
1998年の開校以来、数多くのプロアングラーや業界人を送り出してきた「総合学園ヒューマンアカデミー フィッシングカレッジ」。卒業生であるトッププロ・青木大介が語る「競う楽しさ」と冠大会への思い、そして国産生成AIアプリを活用した「Catch Fuji フィッシング!フォトトーナメント」の全貌まで。釣り業界の未来を担う教育現場の足跡と、新たなトーナメントのスタイルを紐解く。
●文:ルアマガプラス編集部
【第1部】多くのプロやスタッフを輩出する日本初の釣り専門学校「ヒューマンアカデミー フィッシングカレッジ」
1. 開校28年を迎えた伝統と実績
総合学園ヒューマンアカデミー フィッシングカレッジは、日本初の釣り専門教育機関として1998年に開校し、今年で28年目を迎えた。学園長はJB・NBCの山下茂会長が務めている。
- 拠点とコース展開 現在は「富士河口湖校」(2004年に東京から移転)と「大阪心斎橋校」の2拠点にて運営されている。「トーナメントプロ専攻」「3DCADデザイン専攻」「ルアービルダー専攻」の3コースが設置されている。
- 手厚いサポート体制 富士河口湖校では寮が完備されており、全国から学生が集まる。また、通信制高校や大学との提携により、高卒・大卒資格の取得にも対応している。
2. 業界を代表する豪華な講師陣と実践的なカリキュラム
開校初期から副学園長を務めた井上博司氏をはじめ、泉和摩プロや秋林義継氏がルアービルディングを指導してきた。
- トッププロによる直接指導 トーナメントプロ専攻では、野村俊介プロや青木大介プロなど多くのトッププロが講師を担当し、今江克隆プロによる特別講義も実施されてきた。
- 現場での実践教育 授業の一環として、JB・NBCトーナメントや「全国縦断チャリティーつり祭り」、日本釣り環境保全連盟の清掃活動にスタッフとして参加し、多様な経験を積む仕組みが整えられている。
3. 釣り業界の各方面で活躍する二千数百名の卒業生
これまで二千数百名もの卒業生を送り出しており、プロ選手のみならず、釣具メーカー、ショップ、JB・NBC事務局など多岐にわたる分野で活躍している。
- 主な活躍例
- プロアングラー: 青木大介プロ(旧東京校卒)、佐々一真プロ(旧福岡校卒)、三原直之プロ(大阪心斎橋校卒)など
- 現場・運営スタッフ: 宮城アングラーズヴィレッジ(宮田朋也さん)、JB・NBC事務局(古川慎也さん)、SDGsまなび館(荒岡天樂さん、稲木雷牙さん)など
- 直近の卒業生トピックス
- ケイテックへの入社: 2026年度に卒業生2名が新たに入社し、既存の卒業生とともに計4名が勤務している。
- 青木大介プロの快挙: 2026年のJBトップ50第2戦(弥栄ダム)優勝に続き、JB河口湖A第2戦でもワイルドポークのダウンショットリグを駆使して優勝を飾り、2週連続でお立ち台の頂点に立った。
【第2部】青木大介プロに聞く「ヒューマンアカデミー 青木大介CUP」への思い
7月22日から開幕する「ヒューマンアカデミー 青木大介CUP」に向け、同校卒業生であり講師経験も持つ青木大介プロが、大会への期待と魅力を語った。
1. 手軽に参加できるフォトトーナメントの魅力
プライベートでただ釣るだけではなく、メジャーさえあればいつもの釣りの延長で手軽に参加できる点がフォトトーナメントの大きなメリットである。
「普段の釣りの一環の中で参加できるのがいいと思います。一日釣りをするというのは時間的にも大変だと思うので、朝夕とか良い時間に狙いを絞って行けるというのはいいんじゃないでしょうか」
2. 「競う楽しさ」が拓くバスフィッシングの新しいステップ
バスフィッシングにおいて最も好きな要素として「人と競い合う楽しさ」を挙げる青木プロ。
「ただ釣るよりは、釣ったことでサイズを測って何かに投稿するということは、実際にバスを掛けたときも違った気持ちで魚とのやり取りができると思います。これに参加しようと思うことによって、ただ釣りに行くということに、もうひとつ要素が入ると思うんですよ」
フォトトーナメントでの刺激をきっかけに、実際のトーナメントへ挑戦するような新しいステップが生まれることへの期待が込められている。
3. 参加者・子どもたちへのメッセージ
子どもたちへの特別賞授与に意欲を見せるほか、アングラーとしてのこだわりにも注目している。
「ルアー、フック、ロッド、リール、ラインなどがフル青木大介仕様でエントリーした人を見つけたら、自分的にはすごくうれしいかも」
【第3部】生成AIを活用した新アプリ「Catch Fuji フィッシング!フォトトーナメント」
1. スマホアプリ「Catch Fuji」と大会の仕組み
「Catch Fuji」は、国産生成AIがユーザーに適切な情報をリアルタイムで届ける無料スマートフォン用アプリ(iOS / Android対応)である。
- 大会概要とルール
- 開催期間: 4月22日(水)〜11月30日(月)23:59まで
- 対象: 全世界のブラックバス(※日本のスモールマウスバスは野尻湖・桧原湖のみ対象)
- 参加資格: JB・NBC会員および一般アングラーで、公認スケール(税込3,500円・2026年は1000枚限定)を購入しアプリを登録した者
- 安全規定: 夜釣りは厳禁(日の出1時間前〜日没1時間後まで)
- 豪華な表彰内容 年間賞(1〜5位に盾、1〜50位に賞品)やチャレンジ40days賞(1〜3位に盾、1〜10位に賞品)が用意され、優勝者には「一日ガイド券」または賞品が授与される。
2. 期間限定カップ戦「チャレンジ40days」
長期間の大会内で、トッププロの名を冠した5つの期間限定カップ戦が順次開催される。
- 河辺裕和 CUP(ゲーリーインターナショナル)
- 今江克隆 CUP(ピュア・フィッシング・ジャパン)
- 青木大介 CUP(ヒューマンアカデミー):7月22日〜8月30日
- 宇佐見素明 CUP(ケイテック):9月2日〜10月12日
- 小森嗣彦 CUP(小森嗣彦):10月14日〜11月23日
3. ビジネス応援プラン案内
一般企業やショップ向けに、年間5,000円で広告掲載・情報発信ができるプランが用意されている。2026年度末(2027年3月31日)までに契約した事業者は、10年間料金が据え置かれる。
- 問い合わせ先:
- 釣り関連企業・団体/アングラー:JB・NBC本部事務局(0555-73-2226)
- 一般企業・団体:SDGsまなび館(0555-28-5311)
※本記事はWEB向けのダイジェスト版です。フルバージョンは『ルアーマガジン2026年9月号』に掲載されています。
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