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あなたが釣れない原因…。それは「糸の張りすぎ」にあるかも。プロが伝授する“釣るためのライン操作術”とは?

あなたがどんなに高価な道具を揃えても、釣れないのは「糸の張りすぎ」に原因があるかも!? トーナメントで輝かしい成績を残し、現在は三島湖で『江口塾』を営む江口俊介さんが、釣れるライン操作術を伝授してくれた。

●文:ルアマガプラス編集部

江口俊介(えぐち・しゅんすけ)十代のころから精力的にトーナメントに参戦し、JBトップ50では通算5勝をマークした実力派アングラー。現在は千葉県・三島湖で個別指導塾「江口塾」を開講し、悩めるアングラーのスキルアップをサポートしている。
江口塾とは? 江口さんがアングラーに「釣れるスキル」を伝授するバス釣り個別指導塾。単に釣れる場所やルアーを教えるだけでなく、日本全国のフィールドで通用するテクニックをマンツーマンで指導している。

取材協力:ともゑ釣舟店(千葉県・三島湖) アングラーに寄り添った温かな対応が魅力のレンタルボート店。免許不要艇やエレキ、バッテリーを完備し、下船後には手土産として有名鶏舎の卵が用意されている [写真タップで拡大]

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1. 釣れない人はライン操作に問題アリ

トーナメントで実績を残し、現在は多くの生徒を教える江口俊介さん。釣れない原因を尋ねると、「大前提ができていないから」という明快な答えが返ってきた。

「タックルや使うルアーも大事ですが、まずライン操作! きちんとしたライン操作ができていることが釣るための大前提です。これができていない人がすごく多いんですよね…。プロと同じロッドを用いて、同じルアーを投げれば釣れると思っている人も多いでしょうが、プロはライン操作が上手いから釣れているということも大きいんですよ」

どんなルアーを使うにしても、ラインを正しく操作できていることが釣果の絶対条件となる。江口塾では、釣れる場所やルアーを教えるのではなく、一人では習得が難しいライン操作のテクニックを伝授している。

2. キャスト後はまず糸ふけを回収!ラインメンディングの重要性

釣れない人が陥りがちな第一の罠が、キャスト後の「投げっぱなし」だ。

「キャストしたら、投げっぱなしの人がいますが、これが釣れない原因の一つです。まず、ルアーを投げたら糸ふけを回収して、自分とラインが一直線になるようにしてください。これをしないと、たるんだラインに引っ張られてルアーが意図したのとは違うアクションをしてしまいます。フォールもラインメンディングができていないと、真っ直ぐに落ちません」

プロが「落ちパク」で釣っている場面でも自分にバイトがない場合、ルアーが真っ直ぐフォールしていない可能性がある。特に風の影響を受けやすいスピニングタックルでは、キャスト後にベールを起こしてラインを真っ直ぐに整える作業が欠かせない。

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「キャストしたら糸ふけを回収する。この動作だけで、釣れる魚の数が増えます。着水後にラインメンディングができていれば、いきなりのバイトでもしっかりフッキングが決まります」

3. 「殺気」の正体はラインの張りすぎ!? 魚を違和感なく喰わせるアプローチ

江口塾で指導する中で、江口さんが特に強く感じているのが「ラインを張りすぎているアングラーの多さ」である。

「ルアーを操作する時にみんな、ラインを『張り』がちなんですよ。フリーフォールさせたいからラインをたるませなきゃいけないのに、バチっと張ったままフォールさせてしまう。この張った状態だとカーブフォールしているのですが、それに気づかないから、魚のフィーディングゾーンであるブレイクの際などに落とせていないんです」

よく「スマホを見ていたら釣れた」「雑談していたら喰った」という現象を「殺気が消えたから」と表現されるが、江口さんは「ラインが張っていなかったから釣れた」と解釈している。

「釣りたい気持ちから気が立って、ラインを張って動かしてしまう。自分の思っている『殺気』が伝わるというのは、ラインを張ってしまうのとイコールです。とくに、PEで張りすぎてしまうと、まさに『糸電話』のように自分の存在がルアーに伝わって魚が食わなくなると思っています」

殺気を伝えないためには、意識的にラインをたるませることが重要だ。アタリは手元やロッドで感じようとせず、ラインの走りを目視して合わせれば十分に間に合う。また、傾斜のある壁や崩落などをフリーリグで狙う際も、際から離さないようラインを張りすぎず繊細にアクションさせることがポイントだ。

4. アクション時に「ラインがたるむ瞬間」を意図的に作れ!

ルアーに動きを与える際も、常にテンションをかけ続けるのはNGだ。

「ルアーのアクション時にラインがたるむ瞬間が作れない人も釣れないですね。シェイクはラインを常に張り、連続してルアーを動かしているイメージだと思われがちですが、実は張ってたるませて…の繰り返しなんです。一瞬ラインを張ったら、すぐにテンションをゆるめてたるませる。その過程で出た余分な糸ふけをリーリングで回収する。これが正しいシェイクです」

ラインが常に張った状態だと、魚がバイトしても乗りづらく、ボトムや障害物を狙い通りにトレースできない。クランクベイトなどの巻物でも、ピンと張って引くのではなく、ロッドに角度をつけて「糸の重み」で引っ張るように少したるませて巻くのが有効となる。

5. メリットだらけの新時代ラインシステム「ブレイドブーストシステム」

江口さんがベイトタックル全般で激推しするのが、PEラインを下巻きに使用し、メインとなるモノフィラメントラインを20〜30mほど連結する「ブレイドブーストシステム」だ。

  • スプールの軽量化と飛距離アップ スプール全体が軽くなることで回転レスポンスが向上し、飛距離が大幅に伸びる。フリップギルのような空気抵抗の大きいルアーも楽に遠投可能。
  • 経済的でコスパ抜群 痛みが早い先端のモノフィラメントライン(20〜30m)のみを巻き替えれば済むため、非常に経済的。
  • 高セッティング対応 メインラインを一段階太くしてもスプールのレスポンスへの影響が少ないため、より攻めた釣りが可能になる。

※結束するメインラインには、スプール馴染みの良い「オルトロスFC」などの一般的なモノフィラメントラインを使用するのがコツ(硬すぎるリーダー用ラインはトラブルの原因になる)。

OLLTOLOS(オルトロス) FC 100m
エックスブレイド(X-Braid)

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