マイケルPのバスキャットオープン in ビーバーレイク参戦記【最終回】



マイケルPの今年3回目のアメリカ取材はバスキャットオープン。桐山孝太郎さん主催のアメリカンドリームトーナメントの優勝チームと一緒に、アーカンソー州ビーバーレイクに行ってきたのでその模様をルアマガプラスでお届け。いよいよ大会最終日!

朝から晩までバス釣り漬け。夢のようなアメリカでの日々

バスキャットオープン2日目。結論から言ってしまうと、チームジャパンもチームマイケルP&シェーンも上位入賞することはできなかった。だけどプラクティスから本戦までの4日間、遠く日本を離れた湖でバス釣りに浸れたことが何よりの収穫だと思う。

暗いうちから続々と集まってくるバスキャット。この光景を目の当たりにするだけでも参戦した甲斐がある。
2日目にシェーンがスピナーベイトでキャッチしたウォールアイ。獰猛な顔つきだが、白身でかなり美味な魚。

大会中に遭遇したベテランアングラー。2人とも60歳を軽く超えているが、毎週のように湖に出ているという。あの人たち同じ歳まで、バス釣りが続けられたら最高だと思う。2日目はお昼前から爆風が吹き続けて場所によってはかなり荒れていたが、参加した358艇すべてが無事に帰着した。バスキャットオープンは30年近く開催されてきており、大きな事故は今までないという。

強風をものともせず、キャストを続ける2人。「さっきジャークベイトでキーパーが釣れたぞ!」と声をかけてくれた。
エントリー番号が書かれた木の札をスタッフに渡すと帰着完了。この札はプレゼント抽選会にも使われたけど、何も当たらなかった。

チームジャパンは2日目もキーパーを3尾ウエイインし、85位でフィニッシュ。「とにかく楽しめました!」と2人は口を揃えて言った。「アメドリに勝ったチームが、こうしてアメリカの釣りを満喫してくれて嬉しいよ」とは桐山さん。来年この景色の中にいるのは、この記事を読んでいるアナタかもしれない。

サイトフィッシングメインになるはずが、上流部の濁ったエリアをやり切ったという2人。「バラした魚を全部釣ってたらシングル入賞してたかも」と斉藤さんが言うと、「言うほど釣ってないじゃん」と返す大石さん。実にいいコンビでした。
「楽しかったよ。また一緒に釣りしよう!」と、シェーン。バス釣りは世界共通の言語だと思う。
オレンジのキャップを被っているのがバスキャットの社長、リック・ピアース(Rick Pirece)。大のバス釣り好きで、いまだにボートの開発も彼が行っている。一番右はスティーブ・ケネディ(Steve Kennedy)。バスキャットのサポートプロで、バスマスターエリートの優勝経験もある凄腕。大勢が関わり合って運営されているバスキャットオープン。本当に皆さんお疲れ様でした。Thanks!!!



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