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「身体張りすぎやん…」「刺されて検証」毒魚”ゴンズイ”に刺されたら入浴剤で治るは本当なのか…

堤防釣りで招かざるゲストのゴンズイ。毒針を持つ危険な魚というのは知っている方も多いはず。では毒針をどこに隠し持っているのか? 刺されるとどうなるのか? そして刺されたときの都市伝説的な対処療法があるらしいのはご存知だろうか? ここではゴンズイの刺毒にまつわる“?”をまるっと解説する動画を紹介しよう。自ら刺されて検証! 毒針の威力や痛さを見たら絶対刺されたくないと思うはず! 海釣りをする人は必見の動画だ!

●文:ルアマガプラス編集部

毒針人体実験の目的は2つ。ゴンズイに刺されるとどうなるのか? 薬用入浴剤で治るって本当?

今回紹介する動画は、YouTube 平坂寛『刺されて検証!毒魚ゴンズイに刺されたらこうなる&入浴剤で治る!?』だ。

平坂さんは生き物の毒に詳しい生物ライターで、自身のYouTubeチャンネルでも様々な生物毒を喰らっている。

今回紹介するゴンズイ動画も視聴回数551万回(2026年9月現在)と大バズり! どこの漁港にもいそうな身近な毒魚に刺されるとどうなるか? に多くの視聴者が喰いついた。

平坂さんがゴンズイの毒針を自ら刺し、検証するテーマは2つ。検証1.ゴンズイに刺されるとどうなるのか。検証2.薬用入浴剤で治るって本当?

平坂「都市伝説的なウワサなんですが、ゴンズイに刺されて激痛に苦しんでいてもあるアイテムを使うと、痛みがスパッと魔法のように消えるという話しがあるんです」

ゴンズイ、解毒、処置法などで検索をかけるとある薬用入浴剤の商品名が出てくるらしい。

平坂「それが本当なら素晴らしいし、正しくなかったとしても症状を緩和させる手がかりになるかもしれない。真実かそうでないかを今回、明らかにしたいと思います」

このウワサの出どころはキスの釣り方の解説本で、平坂さんはその書籍の一文を紹介している。

簡単に釣れてしまうゴンズイ! 背ビレと胸ビレの一番前の棘に気をつけろ!

検証をするにはゴンズイが必要。平坂さんは大分県佐伯市の某漁港でゴンズイ釣りを開始。

平坂「エサはオキアミ。ブラクリで狙います。ゴンズイが釣り人に嫌われる理由が、どんな仕掛けでも簡単に釣れてしまうところ。逆にこういうシンプルな仕掛けでも居れば簡単に釣れます」

仕掛けを岸壁沿いに落とすとすぐにアタリ。

平坂「君、誰だ? カサゴですね。味噌汁にすると美味しいやつ」

その後もカサゴが連発!

平坂「ゴンズイを欲しがっているとカサゴがくる。魚釣りって得てしてそういうもんですね」

そう、堤防釣りは皮肉なもので普段はゴンズイばかりで本命が釣れないということが珍しくない。

それでも10分もしないうちに本命のゴンズイをキャッチ。

平坂「背ビレ(の棘)はシャープさが足りないな。刺されるなら胸ビレだな」

ゴンズイの毒針は背ビレと胸ビレにあるようだ。

平坂「ゴンズイは海に生息するナマズの仲間で、日本で一番みられる海産ナマズです」

ナマズだけにヒゲを生やした愛嬌のある顔をしているが毒を持つ。

平坂「背ビレと胸ビレの一番前に棘があって、骨にギザギザがついて、それがカエシになって刺さったらなかなか抜けない。鋭くてカエシがついてる毒針」

うーん、これが刺さったら毒がなくても痛そうだ。

数10分後、合計8尾のゴンズイを捕獲。ここから平坂さんを刺すのにふさわしい1尾が選ばれる。

薬湯とお湯で症状の回復に差は出るか? まさか!? 特大ゴンズイの毒針を両手に刺す!?

実験開始。

平坂「どれに刺されようかな。元気でできるだけ大きい個体がいいですよね。決定です。特大、20cm前後。ゴンズイにしては大物です」

平坂「背ビレは一番前に白い棘があります。背ビレの皮が靴下みたいにズリ下りて出てきます」

この棘がどのくらい鋭いかというのも見せてくれた。

平坂「サンダル(クロックスのアッパー部分)にグサッと簡単に刺さって、貫通してしまいます。やばくないですか。これくらいシャープで貫通して抜けない。思っていたよりスパッと貫通したから、今になって怖いって思いはじめています。

実はオタマジャクシサイズのゴンズイに刺されたことがあって、それでもかなり痛かった。今回はシャレにならないのではないかと思います」

次は刺された後の検証2.薬用入浴剤で治るって本当? の準備。

平坂「箱根や別府もあるんですけど、その本では草津を名指しで挙げているんで草津を買ってきました」

平坂「薬湯だけだと入浴剤のおかげなのか、魚の毒はタンパク質ですから熱で変性して痛みが消えたのかという判断がつかない。

2つの水槽に同じ温度のお湯を入れ、一つは薬湯、もう一つはただのお湯で、両手を同時に刺されて、症状の回復に差がみられるかを確認します。お湯は熱めのお風呂くらい。42、3℃です」

この検証方法は正しい。ただ、ゴンズイに両手を刺されるなんて、大丈夫か?

「皮膚を貫く感覚」、「骨の芯が痛い!」、「簡単に抜けない」…恐怖の人体実験

平坂「それではいきます」

まずは薬湯に浸ける左手にゴンズイの胸ビレの棘を刺す。

平坂「ズキズキと骨にくる痛みです。骨の芯が痛い!」

「10秒以上経ったので抜きます」と言っても釣りバリのようにカエシがあるから簡単には抜けない。実質、30秒くらいは刺さっていた。平坂さんは苦悶の表情を見せ、痛みで手が震える。

間髪入れずに今度は痛む左手で、お湯に浸ける右手にゴンズイの毒針を刺す。

平坂「皮膚を貫く感覚があってブツブツッと音がする。(左手に刺した胸ビレではなく)こっち側のフレッシュな棘のほうが毒が出るのでもう一発いきます」

右手には毒針を2回ぶっ刺す。この行動に撮影者も「変態だと思うわ」と声が漏れる。

検証の結果、温泉の素の効果はない! 温かさで痛みが和らぎ、冷めれば痛む!

検証は次の段階へ。

平坂「両手が同じくらい痛いです。腫れがはじまっています。早速、左手を薬湯、右手を普通のお湯に浸けます」

平坂「すごい! お湯に浸けた瞬間に痛みがかなり和らぎました。このまま5分ぐらい温浴します」

温浴中は平坂さんに笑顔が戻る。

平坂「問題は、やっぱり薬湯の効き目かって思われるかもしれないんですけど、両手の痛みが同時に引きました。これはお湯の熱で痛みが和らいだ。

プラス、ゴンズイの毒素はタンパク質なので、毒が高温のお湯で若干変性したんじゃないかと思います。つまり物理的な解毒がはじまっていると考えられます」

さらに痛みについても詳しく言及。要約すると刺された瞬間、毒を打ち込まれたのがわかり、最初はハチに刺されたような痛み。

3秒後くらいから骨の芯に響くようなズキンズキンッとした痛みに変わる。魚の毒針に刺されると骨をハンマーで叩かれるような痛みが症状として良くあらわれるそうだ。

5分後、検証2.薬用入浴剤で治るって本当? の結果発表。

平坂「正直、症状はどっちも同じ。痛くない。これは温泉の素は関係ないですね。お湯で温めることによる治癒ですね」

10分後、両手の温浴を終了。

平坂「痛みの和らぎ方ですけど、正直、差はないです。同じ程度、楽になった感じです。薬湯のほうがてきめんに症状が軽くなったということはございません」

ただコメントする平坂さんに変化が!

平坂「痛みがぶり返してきました。ズキズキする。湯冷めして痛みが舞い戻ってきたわけですね。つまり温浴は一時的な痛み止めの役割しか果たしていないということです」

動画では温浴ができない場合の対処法も紹介。手に靴下をはめて使い捨てカイロを貼ったり、冬場はストーブなどの暖房にかざして温めるのも良いそうだ。

検証時は刺されてから4時間半経っても痛みは消えず、一晩眠ると痛みも腫れも引き完治した。

大切なのは刺されないこと! 万が一のゴンズイ被害に備えて必見の動画だ!

平坂「平坂が平気な顔してやっているからって、皆さんは絶対マネしないでください」

自らゴンズイの毒針を刺す人はそうはいない。「自分で刺すのは凄すぎる」、「今日刺されました。あの痛みで冷静に話しているの本当に凄いです」などコメント欄も平坂さんの検証に驚嘆する声が続出!

このゴンズイと出会う機会が多いのが釣り人だ。平坂さんは釣り人に対しても注意喚起。

平坂「ゴンズイが居ても決して魚体に触れないように。魚釣り、とくに夜釣りは刃先の長いプライヤーや長めのハリはずしを携行しましょう。素手でハリを外そうとすると痛い目にあいます」

ハリ外し中にゴンズイが暴れるのが一番危険。フィッシュグリップやメゴチバサミ類で魚体をしっかりつかみ、ロングノーズプライヤーでハリを外すのが無難だ。

また、厄介者だからといって釣れたゴンズイを釣り場に放置するのは厳禁。死んでも毒針は残る。あとから来た人が踏み抜いたら大変だ。

万が一、刺されたら平坂さんが検証で教えてくれたとおり、患部を温めることで痛みが和らぐ。早期に皮膚科などの医療機関を受診することも大切だ。

今回紹介したYouTube 平坂寛『刺されて検証!毒魚ゴンズイに刺されたらこうなる&入浴剤で治る!?』を視聴すれば、ゴンズイの悪魔の毒針の怖さがわかるはず。堤防釣りに行く人は必見!

ほかにも平坂さんが体を張って毒を試す動画が公開されているので、興味のある方は視聴をおすすめします。アナタのホームフィールドに良くいるアイツが出てくるかもしれないぞ!

動画の最後はゴンズイの味噌汁の調理法を紹介。語彙力抜群の平坂さんの食レポも見どころだ。堤防で釣れる魚の中でかなり上位の味だそうで、こちらもお見逃しなく!

YouTuber紹介

平坂寛(ひらさか・ひろし)

生物ライターで現在はチャンネル登録者数100万人(2026年9月現在)を超える人気の生き物系YouTuberとしても活躍。これまで150種類以上の生き物の毒を体を張って試し、痛みや症状など毒性を記録。動画等で公開している。黒潮生物研究所客員研究員。TBS系列『情熱大陸』や『マツコの知らない世界』などTV出演も多数ある。

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