サシエをくわえたターゲットの口を確実にとらえるために大事なのがアワセによるフッキングです。ハリ掛かりがあまいと外れてしまうし、尾長グレのように鋭い歯を持つ相手にハリをのみ込まれては取れません。また硬いくちばし状の歯を持つイシダイではハリが掛かる部分そのものが限られます。『磯釣りスペシャル9月号』では、狙った獲物を逃さないためのフッキングをメイン特集に、今秋発売される注目のタックルのインプレッション、フィッシュイーターと対峙する「するするスルルー」またの名「スーパーフカセゲーム」のベーシックハウツー、夏を快適に釣るためのウエアカタログなどを詰め込んでお届けします。
【P016】若きデカ尾長ハンター登場! ガッツGUREファイターリターンズ 敷地翔太朗 in 高知県鵜来島
釣りたいと願うだけでは釣れてくれないのが大物。中でもサイトで狙う四国西南部の尾長グレ、それもロクマルとなれば運や回数だけではどうにもならない。敷地翔太朗さん28歳が、通算20尾近いロクマルを仕留めているのには、やはり確かな理由があった。

【P022】なぜ掛からないのか外れるのか 偶然を必然に近づけるアワセのコツ フッキングマスターへの道

魚の口をハリで貫くには、アワセ次第で結果が大きく異なってくる。
いつも同じタイミングと同じ強さで竿をしゃくるだけでいいのなら悩みはないが、魚のサイズや活性、行動パターン、釣り場の状況や釣り方など、条件次第でベストのやり方は変わってくる。
この特集では、単純にして奥深いアワセの方法を深く探ってみたい。
- 【P024】そもそもどうして合わせるのか?
- 【P026】アワセの基本、国見流/国見孝則
- 【P028】名手が考える理想のフッキング 江藤憲幸/小谷さとし/田中修司/武田一平/友松信彦/吉田賢一郎
- 【P030】カメラマンは見た! VSデカ尾長超早アワセの真実
- 【P031】早アワセとやり取りの主導権 両立させるための竿の調子とは?/山元隆史
- 【P032】イシダイ釣りのフッキング考
- 【P033】名手4人のアワセテクニック 小原孝夫/木村俊一/和渕誉貴/中出一也
- 【P060】12時間の激闘 あきらめない精神力がチヌを導く 百合野崇が乗っ込みアフターの悪条件に立ち向かう in 岡山県下津井
- 【P096】ラスト一投に自己記録62.7cm イシダイ釣り歴2年目の快進撃 in 徳島県宍喰 樋口浩資
- 【P099】速乾、冷感、通気性。UVカットに防虫機能まで… 灼熱の磯を快適に 夏対応ウエアカタログ
【P034】得意のアプローチで数釣りに大型撃破 猪熊博之と久保野孝太郎がNEWロッドで熱釣!in 長崎県上五島
サシエのフリーフォールで攻める猪熊さん、仕掛けが吸い込まれる潮を狙っていく久保野さん。2人のゼロウキ使いが、がまかつのNEWロッド、スーパープレシードを手に上五島へアタック。型も数も納得の最終テストになった。

【P040】怒濤の口太快進撃 チャンスはわずか15分 シロモッチの潮流眼力とNEWオウガハンドで勝機をつかむ in 愛媛県前島
ポイント一面には無数のエサ取りがわき、さらには潮にまで見放されてしまったシロモッチ。まさに絶対絶命のピンチだったが、わずかに動く潮の変化をとらえて大型口太グレを連打。その時間はわずか15分だった……。

【P046】静かなる五島列島 回遊パターンを制す バッドコンディションの海峡に挑んだ山元隆史の底力 in 長崎県福江
静かなる五島列島 回遊パターンを制す
波気もなければ潮も動かない、おまけに木っ葉グレが乱舞する最悪の事態だった。しかし、幾度となく難攻不落の悪条件を釣りこなしてきた山元隆史さんは、五島列島のパターンである回遊性のグレを狙い打ち、反撃を開始するのであった。

【P054】一瞬のチャンスを見逃すな 石井宏明のチヌフカセ遠投攻略 in 兵庫県唐荷島
兵庫県の瀬戸内エリアにおける磯フカセ釣りのメッカ・家島諸島の北に浮かぶ唐荷島は、知る人ぞ知るチヌ釣りアイランドだ。一般的な渡船では着けられない浅場が続きチヌの魚影はすこぶる濃く、ゆったり釣りが楽しめる。石井宏明さんが夏チヌの”はしり”を楽しんだ。その攻略法とは?

【P067】怪力を止めろ! これが力の激フカセ釣り 一発に掛けるデカものHUNTINGマニュアル
マキエとサシエは冷凍のキビナゴ。それをぱらぱらと撒きながらフィッシュイーターを狙うのが、沖縄生まれの「するするスルルー」だ。20kgオーバーのマグロなど何がヒットするか分からない力と力の激烈ファイトから「スーパーフカセゲーム」とも呼ばれ、近年は本場の沖縄だけでなく九州や四国、本州でも人気が高まってきている。そのノウハウを解説しよう。

【P116】聖地柏島のデカ判ラッシュ 通い直して3年目。大型イシダイを連打した田原誠の記憶と戦術
夢のナナマルに最も近く型数ともに楽しめるイシダイの聖地、高知県柏島。愛媛県の名手、田原誠さんは15年の時をへて一昨年から通い直し、今年の乗っ込み期にはナナマルを含む大爆釣。その裏には何があったのだろうか。

連載
- 【P052】TOMATSU ism ’21
- 【P076】大野くんのマルチにフィッシュオン
- 【P078】九州石鯛デカ判戦記
- 【P080】屋根裏部屋の名機たち
- 【P081】グレ必釣ワザの百貨店
- 【P082】フカセ釣り難解!?用語解説
- 【P083】磯スペキングダム ローグII
- 【P086】お悩みレスキュー
- 【P090】磯釣りインフォメーション
- 【P092】阿波釣法の歴史物語
- 【P094】磯スペ寄り道ステーション
- 【P094】あの日 あのとき あの言葉
- 【P095】ボス・ホソダの磯釣り今昔
- 【P098】編集後記
- 【P108】ピース・アカデミー
- 【P112】磯SP新製品
- 【P122】日本全国磯メシレストラン
『磯釣りスペシャル』最新情報

『磯釣りスペシャル』2021年9月号は7月20日発売!
サシエをくわえたターゲットの口を確実にとらえるために大事なのがアワセによるフッキングです。ハリ掛かりがあまいと外れてしまうし、尾長グレのように鋭い歯を持つ相手にハリをのみ込まれては取れません。また硬いくちばし状の歯を持つイシダイではハリが掛かる部分そのものが限られます。
『磯釣りスペシャル9月号』では、狙った獲物を逃さないためのフッキングをメイン特集に、今秋発売される注目のタックルのインプレッション、フィッシュイーターと対峙する「するするスルルー」またの名「スーパーフカセゲーム」のベーシックハウツー、夏を快適に釣るためのウエアカタログなどを詰め込んでお届けします。
『磯釣りスペシャル』2021年9月号
発売日:2021年7月20日
価格:1,760円(税込)
全国の書店&釣り具店、Webストアで発売中!