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「ヤバい、突然変異です」捕まえた『白いオタマジャクシ』を育ててみたらまさかの…。「何色のカエルになるのか、検証します」

突然変異の白い生物は人を惹きつけるのか? 白いカラスや白いタヌキなど白い動物がときおりニュースで話題になる。釣り人はマスの管理釣り場にアルビノが居れば狙いたくなる。深夜の田んぼの用水路で白いオタマジャクシを見つけた生き物系YouTuber 森こんにゃくさんも大興奮! 捕獲の模様と家での飼育を伝える動画を紹介しよう。『捕まえた白いオタマジャクシを育ててみたらまさかのっ!!!』だ。白いオタマは何色のカエルになるのか? 身近な自然の不思議に迫る!

●文:ルアマガプラス編集部

「あれ、白かったよな?」。夜更けの田んぼの用水路でまさかっ…!

生き物系YouTuber 森こんにゃくさんは、近所の川や森など身近な生き物をテーマにした動画が人気だ。今回紹介する『捕まえた白いオタマジャクシを育ててみたらまさかのっ!!!』もその一つだ。

動画は夜更けの用水路のガサガサからはじまる。

森こんにゃく「ヤバいもん見つけてもーた。あれ、白かったよな。アルビノのオタマジャクシやろ」

森こんにゃくさんは友人と2人。傍から見れば、深夜の田んぼの用水路に大の男が2人いること自体なかなか怪しいが、両者の目の前はもっとヤバいことになっていた。素早く逃げる白いオタマジャクシの捕獲に手こずるが、なんとか網で掬うことに成功。

森こんにゃく「やった! 多分、ヌマガエルやと思うねんけど、家に持ち帰って飼育してみるわ」

森こんにゃく「家に帰ってきました。深夜2時です。簡単に準備だけして、明朝、整えていきたいと思います」

白いオタマジャクシは空ペットボトルに入れて移送。洗面器に自宅水槽の水を汲み、水合わせをした後、洗面器に放たれた。皮をむいたライチに似てなくもない。

森こんにゃく「ちょっと尻尾が短いぞ。ザリガニとかに襲われたのかもしれないですね。さあ、元気に成長してくれるんでしょうか? 明日、じっくり観察してみましょう」

田んぼの用水路の奇跡! 確率は天文学的数字の白いオタマジャクシとの出会い

白いオタマジャクシは翌朝も無事健在。

森こんにゃく「白いオタマジャクシを見つけたのは初めてです。ケースに入れて観察してみましょう。いったいなにガエルのオタマジャクシなんでしょうか? やっぱり色が普通のオタマジャクシとは全然違いますね。白と金の間くらい」

森こんにゃく「目の色が黒いんでアルビノではなさそうです。アルビノだと目が赤っぽい色をしてるんです。突然変異で色が変わった個体なんでしょうか。ちょっと小さな足が生えてきててカエルになろうとしています」

アルビノとは先天的に皮膚や目などのメラニン色素が欠乏している個体のこと。皮膚や毛が白いだけでなく目が赤っぽいのも特徴だ。

森こんにゃく「すごい珍しいオタマジャクシを見つけてしまった。こんなチャンスは滅多にないんでじっくり観察しながら元気に成長させてみたいです。

ウシガエルとか特定外来生物を持ち帰ると法律違反になるけど、これはどう考えても外来種ではなさそうですからね」

身近な自然の生き物を飼う際も法令遵守に細心の注意を払う必要がある。

森こんにゃく「上から見ると背中から尾っぽにかけて金色に輝いています。自然の中で突然変異で違った色が生まれてくる確率って、もう数万、数十万分の一なんですよね」

森こんにゃく「こういう白い個体は外敵から目立つからすぐに食べられちゃう。ここまで成長して、それを僕が見つけたっていうのは、かなり奇跡に近いんですよ」

出会う確率は天文学的数字といっても過言ではない。

森こんにゃく「金のタマちゃん。名前なににしようかな」

この一言にコメント欄はザワついた。

白いオタマジャクシのカエルへの道! 「餌を食べた!」で第一関門突破!

捕獲から数日後。

森こんにゃく「僕は今まで何度かオタマジャクシをカエルにしたことがあって、その経験を生かしお世話をしてますが、白いオタマジャクシ、ちょっと餌の食いが悪くて心配しております」

もともと弱い個体なのか、環境の変化で食欲が落ちているのか、森こんにゃくさんは思案し、新たな策を打って出た。

森こんにゃく「我が家には田んぼの土がたくさんあります。こちらに移動しようと思います。

田んぼの土とは知り合いの田から土をもらい、それを水槽の底床にしたものだ。

森こんにゃく「ガラス面にコケが生え、水面には浮き草。たくさんの微生物が発生し、カブトエビの赤ちゃんまで泳いでいます。この子を捕まえてきた環境とすごく似ているんじゃないでしょうか。カエルになってくれ!」

カエルに育てるには、まず餌を食べてもらうことだ。引越して1日後。

森こんにゃく「落ち着いてきたと思うんで、ナマズの餌を一粒与えてみます。ヤバい、ヤバい、カブトエビが餌を食べてる。それはオタマジャクシの餌やぞ」

時間を置いてのぞくと白いオタマジャクシが餌に接近。

森こんにゃく「やった! 食べてくれた。ぽりぽり食べてくれてます。第一関門突破」

白いオタマジャクシはカエルへの道を歩みだした。そのかわいすぎる仕草は動画で必見だ。

捕獲から45日。「脚がちょっと伸びたかな?」…金のタマちゃんはカエルになれるのか?

さらに数日後。

森こんにゃく「いつまでオタマジャクシしとんねん」

成長が見られないオタマジャクシを心配する森こんにゃくさん。

森こんにゃく「普通のオタマジャクシと成長が全然違いますね。カエルになるのことができるのか、すごく不安です」

さらに2週間後。捕獲から27日が経った。

森こんにゃく「白いオタマジャクシはまったくカエルになろうとしません。同居人の生きた化石、カブトエビはオタマジャクシより大きくなってしまいました。うーん、心配です。カエルになることはできない運命なんでしょうか?」

さらに日は経ち、捕獲から32日。成長は見られない。この間に同居人のカブトガニはお亡くなりになられている。

捕獲から35日目、森こんにゃくさんはある仮説と新たな作戦を立てる。

森こんにゃく「なんとか蛙化したい。このままだとオタマジャクシのまま冬を迎えて命をまっとうしてしまう可能性があります」

蛙化するための仮説と作戦がコレ。

森こんにゃく「いつまでも水の中に居られると思って、ヌクヌクしてると思うんですよ。少しずつ水を抜いて、ヤバい早く陸に上がらなければって本能にうったえかけて、早くカエルにならないとっていう気持ちをかき立てたいと思います」

本能かき立て作戦開始から1週間。捕獲から42日目。

森こんにゃく「タマちゃん、もうギリギリまで水が少なくなってきました。限界まで挑戦させていただきます。先天性の問題か、体質なのかカエルになれないオタマジャクシがいるらしいです。この子も突然変異で体質が弱いのか?

冬になるとこのままお亡くなりになることが多いそうで、過酷な環境でどうにかこの子のカエルスイッチを押してあげたい」

捕獲から45日目。ケースに入れて成長具合をみる。

森こんにゃく「脚がちょっと伸びたかな? 干からびそうになったら水を足して、ちょっとだけ餌を与えてという生活を繰り返していきます」

オタマジャクシはカエルの子が絶対ではない! オタマジャクシの白タマちゃんとして元気に生かす!

動画では飼育の様子を伝えているが、森こんにゃくさんが良く口にしていたのが「早くカエルにならないと、寒くなったら死んでしまうぞ」だ。

だが捕獲から57日が経っても変わらずオタマジャクシを続けている。

森こんにゃく「オタマジャクシがぐうたらしてる間に同居人第2号が誕生してきたんですよ。まだ5mmくらいですけど、カブトエビが生まれてきてくれました。さすが田んぼ! 生き物が湧いて出てきます」

捕獲から75日目。ここで森こんにゃくさんは方針転換。

森こんにゃく「一向にカエルになる気配はありません。もう僕の負けです。過酷な環境を繰り返していても、逆にこの子の命を縮めてしまうんじゃないでしょうか。

蛙化という考えは一旦捨てて、オタマジャクシの白タマちゃんとしてできるだけ長く飼育してあげようと思います」

名前は白タマちゃんに決まったようだ。

森こんにゃく「ちょうどこの子を飼育するのに良い水槽があるんです」

森こんにゃく家でヤマトヌマエビとイシマキガイを飼育している水槽が新居となった。

森こんにゃく「同居人も一緒に引っ越し。まずは水合わせをしていきます。わかるコレ? なんの法則か知ってる⁇」

「おばあちゃんがやってた、風呂の水で」

森こんにゃく「お前、なに時代や(笑)」

森こんにゃくさんの動画は、ときおり入る家族との会話も面白い。ほかにも森こんにゃくさんがお子さんから「あたおか」と言われるクスッと笑えるシーンもあるので探してみよう。ヒントは電子レンジ。ちなみにおばあちゃんもやっていたのはサイフォンの原理です。

白タマちゃんの奇跡の成長記録! 心温まるドラマは必見だ!

森こんにゃく「ヤマトヌマエビの性格はおとなしいんで混泳は問題ないと思います。さあ、長い間、(過酷な環境で)ごめんやったで」

白タマちゃんは水槽の底へ。

森こんにゃく「すっとぼけた顔。自分がカエルにならないといけないってことすら気づいてなさそうな顔です」

その口調は愛情たっぷり。

森こんにゃく「早速、引っ越し祝いに美味しい餌を与えます。エビオス錠。うちではペットによく与えます」

えっ? エビオス錠といえば乾燥ビール酵母の錠剤。整腸や栄養補給に有効な指定医薬部外品。しかも試供品。これが餌になる?

森こんにゃく「エビがたくさん集まってきた。白タマちゃんも寄ってきた。いっぱい食べて元気に長生きしておくれ」

おおぅ、アクアリウム好きには当たり前なことかもしれないが、こういう裏ワザ的なネタを入れてくれるのも生き物飼育初心者にはうれしい。

エビの食いつきを見ると、エビオス錠が美味しいのは間違いなさそうだ。

森こんにゃく「今回はカエルにならない白いオタマジャクシのお話しでした。この先、奇跡が起きて変化があれば動画にさせていただきます」

白タマちゃんのその後は気になるが、コメント欄には「森こんにゃくさんは捕まえるだけでなくその後の成長もじっくり見せてくれるから面白い」、「1匹のオタマジャクシとして育てるのとても良いと思いました!」など賞賛の声が多数。

また、「ツチガエルのオタマジャクシなら越冬して来年、カエルになるんじゃないですかね」など越冬蛙化説のアドバイスの数々も寄せられている。

視聴者の皆さんも白タマちゃんの捕獲から成長記録の奇跡の物語に感動しているようだ。まだ、見ていない人はぜひ視聴を! お子さんがポツリとつぶやくレンチン「あたおか」のシーンもお見逃しなく!

白は確かに目立つ! 白タマちゃんが森こんにゃくさんと出会い、ここまで生きてこれたのは奇跡だ。

YouTuber紹介

森こんにゃく

身近な自然の生き物を題材にした動画が人気の生き物系YouTuber。生き物が大好きな家族がとった魚や虫を飼ったり、観察。ユニークな視点の自由研究的な動画が好評で再生回数100万回超えの動画を連発している。

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