
近頃のスーパーは流通機構の発展もあり、魚や貝など生きた食材を目にすることも珍しくない。それを購入し飼育するという発想。しかもこんな大物を? という動画を紹介しよう。YouTube 水ラーメンの『お風呂でタラバガニを飼う』だ。英名がレッドキングクラブの冷たい海に生息する大型甲殻類を家庭で飼うことはできるのか? しかもお風呂で…!? 興味津々の動画をダイジェストで紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
スーパーで生きたタラバガニを買って飼う! 子供の頃からの夢を叶える! しかもお風呂で!?
生き物系YouTuber 水ラーメンさんの動画はサバイバルや釣り、そしてスーパーの食材飼育が大人気だ。
水ラーメン「スーパーでなんと生きたタラバガニが売ってました。運命を感じたので満員電車に揺られながら家に持って帰ります」
今回紹介する動画、YouTube 水ラーメン『お風呂でタラバガニを飼う』もこんなコメントでスタートを切る。
スーパーで売られ、暖房が効いた満員電車に揺られるというタラバガニの数奇な運命。この後どうなってしまうのか?
水ラーメン「小さい頃から一度で良いから飼育したかったタラバガニさんを買ってきました。この子はまだ子供ですね」
水ラーメン「タラバガニは北海道沿岸やオホーツク海、ベーリング海などの水深300mとかの冷たい海にいて、飼育適温は3~6℃と言われています」
水ラーメンさんは帰宅すると窓を開けて室温を下げ、エアレーションでタラバガニに酸素を供給。その部屋が風呂場だ。
大型水槽が届くまでの仮住まいだがタラバガニ愛を感じる充実の飼育環境
水ラーメン「タラバガニは水質悪化に弱くて、ストレスを感じるとエサを食べない。大型甲殻類なので酸素要求量がめちゃくちゃ高い。昨日届くはずの120cm水槽が届かず、大きい水槽がくるまでこの風呂水槽で飼育します」
湯船に張るのは市販の人工海水の素で作った海水。
水ラーメン「人工海水の素があれば海に行かずともいつでもお風呂に海が作れるからね。比重計で塩分濃度を計って調整していきます」
水ラーメン「タラバガニは塩分濃度が少し高めが良いんだよね。1.024から1.025あたり。あと絶対必要なのが水槽用クーラーです。水温6℃くらいが安定して長期飼育できるみたいです」
水ラーメンさんのタラバガニ愛が感じられる飼育設備が整えられたお風呂が出来上がった。
水ラーメン「シャワー浴びるスペースはあるかなと思ったけど…僕は銭湯行ってきます」
へぇ~そうだったんだ! タラバガニの不思議を解説! 「もし死んだら食べます」
水ラーメン「多分、人類初のタラバガニをお風呂で飼う男です。水量が多いから元気に動いて落ち着いているようにも見えます。もし死んだらしっかり食べます。生きてたら親友。死んだら食材なんでね」
これが水ラーメンさんの食材生物との付き合い方。
動画ではタラバガニの生態も解説している。
水ラーメン「タラバガニは見た目はカニですけど、分類上はヤドカリの仲間です。カニの脚はハサミを入れて10本ですけど、タラバガニは外見上、8本」
水ラーメン「メスは腹部が左右非対称で、これはヤドカリが貝殻に入るときに腹部が柔らかく、ねじれるという特徴の名残りなんだよね」
そのほかにも寿命や大きさなど、動画のそこここにタラバガニに関する雑学を紹介。面白くてためになるので動画で確認してみよう。
やっぱり飼うなら水槽! 次のステップは餌やりだがタラバガニに異変!?
お風呂で一夜を過ごしたタラバガニ。動画では翌朝の様子を伝えている。
水ラーメン「タラバガニプロジェクト2日目です。タラバガニちゃんは相変わらず元気です。でも一つ緊急事態が起きました。海水が乾いて、風呂が塩まみれ。海水の生き物を飼うもんじゃないっすね」
このまま続けたら風呂場が壊れる危機感を覚えた水ラーメンさんは次の手を打つ。
水ラーメン「120cm水槽が届くにはもう少しかかりそうなので、実家にある90cm水槽を持ってきてこの子を飼育していきます」
業者のサポートも受け、完璧なセッティング。水合わせを済ませ、タラバガニを移す。
水ラーメン「90cmでもそんなに窮屈な感じもしない。浴槽と違って地面も滑らないしね。うわっ、裏側がすごくかっこいいな。水族館や」
やはり飼うなら水槽だ。
水ラーメン「タラバガニは深海の生き物だから暗くしてリラックスさせてあげます」
タラバガニもお風呂より居心地が良いに違いない。
3日目、朝。
水ラーメン「タラバガニちゃん、生きてた! 生き物って突然死したり、ダメージを負って日々弱くなっていったりするから、朝、起きて水槽確認するのが怖いのよ。
エサを食べると安定することが多くて、殻付きのエビをあげます」
水ラーメン「タラバガニって年に一回脱皮するけど、カルシウムをたくさん摂らないと脱皮不全で死んじゃうから。水族館でも甘エビを殻ごとあげてます」
ところがタラバガニはエサを喰うどころか逃げる。
水ラーメン「動き回るときに脚が連動してないというか、操り人形みたいに変な動きしとるな。なんか心配なんだけど」
慣れるまで1ヶ月くらいエサを食わない個体もいるそうで、そこは気長に待つしかないが新たな心配も生まれた。
“フロバガニ(仮)”のその後は? 水ラーメンさんの生き物エンターテイメントをお楽しみに!
水ラーメン「あれから5日経ちました。僕の力及ばす、まだエサを食べてくれません。ただ、一つ進展がありました」
動画は4日目夜の映像が写し出され、タラバガニがエサを口に運ぼうとする姿が!
水ラーメン「食べる仕草はするけど空振り。ハサミにはエサがない。イソメも試したけど食べてくれない。でも、この感じで回復して、環境に慣れたら絶対食べてくれると思うので気長に焦らず育てていきます。
食べたら続編出していきます。この子の名前も募集します! コメント欄にどしどし待ってます」
コメント欄に寄せられた名前は“フロバガニ”が有力候補。
また「生きてたら親友、死んだら食材というパワーワード好き」、「私、なんでタラバガニ飼うことないのに全部観ちゃったんだろ」、「人工海水の作り方とか大切なことを話すところに水ラーメンさんの誠実さを感じる」といった1700件を超えるコメントが殺到。
海水アクアリウムの基本からタラバガニの生態まで幅広い知識がテンポ良くまとめられた13分強の動画は、見はじめたらあっという間にエンディング。
水ラーメン「この子の応援、皆さん本当によろしくお願いいたします!」
生き物への愛情が深く、スーパーの食材を飼ったり、辺境の幻の生物を獲ったり、挑戦心旺盛な水ラーメンさんの動画はお子さんも楽しめる生き物エンターテイメント。今後、公開される動画にも期待しよう!
フロバガニ(仮)が元気に育つことを祈る!
YouTuber紹介
水ラーメン
チャンネル登録者数111万人(2026年9月現在)の人気YouTuber。自然が大好きな自称野生児YouTuberで、近くの自然には未知なるうまさが潜んでいると色々な生き物をとって食べたり、飼ったりする生き物系動画が人気を呼んでいる。将来は海外でのサバイバルを目標に活動中。
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