
ビギナーからファミリーまでが笑顔で集う「全国縦断チャリティーつり祭り」、次世代を担う子どもたちが水辺の環境問題と釣りを同時に学ぶ「エコフィッシングと環境保全を学ぶ2026」、そして国産生成AIアプリを活用し誰もが気軽に参加できる「Catch Fuji フィッシング!フォトトーナメント」。 釣りの裾野を広げる草の根イベントから最新テクノロジーとの融合まで、未来へ繋がる注目の取り組みを一挙に凝縮してお届け。
●文:ルアマガプラス編集部
【第1部】全国縦断チャリティーつり祭り ヒューマンアカデミー CUP
1. 家族で楽しめリピーターも多い!イベントの魅力と概要
「全国縦断チャリティーつり祭り」は、今年で11年目を迎えるイベントである。対象は一般アングラーで、ビギナーからベテラン、ファミリーまで幅広く参加できる。
- 多様なレギュレーションと豪華アトラクション バスのルアーフィッシングだけでなく、海釣りをメインとする会場(大阪・舞洲など)も存在する。釣果の有無に関わらず、終了後の抽選会やジャンケン大会が盛り上がりを見せ、リピーターを増やす要因となっている。
- チャリティー積立金 参加費(一般500円、高校生以下300円、ファミリー・グループ500円)は、青少年健全育成や環境保全に取り組む団体への助成基金として積み立てられている。
- 実行委員長とスポンサー メインスポンサーは総合学園ヒューマンアカデミーであり、幾志健一郎先生が挨拶を行った。実行委員長はJB・NBCの山下高弘副会長が務め、安全管理や運営の指揮を執っている。
2. 名物MC・立川志らら師匠と運営がこだわる「安全」と「思いやり」
名物司会を務めるのは、立川志らく師匠の一番弟子であり2015年に真打ちに昇進した落語家・立川志らら師匠である。河口湖のイベントで山下茂会長から声をかけられたことをきっかけにMCを担当している。
- 参加者への配慮と安全対策 ライフジャケットの着用促進や熱中症予防のアナウンスを徹底しつつ、恐怖感を与えすぎない絶妙なトークで安全進行を支えている。
- 「釣れなくても楽しかった」を作る姿勢 勝敗や釣果だけに固執せず、他人の当選にも拍手が湧き出る温かい雰囲気が形成されている。志らら師匠と篠塚亮プロは「釣れなくても楽しかったねと帰ってもらえること」を一番の目標として掲げている。
3. 利根川会場レポート(2026年5月31日開催)
千葉県香取市の佐原河川敷で開催された利根川会場には、約50名の参加者が集結した。北関東支部長の篠塚亮プロ、副支部長の早野剛史プロをはじめ、星野和正プロ、倉本剛プロ、黒田直樹プロらが運営をサポートした。
- 大会結果
- ルアーの部(ブラックバス): 唯一47cmをキャッチした照沼祐二さんが優勝を飾った。
- オールフィッシュ部門(個人): キャットフィッシュのサイズ争いとなり、堀越航平さんが優勝、岡澤有美さんが準優勝、井町誠一さんが3位に入った。
- オールフィッシュ部門(ファミリー): チーム高橋さんが優勝、いつも心にマグナムケイズさんが準優勝、内海円里さんが3位を獲得した。
- 15センチ賞: 2024年に新設された子ども向け表彰枠であり、15.2cmのギルを釣った照沼祐二さん、同寸でカワアナゴを釣った播裕介さん、ギルを釣った太田瑛登さんが獲得した。
- 体験イベントと清掃活動 早野剛史プロによるバスボート試乗体験やバイオマス含有ルアーへの着色体験が実施され、大会終了後は参加者全員で会場の清掃活動が行われた。
全国6カ所の開催スケジュール(2026年)
全国6カ所のフィールドでプロ選手やNBCチャプターが中心となって開催される。
- 津風呂湖(奈良県・5/17)
- 利根川(千葉県・5/31)
- 河口湖(山梨県・7/26)
- 前川ダム(山形県・8/2)
- 遠賀川(福岡県・10/4)
- 舞洲(大阪府・10/10)
【第2部】エコフィッシングと環境保全を学ぶ2026
1. 初心者の子供たちが環境意識と釣りを同時に学べるプログラム
「子どもゆめ基金」の助成を受け、認定NPO法人日本釣り環境保全連盟が主催する体験型イベントである。文部科学省、環境省、農林水産省などが後援し、DAIWAや上州屋をはじめとする多数の釣具メーカー・企業が協賛している。
- 環境学習と実技体験の融合 JBプロの森規プロらが講師を務め、内陸部から海へと流出するマイクロプラスチック問題などを解説する。
- 参加型の体験コンテンツ ポークルアーの製作やバイオマス含有ルアーへの着色体験、安全なキャスティング講習、実釣体験、湖岸清掃活動まで網羅されている。
2. 山中湖会場レポート(2026年5月30日開催)
山梨県山中湖の旭日丘観光で開催されたイベントには、17名の子供たちが参加した。森規プロ、大川淳プロ、SDGsまなび館の稲木雷牙さんが指導を担当した。
- 実釣の成果とビッグフィッシュ賞 最初はミミズを使った釣りを行い、71cmのコイと49cmのニゴイをキャッチした2名の参加者にビッグフィッシュ賞が授与された。
- 環境保全の実践 ルアー作りや釣りを楽しんだ後、参加者・保護者・スタッフが協力して湖岸のゴミを回収した。
全国12会場の活動場所
令和8年5月30日から10月25日にかけて、全国12会場で小中学生親子を対象に順次開催される。
- 信楽川(滋賀)
- 山中湖(山梨)
- 隠れ谷池(和歌山)
- 入鹿池(愛知)
- 河口湖(山梨)
- 吉野川(徳島)
- 津風呂湖(奈良)
- 明見湖(山梨)
- WADOパーク花巻(岩手)
- 道志川(山梨)
- 伊王島沖ノ島漁港(長崎)
- 高梁川(岡山)
【第3部】Catch Fuji(キャッチフジ)フィッシング!フォトトーナメント
1. 国産生成AIを活用したアプリと大会の仕組み
「Catch Fuji」は、国産生成AIがユーザーのニーズに合った情報を提供する無料スマートフォン用アプリ(iOS / Android対応)である。釣果情報に加え、生活・行政・観光情報などをマップ付きで閲覧できる。
- 公認スケールで誰でも参加可能 ショップ等で販売されている記名欄付き公認スケール(税込3,500円・2026年は1,000枚限定)を購入しアプリを登録すれば、JB・NBC会員以外の一般アングラーも気軽に参加できる。
- 世界中のブラックバスが対象 開催期間は2026年4月22日から11月30日まで設定されている。対象エリアは全世界のブラックバス(日本のスモールマウスバスは野尻湖・桧原湖のみ)で、夜釣りは禁止されている。
2. 期間限定の冠カップ戦「チャレンジ40days」
長期間のトーナメント内に、トッププロの名を冠した5つの期間限定カップ戦が組み込まれている。
- 今江克隆 CUP(ピュア・フィッシング・ジャパン):〜7月20日
- 河辺裕和 CUP(ゲーリーインターナショナル)
- 青木大介 CUP(ヒューマンアカデミー):7月22日〜8月30日
- 宇佐見素明 CUP(ケイテック):9月2日〜10月12日
- 小森嗣彦 CUP(小森嗣彦):10月14日〜11月23日
3. ビジネス応援プランの案内
一般企業やショップ向けに、年間5,000円で広告掲載・情報発信ができるプランが提供されている。2026年度末(2027年3月31日)までに契約した事業者は、10年間料金が据え置かれる。
- 問い合わせ窓口:
- 釣り関連企業・団体/アングラー:JB・NBC本部事務局(0555-73-2226)
- 一般企業・団体:SDGsまなび館(0555-28-5311)
※本記事はWEB向けのダイジェスト版です。フルバージョンは『ルアーマガジン2026年9月号』に掲載されています。
※本記事はWEB向けのダイジェスト版です。フルバージョンは『ルアーマガジン2026年10月号』に掲載されています。
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