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秋の浜名湖で楽しむ「ライトチニング」!小さなアタリを掛けるための工夫とは?

チニングといえば、良型のクロダイやキビレを狙うイメージが強い。しかし、小さな魚からのアタリを拾い、掛けていく釣りにも独特の面白さがある。今回訪れたのは秋の浜名湖。普段のフリーリグでは乗せきれなかった小さなアタリを攻略するため、ワームやフックを工夫しながら、30分〜1時間ほどの短時間釣行でライトチニングを楽しんできた。

●文/写真:稲垣 文哉(いながき・ふみや)

小さなアタリも楽しもう!秋の浜名湖でお手軽ライトチニング

夏からちょこちょこと通っていた浜名湖のとあるフィールド。

いつものようにフリーリグでチヌやキビレを狙っていると、「コツッ、コツッ」と小さなアタリが出ることがよくあった。

しかし、なかなか本アタリにはつながらず、フッキングしても魚が乗らないことが多い。

「これって、小さいチヌやキビレがつついているんじゃないかな?」

そんなことを考えながら釣りをしていたが、あるときふと思った。

「アタリがあるなら、この小さいヤツらも釣ってみたい!」

大きな魚を狙うのも楽しいけれど、小さな魚を狙って掛ける釣りも面白そう。

そんな思いつきから始めたのが、自分なりの「ライトチニング」だ。

今回は秋の始まりに、仕事終わりやちょっとした空き時間を使って、30分〜1時間ほど竿を出して楽しんできた。

小さな魚を掛けるために試行錯誤!

まず考えたのがワームのサイズ。

魚の口が小さいなら、ワームも小さくすれば食いやすくなるのでは?と思い、サイズを落としてみた。

ところが、これが意外とうまくいかない。

ワームを小さくするとアピール力が落ちるのか、かえってアタリが減ってしまうように感じた。

小さければいいというわけでもないらしい。

そこで次に試したのがフックの変更。

小型のチヌやキビレは口も小さいため、フック幅の狭いナロータイプを使ってみることにした。

それでも掛からないときには、さらにアシストフックを追加。

小さな口にしっかりフッキング!フックを工夫することで、これまで掛けられなかった魚もキャッチできるようになった。

これが今回試した中では一番効果を感じた方法だった。

今までアタリだけで終わっていた魚を掛けられるようになり、狙って釣る楽しさが増した。

サイズは小さくても、引きは立派なチヌ!自作ロッドでのやり取りも楽しい。

釣り方はいつものフリーリグと同じ!

使用するシンカーは5〜7g。

釣り方自体は、普段のフリーリグとほとんど変わらない。

ボトムを探りながらワームを動かし、魚からの反応を待つ。

「コツコツッ」と小さなアタリが出ることが多いが、ここですぐに合わせないのがポイント。

ちなみに、この「コツコツッ」というアタリはチヌやキビレであることが多い印象。

小気味よいアタリを楽しませてくれたキビレ。小型でも狙って掛けられるとうれしい1匹!

一方で、「ビビビッ」と細かく震えるようなアタリが出ることもある。こちらはハゼがワームをつついていることが多いように感じる。

小さな魚でもしっかりワームにアタック!フリーリグで狙うライトチニングが面白い。

アタリの出方で「これはチヌかな?それともハゼ?」なんて想像するのも面白い。

チヌやキビレらしいアタリが出ても、焦って合わせず、そのまま巻き続ける。

個人的には、横方向に引いてくるタイラバのようなイメージで釣っている。魚が追いかけて食い込むのを待ちながら、巻いてくる。

そして、ロッドのティップがグッと抑え込まれるように曲がったところでフッキング!

狙って掛けられるとうれしい1匹!

このタイミングで掛けられると、なかなか気持ちがいい。

もちろん毎回うまくいくわけではないが、アタリが出てから掛けるまでの駆け引きが、このライトチニングの面白いところだと思う。

自作ロッドとの相性も良好!

今回使用したのは、マグナムクラフトのSM8025に、ジャストエースのST-350MLソリッドティップを継いだ自作ベイトロッド。

もともとはライトロックフィッシュ用に製作したロッドだが、今回のライトチニングでもなかなかいい仕事をしてくれた。

適度なハリがあるためキャストしやすく、ボトムでスタックしても外しやすい。

それでいて、小さなチヌやキビレが掛かってもしっかり曲がってくれるので、魚とのやり取りも楽しめる。

最初は少し柔らかすぎたかな?と思ったロッドだったが、実際に使ってみると、この釣りにはちょうどいいバランス。自分で作ったロッドで、狙った魚を掛けて楽しめるのも、ロッドビルディングの醍醐味だと思う。

小型中心でも十分楽しめる!

今回通っていたフィールドでは、釣れてくるのは30cm以下のチヌやキビレがほとんど。

もちろん浜名湖全体がそうというわけではないが、この場所では小型の魚からの反応が多い印象だった。

サイズだけを見れば少し物足りないかもしれないが、小さくてもチヌらしい引きを楽しませてくれる。

さらに、フリーリグにはゲストとしてセイゴもヒット!

チヌやキビレを狙っていると、セイゴがヒットすることも。

狙っていた魚とは違うものの、こうしたゲストが混じるのも浜名湖らしい楽しさだ。

長時間釣りをするわけではなく、仕事終わりやちょっとした空き時間にフリーリグを投げてみる。

そんな気軽さも、この釣りの魅力だと思う。

仕事終わりの短時間釣行でも楽しめるのが魅力。小さなアタリを掛ける駆け引きがたまらない!

小さなアタリにも楽しさがある

以前なら掛けられずに終わっていた小さなアタリ。

しかし、ワームやフックを工夫することで、今まで釣れなかった魚を狙って釣れるようになった。

大きな魚を狙う釣りももちろん楽しいが、小さな魚を相手に試行錯誤するのも、また違った面白さがある。

特に今回は、アシストフックの効果を実感できたのが大きな収穫だった。

ガッツリ時間が取れない人におすすめ。秋の浜名湖で楽しむ、ちょっとお手軽なライトチニング。

普段のチニングで小さなアタリに悩まされている方は、ぜひフック周りを工夫して狙ってみてほしい。

いつもなら見逃していたアタリが、楽しい1匹につながるかもしれない。

TACKLE DATA

Rod:7.4ft自作ライトロックベイトロッド(ソリッドティップ)

Reel:シマノ 22アルデバランBFS XGL/シマノ23カルカッタコンクエスト BFS XGL

Line:PE 1号

Leader:フロロカーボン 12lb

Lure:ケイテック クレイジーフラッパー2.4インチ・2.8インチ(グリパンシャート)/ ケイテックリトルスパイダー3インチ(グリパンシャート)/ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー2.5インチ(グリパンチャート)/ダイワ シルバーウルフ アーバンホグ2.9インチ(淀川スペシャル)

Fook: ジジジジジ ブリームオフセット#1・#2/がまかつ アシストフック 鬼爪 ミドルゲームMサイズ

稲垣 文哉(いながき・ふみや)

幼い頃から水辺が身近で、今も浜名湖を拠点に釣りを楽しむ浜名湖育ちのマルチアングラー。珍しい魚やまだ釣ったことのない魚を追いかけるのがマイブーム。ライトゲームを中心に、渓流からオフショアまで気の向くままに釣りを満喫中。ロッドビルディングも趣味で、自分だけの一本を作る時間も楽しむ。

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