05開運まねき魔除けの全5色です。

お気づきかと思いますが、1.6gと同じ価格です。「小さくなったんだから安くなるんじゃないの?」と思った方、申し訳ありません、据え置きです。サイズが小さくなっても、一枚を仕上げるまでにかかるものはそんなに減らないのだと、記者も今回勉強しました。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

発売時期は10月従順を予定。全国の釣具店をはじめ、ルアマガオンラインショップメルカリ公式ショップ(セット販売のみ)での取り扱いを予定しています。

例によって、かわいいカラーから消えます。気になった色がある方は、見かけたときに確保しておくことを強くおすすめします(毎回これを書いている気がしますが、毎回そうなるので書きます)。過去例でいくと、小売店注文では案外人気がなかった『八割れ』。ネット展開では一番最初になくなりました。再販は強く検討しておりますが、販売カラーは一期一会の可能性がありますのでご注意ください。

2.6gと1.6gの前回発売カラーもひきつづき販売予定。

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