
生物生態系保全活動に力を入れているYouTube『マーシーの獲ったり狩ったり』。ここではマーシーさんが巨大魚と格闘する動画『食パン投げたら着水10秒で1mの化物巨大魚がヒットする衝撃映像』を紹介しよう。「なんだパンコイか」と思った人ほど見てほしい! アナタがよく行く釣り場にも巨大外来魚が潜んでいるかもしれないぞ!
●文:ルアマガプラス編集部
食パンでコイを釣るパンコイと同じ仕掛けで超巨大外来魚を狙う!
マーシー「愛媛県の皆さんこんにちは。今回は僕の動画で初めて愛媛県にやってきました」
動画公開当初は初訪問の四国、愛媛。今回の“獲ったり狩ったり”のターゲットは超巨大外来魚だ。
マーシー「超巨大外来魚をパンの耳で釣ります。一体どんな生き物なのか楽しみですね」
この仕掛け、普通に考えたらパンでコイを釣るパンコイです。
マーシー「今回、久しぶりにキシくんも登場します。錦鯉を捕まえた回などで登場している大学の後輩です」
この2人で超巨大外来魚狩りに臨む。
「サオがパキパキいうてる!」。18年前に買った1000円ロッドで超巨大魚と死闘!
釣り場は流れ込み周り。マーシーさんの目には巨大魚の魚影が映っているようだ。
マーシー「すごくでっかい影が浮いてるんですよね。デカすぎるだろ。ヤバいな」
マーシー「ちょっと懸念点があって、このサオ。僕が小学3年生のときにフリーマーケットで買った1000円のサオです。こんな適当なサオで釣れるのか…。(リールの)ドラグ、最初から緩めておこう。こえーよ」
ロッドには“α-SHOT 602ML”の製品名が表記。ルアー釣り用ロッドのようだが古いし、MLクラスなので超巨大外来魚を釣るには心許ない。
実釣スタート。流れの筋の脇にパンを振り込むマーシーさん。
マーシー「食パンが流れていく」
忍び寄る黒い影。次の瞬間、水面の食パンが吸い込まれる。
マーシー「喰ったぁー? もう喰った? 今、喰ったよね!」
アワせ入れた瞬間、その手応えに危機を感じる。
マーシー「やべぇ! 入った、入った! ドラグヤバい、ドラグヤバい! 引きヤバい、ヤバい! 折れる、折れる!」
巨大魚の想定外の引きの強さに慌てるマーシーさん。なにがヒットしたのか?
巨大魚はサオを伸して水中をグングン走り、盛大な飛沫をあげて暴れ回る。
マーシー「サオがパキパキいうてる。頑張れ、俺のフリマ1000円サオ! あぁ、ガイドが1個すでに壊れてるわ」
1番ガイドが損傷。サオ先が折れるリスクが一気に高まる。緊張感あふれるファイトは動画でお楽しみください。
巨大魚をかけてから4分経過。
マーシー「オーケー、だいぶ疲れたか、(リールが)巻けるぞ。でも寄せてくるとグンッと引く。ハリはしっかりかかってるみたいだね」
魚を寄せては走り、止めては巻くを繰り返す持久戦。さすがの巨大魚も疲労の色が隠せない。
マーシー「うわぁ、キタキタキタ、見えた、でっかすぎー。こいつですよ、こいつ」
狙っていた超巨大外来魚が姿を現した。1投目で…それくらいこの外来魚の魚影が濃いということか。
釣れた超巨大外来魚は中国四大家魚の一種で全長1m! その生態がヤバい!
観念した巨大外来魚は、水が浅くのった護岸にズリ上げられた。
マーシー「何cmあるんだろう? この網、無理じゃね?」
キシ「文句言うな!」
マーシー「頭は入ったけど、この巨体とは釣り合わない」
足場が高いためランディングネットでの取り込みはできない。
マーシー「もう降りたほうが早い気がする」
マーシーさんは水没護岸に降りると改めてその大きさに驚く。
マーシー「化物よ、これ! 頭の先から尾ビレまでガチで1mジャスト!」
生き物好きや釣り好きの人ならもうこの魚の正体がお分かりのはずだ。
マーシー「この1mを超えるお魚の名前はソウギョです。コイ目コイ科のコイに非常に近い魚になります」
マーシー「ウロコはコイに似ています。背ビレは違いますね。ソウギョはヨットの帆のように縦長」
マーシー「原産は中国で、中国の四大家魚といわれる魚の一つです。ほかにはハクレン、コクレン、アオウオがいるんですけど、それぞれ食べるものが違うんですよね」
ソウギョは漢字で草魚と書くくらいで草食性。捕獲したソウギョのお腹の中を調べると出てきたのは草だ。
マーシー「ソウギョはコイと同じで無胃魚。胃がないので食べまくって排泄を繰り返しています。このギザギザしたものは、ソウギョの咽頭歯。歯ですね。これで草をすりつぶして食べるんですね」
このソウギョがどんな問題を引き起こすのか? も解説。
マーシー「ソウギョが(水中や岸辺の)植物を食べて水草や草が減ることによって、小魚などの住みかが減ったり、生き物が住む環境が悪くなります。なので環境庁のほうでも駆除すべき魚の一つに挙げられています」
ソウギョは除草目的で放流されることが多く、愛媛のソウギョもその可能性が高い。
マーシー「このソウギョは家に持ち帰ってペットたちにあげたいと思います」
食べたのはカメだけじゃない!? 10分でソウギョのことがわかる見どころ満載のオムニバスは必見!
ペットの餌のためにソウギョを持ち帰ったマーシーさんだが、やはりというか気になってしまったようだ。
マーシー「今日は尾ビレに近い部分をカメの餌にしたいと思います。ついでにね、味も気になるので、簡単にムニエルで食べてみようと思います。三枚に下ろすと見た目はマグロのトロのような感じでけっこう脂もあるんですよ」
お世辞にもきれいとはいえない水の中を泳いでいたコイ科の淡水魚。泥抜きなし。それを食べる? 危険な匂いしかないが…。
マーシー「はーい、出来ました! 左が僕の餌。右がカメの餌です。まずは飼い主が味を確かめてからカメに与えましょう」
マーシー「あれ? 美味いぞ! ブラックバスやブルーギルに似た味。この例えがわかる人も少ないだろうけど、非常に美味しいです。不味いの覚悟していたけど、草を食べているからか、泥抜きしてないのに臭いもない。コイより美味いぞ」
中国四大家魚は、中国ではもともと食用魚。味が良いのも納得だ。
マーシー「お前ら良かったなぁ。人間が食べてうめぇって思えるもん、食べれてるからな。しかも刺身で(笑)」
カメたちもソウギョを爆食。今回も捕獲した外来魚の利活用を実践した。
身近な川や池に生息するソウギョ。マーシーさんは今回の動画で、その生態や自然環境に与える影響、そして味まで教えてくれた。
コメント欄には「大きな鯉がたくさんいる! と思っていたのが、もしかしたら鯉ではない場合もあるんですね」や「こちらが僕の餌、こちらが亀の餌っていう響きになんか笑ったw」、「1000円の竿ギリギリ耐えてるのすごい」、「凄い!大物を上げて、しかもいろいろな解説を交えて。勉強になりました」など、動画の様々な場面に対してコメントが寄せられている。
そしてボウルに盛られたソウギョの切り身を前に水槽で泳ぐカメの可愛らしさ! 10分間のオムニバスのような動画は必見だ! マーシーさんの今後の活動にも注目していこう!
水槽内から餌をロックオンするカメ。「早くちょうだい!」と言わんばかりの仕草がかわいいと反響多数。
YouTuber 紹介
マーシーの獲ったり狩ったり
ガサガサ、釣り、投網に生態系保全やゴミ拾いもする生き物系YouTuber。自然を愛するマーシーが網類各種、釣りザオ、ヤス、銃、ワナ、スリングショットを武器に様々な獲物に挑み、その過程で直面した問題や課題をリポート。生態系や自然環境の保全に働きかけている。琵琶湖ガサガサ体験などのエコツアーも主催。
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