新しい宵姫 華弐のシリーズの中でもフィネスモデルとして存在するS59FL-solid。FLは、フェザーライトの略で、ULよりもさらに柔軟なブランクスを持つ。このモデルは、サイズが大きくない夏のアジに最適なモデルでもある。開発を担当した藤原さんもよく使用するというこのモデルを紹介していこう。
●文:ルアーマガジンソルト編集部
1g前後のジグヘッドが扱いやすく、25cmクラスのアジにも対応できる
実釣当日、藤原さんがメインで使用したロッドは、新しくリリースされた宵姫華弐の中でも繊細なアジングにてきしたモデル、S59FLソリッド。
FL(フェザーライト)と呼ばれるULよりも1ランク柔らかいモデルだが、1g前後のジグ単が使いやすく、豆アジはもちろん、25cmクラスのアジなど幅広いサイズの個体と対峙するとが可能だ。
藤原「今日の場所は豆アジが多いという事前情報はありますが、例年であれば20cm後半クラスが来てもおかしくはない状況。なので、このロッドをセレクトしました」
豆アジが多いが、たまに良型も交じるという状況だと、この機種の選択がピッタリだと言えるだろう。
宵姫 華弐 S59FL-solid
宵姫華弐の59FLは1g前後のジグ単の操作に適したモデル。対応するアジも20cmクラスで、今回のシチェーションにかなりマッチした機種だ。また、不意にかかる25cmクラスでも十分に対応可能なパワーも持つ。
新しくリリースされるワーム「宵姫 エクボ2.2インチ」との「S59FL-solid」のマッチングも良好!
宵姫 エクボ2.2インチ(ラグゼ)
藤原「宵姫エクボの特徴は、一目瞭然のそのディンプルで、ボディに水流をまとわりつかせる効果を期待しています。リブが多いワームは水の掴みが良いので操作性は高いのですが、存在感が強すぎる場合もあります。エクボはより柔らかいナチュラルな水流で派手に動きすぎず、テールだけしっかりと動くような設計です。真円ボディはアクションもすごく安定させます。あと、ボディにはアジが好むフレーバー練り込まれていて、さらに漬け込みもしているので集魚効果は抜群です」
宵姫エクボ2.2インチの発売は今夏を予定。これは、使わない手はないだろう。
ルアーマガジン・ソルトDX Vol.2(7/21発売)
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