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「まさか本当に」「中でめちゃくちゃ動いてる」スーパーに“1000円”で売っていた『サメの卵』を温めた結果。「家族にします」

生き物系YouTuberの動画ジャンルの一つが飼育モノ。なかでも注目を集めるのがスーパーや鮮魚店で売っている生きた食材の飼育で、今回紹介する動画もその一つ。YouTube エマスちゃんねる『スーパーに売っていたサメの卵を温めると…!!』だ。視聴回数は259万回(2026年9月現在)で、これをみればサメ飼育法の基本がわかる! …といってもフツーの家庭でサメを飼う人は少ないが、生き物と暮らすYouTuberの生活がちらっと見える心和む動画を紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

卵の中で動くサメの赤ちゃん! 開始2分でサメの卵の不思議に引き込まれる

YouTuber エマスちゃんねるのエマスさんは、カニ、エビ、タコ、スッポンなど様々な食材の飼育経験を持つ。今回、紹介するのはサメの卵だ。

エマス「なぜスーパーにサメの卵が売っていたのか? 家族にしたいと思ったので連れて帰りました。これがサメの卵です」

ちなみに店頭価格は1000円也。

エマス「イヌザメの赤ちゃんが入っているはずですが、このままではなにも見えない。そもそも入っていないかもしれない。卵を触ってみると硬いです」

エマス「卵にライトを当てると透けて見えるのでやってみます」

透過する卵の中でオタマジャクシのような影が浮かぶ。

エマス「めちゃくちゃ動いてるじゃん。うぉー、がんばれ!」

元気なイヌザメの赤ちゃんを確認し、テンションが上がったエマスさんは解説も滑らか。

エマス「黒いところが卵黄でいわゆる栄養袋。胴体とつながっているのがわかりますよね。あまり照らしていると恥ずかしいだろうからこのくらいにしておこう」

エマス「この卵、ヘンテコな形してるけど、サメの卵はかなり考えられていて、例えばネコザメの卵はドリル型で、産卵後に口にくわえて岩の隙間などに押し込んで、ほかの海域に流されないような形状になっています」

エマス「イヌザメの卵も横にフサフサの毛があって、これは付着糸といって海藻に絡めて産卵することで流されないような仕組みになっています」

流されて浜に打ち上げられたら生存できない。サメの卵は合理的な構造だ。

エマス「あと卵には微妙な隙間があって、中の海水が循環するようになっています。サメの赤ちゃんが酸欠にならないように。でも隙間が大きすぎると外敵が入ってきちゃうから絶妙な隙間になっています」

へぇー、サメの卵ってそうなんだ! 動画を2分観ればサメの卵の不思議に引き込まれるはず。続きが気になる。

隔離ケースでサメの卵を保育。その解説中に映り込む生き物たちが気になる

エマス「数ヶ月すればサメの赤ちゃんが大きくなって卵から登場します。今、やってあげられることは、ちゃんとした海水に入れておけばいいんですよ」

エマスさんは卵の居場所を用意。

エマス「新しく海水を作るとダメージがありそうだから、既存の水槽で広くて水質が安定しているここに入れましょう」

部屋を移動中の足元にはなぜか、カニ?

映し出された水槽にはウツボ、カワハギ、アカハタらしき先住者の姿がある。サメの卵の安全は担保できるのか?

エマス「この隔離ケースがあれば卵を安全に水槽に入れることができます。網目になっていて水がちゃんと通って、サメの卵が孵化しても周りの生き物から守ってくれるからね」

気になるのは背後のソファーのひじ掛に居るハムスター。ぬいぐるみ? あっ動いた!

シマシマ赤ちゃんの可愛らしさ! それに負けず劣らずのキュートを同居生物! こんな水槽、ほしい!

2ヶ月後、イヌザメの赤ちゃんが無事に誕生。

エマス「シマシマでめっちゃかわいい。まさかスーパーで買ってきた卵から生まれるとはね」

エマスさんの生き物との生活に新たな仲間が加わった。

エマス「卵から出たんでエサを与えないと餓死してしまう。エサはホワイトシュリンプを与えます。口の周りに吹きかけたら食べるはずです」

はじめはエサと認識せず逃げていたが、慣れれば口の前に吹きかけるとパクッと食べる。

エマス「無事、エサを食べたから今度は水槽を作っていきます。イヌザメって最終的には1mくらいになっちゃうんで、そのうち大きな水槽を用意しないといけないんだけど」

部屋を移動するとまた足元にカニ。どうみても置物ではない。

エマス「水槽に洗ったサンゴ砂を敷きます。人工海水の素で海水を作ります」

水槽作りの手順を解説していくが、風呂場で海水を作るバケツの奥にカニが徘徊。

これが生き物系YouTuberの日常なのか?

カニの姿は気になるが、水槽作りの手順は完璧。

「水を張るときはビニール袋を敷いておくと底のサンゴ砂が舞い上がりにくい」、「目には見えないバクテリアが付いたライブロックを入れます」など、アクアリウムの初心者にも役立つ水槽作りの手順がわかりやすく解説されている。サメを飼う予定はなくても動画をチェックだ。

水槽ができたらイヌザメの赤ちゃんを入れたケースにチューブで点滴のように水槽の水を垂らしながら30分ほどかけて水合わせ。そして水槽へ。

エマス「イヌザメって今は派手な柄しているけど、大きくなると縞模様がなくなります。水族館でよく見るナポレオンフィッシュも幼魚は白黒で成魚は青っぽくなります」

エマス「イヌザメちゃんもそのうち灰色っぽくなるから、今だけの限定カラーです。今のうちにたくさん可愛がってあげよう」

エマス「あと、どうせエサにホワイトシュリンプを与えているから別の仲間も入れます」

食べ残しの清掃要員も用意しているようだ。

エマス「個人的に気に入っている生き物でギンガハゼとテッポウエビです」

エマス「面白い習性があって、まったく違う生き物なのに一緒に暮らすんですよ。

テッポウエビが巣穴を掘って、ギンガハゼが見張り役で危険が迫るとテッポウエビに知らせたり、エサを運びあったりとお互いにメリットがあるから一緒に暮らす。異なる種族で助け合って生きてます。この姿は我々も見習わなくては」

エマス「イヌザメの赤ちゃんもエサを食べてる。こんな感じで匂いごと吹きかけるとよく食べます」

イヌザメの卵を買う予定のある方は心得ておこう。

それにしてもイヌザメの赤ちゃんもギンガハゼもテッポウエビも可愛すぎる。こんな水槽があったらずっと見てられる!

ハムとカニが平然と歩く家! この動画を視聴すると生き物系YouTuberの愉快な生活が見えてくる!

エマス「あと以前募集したダルマオコゼの名前、男梅にしか見えないというコメントがあふれかえったので男梅にしました。まあ確かに似てるよね」

この男梅にタコの足を与える捕食シーンも公開。エマスさんも「毎度びっくりする」というこの顔からは想像もつかない俊敏な動きは動画で確かめよう。

エマス「ちなみにギンガハゼの名前はじゃがりこでテッポウエビはえびせんです。イヌザメの赤ちゃんの名前も大募集しています。次回の動画で発表します」

その続編は公開済みなのでYouTube エマスちゃんねるをチェック。

エマス「この子の特徴はシマシマ模様とおっとりした顔をしてるところかな」

あっ、黒と白のほろ苦いあのお菓子! なるほどぉ~という名前が付けられていた。

イヌザメの赤ちゃんには癒される。

だがコメント欄には「ハムとカニが自然と歩いている部屋が凄い」、「ハゼとエビが一緒に暮らしているのマジ可愛い」といったようにイヌザメ以外の生き物にも多くの視聴者の目が留まったようだ。

ハムスターとカニが平然と歩く家。

今回紹介した動画、YouTube エマスちゃんねる『スーパーに売っていたサメの卵を温めると…!!』を視聴すれば、生き物系YouTuberのリアルな生活が見えてくる。

風呂場にフツーにカニがいる生活。生き物系YouTuberは愉快な日々をすごしている。

YouTuber 紹介

エマスちゃんねる

生き物やアクアリウムの素晴らしさを発信している人気の生き物系YouTuber。スーパーに陳列される生きている食材や拾ってきた生き物を飼育し、愉快に暮らしている。著書に『水の生きものセカンドライフ 瀕死の生きものを救ったら、ゆかいな日々が訪れた』(KADOKAWA)がある。

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