国内外問わず、破竹の勢いで活躍する伊藤巧さん。極めてオールラウンドなマルチプレイヤーである彼が時に主軸として扱うルアーがある。それがトップウォーターである。「極論、ルアーが行きつく先はトップなんですよ」。なぜそう語るのか? その真相を紐解いていく。
見切らせないスピードを活かして、リアクションバイトを誘発!
Don’t Stop! 追わせるからこそ意味がある
広範囲をスピーディーサーチできるジャンルのトップウォーター。しかし、本質は広く探るためではなく、バスに見切らせないスピードによってリアクションバイトを誘発ところにあり。そのため、基本的にはステディリトリーブでの使用がメイン(野良ネズミは例外)。
伊藤さん「止めないジャンルだけに手返しは抜群ですが、魚が追えない時にはとことん出ない。ただ、本気食いさせやすいのでキャッチ率は高いのも魅力です」。
そんな伊藤さんが選んだリアクションバイトにおススメなルアーがコチラだ⇩
TAKUMI的!!リアクション系表層ルアー3選!!
野良ネズミ[ティムコ] スピード×フィネスの究極特化型トップ!
魚を引っ張る力こそ弱いが、エラストマー素材によるスキッピング性能と、オフセットフックによるスナッグレス性でカバー最奥への攻略が容易に。超高速ドッグウォークによるスピードとフィネスなサイズ感は反則級。虫など、小さいエサ捕食している魚は抜群の反応を見せる。
使用タックル
●ロッド:ロードランナーストラクチャーNXS640LS (ノリーズ)●リール:ステラ2500SHG(シマノ)●ライン:完全シーバス1号(クレハ)
トリプルインパクト[シマノ] ウエイクベイトのロングセラー
使用タックル
●ロッド:ロードランナーVOICE HB680M(ノリーズ)●リール:バンタムMGL(シマノ)●ライン:R18フロロリミテッド14ポンド(クレハ)
ボルケーノグリッパー1/2オンス+レディーバランス[ノリーズ] 田辺哲男デザインのロクマルキラー
昨年、アベマTV主催大会、『ワールドチャレンジ』のプラクティス中に釣った60センチ。
伊藤さん「普段は絶対にルアーを口にしないようなバスでした。バズベイトのパワーとスピードだからこそ、獲れた魚でしたね」。