
バスフィッシング界に、環境配慮と先端テクノロジーがもたらす革新の波が押し寄せている。 2030年の「全ルアーFeco+化」という目標に向けて始動した「スタートアップトーナメント in 津風呂湖」、伝統のフィールドで激闘が展開された「JB・JBII霞ヶ浦」第1戦が開催。
●文:ルアマガプラス編集部
22名が出場し36尾のバスをキャッチ!大会レポート
2026年のスタートアップトーナメントが奈良県・津風呂湖で幕を開けた。当日は澄み切った青空の絶好の釣り日和となり、風が強まる中、東屋で検量が行われた。大会にはJB・NBC会員以外の一般参加を含め22名が出場し、最終的に19名がウエイインを達成、計36尾のバスがエントリーされた。
- 誰でも楽しめるオープン大会ルール 対象魚はバスのみで、エントリーカード・使用ルアー・アングラーの顔を魚と一緒に撮影して1尾ごとに写真を送信する方式を採用。規定条件をクリアすると、1尾あたり1,000円分の商品券が贈られる仕組みとなっている。
- 大物賞は高橋瑞生プロが獲得! 検量での最重量魚に与えられる大物賞と記念盾を獲得したのは、2026年JBトップ50ルーキーの高橋瑞生プロ。Zファクトリーの「豚ウナギ」を少しカットして使用し、1,961グラムのナイスバスをキャッチして合計5尾をエントリーした。
- 地域とチャプターが一体となった運営 運営はNBCチャプター津風呂湖(樫内利政会長、藤原啓司副会長、喜多益博事務局長)が担当し、会場を提供する津風呂湖観光の辻本茂社長らの協力のもと、事故なくスムーズに進行した。
2. 2030年の目標へ具体的に動き出す「Feco+」の取り組み
今回のスタートアップトーナメントは、山下茂会長が掲げる「2030年にはトーナメントで使えるルアーをすべてFeco+だけにする」という目標に向けた重要な第一歩となった。既存のポークメーカーやJBルアーに加え、環境配慮型素材を取り入れる新たなメーカーの参入が相次いでいる。
- ism(杉山貞圭代表) 根掛かりによるゴミ問題を解決するためバイオマス素材を導入。開発された「クローザー 55F Feco+ パイロット版」は、スタートからわずか半年で製品化され、通常のABS樹脂と遜色ない物性を実現した。
- シカベイト(三上徹氏・松本悠司氏) 天然素材の「鹿革」に着目し、水を吸うことで自然なアクションを生み出す環境配慮型ソフトベイト「ミドストシーカーピンテール」を開発。フグの噛みちぎりにも耐える圧倒的な耐久性を誇る。
スタートアップトーナメント2026 全国33会場の開催スケジュール
本トーナメントはFeco+登録ルアーのみを使用し、全国33箇所のフィールドで開催されている。
- 東北地区: 曽原湖(7/5)
- 関東・甲信越地区: 北浦/富士見池(5/17)、霞ヶ浦(6/14)、亀山湖(7/12)、高滝ダム(7/26)、津久井湖(7/19)、芦ノ湖(7/26)、山中湖(9/13)、河口湖(7/11)、野尻湖(8/30)など
- 中部地区: 君ヶ野ダム(7/26)、入鹿池(8/2)
- 関西地区: 七色ダム(5/10)、淀川・城北ワンド(5/15)、七川ダム(5/24)、生野銀山湖(5/31)、琵琶湖(6/7)、淀川(6/7)、津風呂湖(4/26)、紀ノ川(8/2)、西の湖(8/9)、加古川(8/30)、東条湖(9/27)、布目ダム(9/27)、池原ダム(11/15)
- 中国・四国地区: 野村ダム(6/14)、旧吉野川(8/2)、弥栄ダム(8/23)、高梁川(9/6)
- 九州地区: 遠賀川(6/14)、北山湖(9/6)、立岡池(10/18)
【第2部】JB・NBCトーナメント SHOWCASE「JB霞ヶ浦・JBII霞ヶ浦」
茨城県・霞ヶ浦(潮来港)を舞台に開催されたローカルトーナメント第1戦の模様を紹介する。運営責任者は髙野芳彦氏、規則委員会霞ヶ浦担当は星野和正氏が務めた。
1. JBII霞ヶ浦 第1戦 カハラジャパンCUP(2026年4月17日開催)
2000年過ぎから始まったJBII霞ヶ浦は、二人乗りペア形式で一般アングラーも気軽に参加しやすい人気の高いトーナメント。今大会には42艇84名が集結した。
- 優勝:志水一成プロ・林祐吾プロ ペア(1,440g / 1匹)
- 2位: 飯島康仁ペア(1,252g)
- 3位: 倉本剛ペア(1,212g)
- 4位: 長野宏紀ペア(1,138g) ※カハラジャパン(ブラックマリア)の高崎正義プロが冠スポンサーとして参加者を労った。
2. JB霞ヶ浦 第1戦 エバーグリーンCUP(2026年4月18日開催)
約20年の歴史を誇るJB霞ヶ浦の第1戦には、JBトップ50選手を含む99艇99名の精鋭アングラーが集結した。
- 優勝:鈴木悠斗プロ(2,556g / 3匹・100Pts) 北利根川の千葉県側をメインに、小型クランクベイトを用いて強風を味方に引き付け、見事優勝を飾った。
- 2位: 金澤匡秀プロ(2,272g / 3匹)
- 3位: 佐藤健プロ(2,130g / 2匹)
- 4位: 飯島康仁プロ(1,852g / 2匹)
- 5位: 平本直仁プロ(1,540g / 2匹) ※表彰台上位5名は地元の強者(JB霞ヶ浦ゼッケン保持者)が独占する結果となった。冠スポンサーのエバーグリーンからは星野和正プロがあいさつを行った。
生成AIを活用した釣りと観光の無料スマホアプリ『Catch Fuji(キャッチフジ)』
1. スマホアプリ「Catch Fuji」とは?
国産の生成AIがユーザーのニーズに合わせた情報を収集・表示する、新しいSNSスタイルの無料スマートフォン用アプリ(iOS / Android対応)。釣り情報のほか、生活・行政・観光・店舗情報などをマップ付きで検索・閲覧できる。
2. 「フィッシング!フォトトーナメント」概要&ルール
アプリをダウンロードし、記名欄のある公認スケール(税込3,500円・2026年は1,000枚限定)を購入することで、JB・NBC会員以外の一般アングラーも気軽に参加できるロングラン大会。
- 開催期間: 2026年4月22日(水)〜11月30日(月)23:59
- 対象魚・エリア: 全世界のブラックバス(※日本国内のスモールマウスバスは野尻湖・桧原湖のみ対象)
- 釣法: ルアー釣りに限定(※タックルボックス機能への登録はJB・NBC協賛メーカー製品のみ)
- 安全規定: 夜釣り禁止(日の出1時間前〜日没1時間後までの規定時間を遵守)
- 表彰: 年間賞(1〜5位に盾、1〜50位に賞品)、チャレンジ40days賞(1〜3位に盾、1〜10位に賞品)。優勝者には一日ガイド券または賞品が贈られる。
3. 期間限定カップ戦「チャレンジ40days」のラインナップ
期間中、トッププロの名を冠した5つの期間限定カップ戦が開催される。
- 河辺裕和 CUP(ゲーリーインターナショナル):4月22日〜5月31日
- 今江克隆 CUP(ピュア・フィッシング・ジャパン):6月10日〜7月20日
- 青木大介 CUP(ヒューマンアカデミー):7月22日〜8月30日
- 宇佐見素明 CUP(ケイテック):9月2日〜10月12日
- 小森嗣彦 CUP(小森嗣彦):10月14日〜11月23日
4. ビジネス応援プラン・出稿案内
一般企業やショップ向けに、年間5,000円で広告掲載・投稿が可能となるプランを用意。2026年度末(2027年3月31日)までに登録した事業者は、10年間料金が据え置きとなる。
- 問い合わせ先:
- 釣り関連企業・団体/アングラー:JB・NBC本部事務局(0555-73-2226)
- 一般企業・団体:SDGsまなび館(0555-28-5311)
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